カンヌ映画祭をドレスで楽しむ
2014/08/18
Bonjour! 日仏文化協会の森です。
今日は、西から東へと雨模様がどんどん広がるようです。皆さま傘はお持ちですか?
カンヌ映画祭、今年もいろんなことがありましたね!
アメリカ・フェレーラのドレスに顔を突っ込んで逮捕されたジャーナリストがいたかと思えば、ジャスティン・ビーバーは上半身裸で歩いてしまうし、肝心の映画以外でも話題に事欠かないイベントです。
私の一番の楽しみは「ドレス」の饗宴。
こちら、ファッションサイト ELLE ONLINE のカンヌ・ドレス画像集です。↓
以前、セレブご用達スタイリストのリアリティTVを見たことがあるのですが、映画祭前はまさに戦争。
自分の魅力を最大限に引き出してくれる存在として、女優たちから全幅の信頼を置かれているスタイリストのプレッシャーはすさまじいものです。
スタイリストは、女優の好み・肌の色・身長・髪の色、など、多様な要素からこれという数着を選びだします。本番で着るドレスは一着だけれど、試着時には何着か必要なため、美しいドレスは早い者勝ちなんだそう。ステキなドレスは争奪戦となり、世界中の有名メゾンからドレスというドレスが姿を消してしまいます。しかも、各ドレスに対してジュエリーと靴のオプションも用意しなければなりません。
映画祭当日、人気スタイリストは何人かの顧客を持っているのが普通なので、アシスタントと手分けしながら順番にスタイリングにまわります。これがまた分単位の忙しさ!だいたいそういうときに限って、違った女優用のジュエリーを持ってきてしまったり、イヤリングが片方なかったり、女優が突然「この靴ヤダ」と言いだしたり・・・・とハプニング続出です。
スタイリストの苦労あって、この華やかな映画祭が幕を開けられるのですね。そして乗り切ったあとも、まだ気は休まりません。翌日の新聞・雑誌のドレス評価は、すなわち、スタイリストの評価。まかりまちがっても、ゴシップ誌の辛口コメントなんか書かれたら大変です。
今年のカンヌ、私はブレイク・ライブリーのボルドー色のグッチのドレスがとてもすてきだと思いました!皆さまはお気に入りのドレス、ありましたか?
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