フランス留学体験談

フランス留学

フランス留学体験談>第5期奨学生>中西様ディジョン4

第5期奨学生の留学体験レポート

 

西様のボルドーレポート1

 

カンコンス広場
トラム
ブルース広場
ボルドー市内

 

ボルドーの市内

ボルドーの市内は、こじんまりとしています。ですので、3日程度あれば、どこに何のお店があるか等、把握することができます。どこにでも歩いていけますが、街中にはトラム(路面電車)が走っていて、頻繁に運行しているので、交通の便もいいです。


市内を観光する際は、大劇場、カンコンス広場の噴水、サンタンドレ大聖堂なども素晴らしいですし、Jardin Publicという巨大な公園もあり、お昼をのんびりと過ごすには最適の場所でした。

 

また、ブルース(証券取引所)広場前には、暑い夏を払拭するために、miroir d'eau des quaisという水の鏡ができていました。ここでは多くの人が、靴を脱いで足を水につけて涼んでいました。
地面から水が湧き出る仕組みになっていて、地上僅か1cm程の水面が広がる光景は素敵でした。また、時に霧が噴射され、辺りが霧に包まれると、そこだけ不思議な空間に早代わりします。

 

ボルドーでのシャトー見学

BLSアクティビティー シャトー・オーブリオン1 シャトー・オーブリオン2

 

今回ボルドーを留学先に選んだ理由の1つに、「シャトー見学」があります。今まで勉強したワインについて、この目でシャトー見ながら、知識を深めたかったためです。週1回はシャトー巡りをしましたが、実際に私が利用した機関は、以下の2つです。

 

1、日本人用の日帰りツアー
このツアーでは、私が行きたかったシャトーを1日でたくさん回ってくれる上に、試飲付シャトー見学をする際、とても丁寧に説明をしてくださるので、ワインの勉強に役立ち、大変ありがたかったです。

 

2、学校で行われる課外活動
同じ学校の生徒と一緒にシャトー巡りをし、フランス語で説明を受けます。ワイン用語をフランス語で聞くことが出来、フランス語の勉強になりました。

 

2つのツアー共、シャトー見学後には、ワインの説明を受けながら試飲が出来ました。
また、私の場合、ボルドー短期滞在という時間制限があり、行きたいシャトーが限られていたので、残念ながら都合が合わず利用できませんでしたが、観光局でもワインツアーを催行しています。


こちらでも1日で2~3つのシャトー巡りが可能です。(フランス語での解説付き)
フランス語の勉強には、とてもいいツアーだと思います。

私がボルドーに滞在した8月末~9月初旬は、ちょうど葡萄収穫直前の時期で、シャトー内は、収穫準備に大忙しでした。貯蔵庫で樽を移動させていたり、新樽を製造していたりと、普段では見ることができない場面に遭遇できました。
また、たわわに実った葡萄を目にし、シャトー見学の際には味見までさせてくださいました。
おいしいワインの葡萄は、葡萄本来もおいしいもので、とても甘く、忘れられない体験となりました。