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フランス式バカンス

      2014/08/18

Bonjour! 日仏文化協会の増田です。

梅雨明け間近なこの3連休、みなさんはいかがお過ごしですか?
学生さんは今日から夏休み!という方も多いのではないでしょうか。

フランス=バカンスという図式が成り立ってもおかしくない程、
フランス人たちはたくさんのお休みを過ごしているように思えますよね。
でもバカンスという言葉が定着したのは1936年、まだ80年も経っていません。
それまでは社会党政権下で人々は過酷な労働を強いられており、旧貴族やブルジョワたちだけが長い休暇を楽しんでいたのです。
労働者たちはストライキを起し、多くの犠牲を払った結果、ついに2週間の「バカンス」を勝ち取りました。
フランスの「バカンス」は全ての労働者にとっての権利なんですね。

ヤシの木昼間
日本とフランスとではバカンスの過ごし方が全く違います。
バカンスという言葉はvacantという英語に通じていますが、「空の、中身のない」といった意味です。
つまりフランスでは「なにもしない」のがバカンスの定義。

日本人は短い休暇を活用して、国内や海外で観光しますが、
フランス人は、たとえ2週間という長い期間でも、一般的には一つの場所に滞在し、のんびりと過ごします。
朝寝坊して、散歩がてら買い物へ行き、昼食を作って食べたら昼寝、山や海に出かけ、夕食はBBQ、眠くなったら寝る。
この繰り返し。

ビーチ数名
また、「バカンス」と聞くと、つい“海外旅行”を思い浮かべてしまいますが、フランス人のバカンスは国内で過ごすという人が非常に多いそうです。もちろん海外に行ったり、アクティブに過ごすフランス人もいるようですが、バカンスは何かを楽しみに行くよりも、日常から離れて、リラックスすることが目的のようです。

夏休みの計画がまだの方は、フランス人式バカンスの過ごし方を実践してみるのはいかがですか?
いつもと違う何かを感じられるチャンスかもしれません。

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