日仏文化協会 公式ブログ

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体験レッスンでどんな変化が得られるか

      2014/08/18

こんにちは!日仏文化協会の森です。

何か新しく買いたいときやスタートしたいとき、「試食」や「無料体験」などのトライアルをされる方が多いと思います。日仏文化協会でも、毎日フランス語の体験レッスンのためにいろんな方々がいらっしゃいます。
 
今日のブログでは、体験レッスンをするとどんな変化が得られるか、についていろいろ考察していきたいと思います!
 

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「嗅覚」で感じる
 
ウェブサイトを見たり、パンフレットを読んでいる間は「視覚」を使ってどんな学校かを感じています。また、電話で問い合わせた方は「聴覚」で感じています。
 
体験レッスンにお越しになると、それに「嗅覚」が加わります。
 
よく「学校の雰囲気が気に入った」という理由で入校する方がいらっしゃいますが、この方は「嗅覚」でもって学校との相性の良さを感じ取られたのだと思います。別名「=直感」と言えるかもしれませんね。
 
日本語からフランス語への境界線を越える
 
フランス語初級の方でも、昔習っていた方でも、短い体験レッスンの間に日本語で考えない時間が生じます。体全体を使ってフランス語を話そうとするなか、束の間、ここが日本であることを忘れてしまいます。
 
語学を習得するスピードは、このように感覚がスリップする瞬間が多ければ多いほど速いのだそうです。語学の習得は必ずしも長い時間が必要なわけではありません。それよりも「濃密」であることと、スリップの瞬間の「発見」のほうが大事なのではないでしょうか。
 
日常を離れる
 
体験レッスンを終えて帰る方は、だいたい来たときとは違う表情で帰られます。たいがいは少し饒舌になってお帰りになります。
 
仕事や勉強でフランス語を日常的に使っているという方はごく少数です。フランス語で考え、フランス語で会話する数10分というのは、それだけで新しい冒険なのです!
 
違う脳細胞を使う
 
最近の脳科学の研究では、人の脳は、言語ごとに違う「ことば回路」を使うのだそうです。日本語でつかう回路とフランス語で使う回路は異なるので、それぞれを鍛えていくことで脳はより健康になるとも考えられているのだとか。
 
新しい言語を習得すると脳は瞬発力が鍛えられるとのこと。外国語会話とは、キャッチボールのような脳のスポーツなんですね。
 
人は変わりたくないと思っている
 
心理学では、人間は誰しも変身願望があるけれど、一方で新しいことをするのが億劫になる「非変身願望」も同時に存在すると言われています。変わりたくないという潜在意識が優位にある限り、人はいつまでも変われません。
 
そんなとき、人は「こうなりたい」という非日常の刺激を得ることでぐっと変身願望優位になるそうです。体験レッスンという非日常は、自分の成長願望を後押ししてくれる、スパイスみたいなものかもしれません。
 
 
・・・以上、今日は、体験レッスンを通して得られる新しい感覚について、まとめてみました!
 
ときどき、体験レッスンの終わりに「フランス語をやりたい理由をもう一度考えるきっかけになった」とおっしゃる方がいらっしゃいます。
 
フランス語自体はコミュニケーションの「ツール」にすぎません。だからこそ、フランス語が上達したときに得られる背景(例:どんな旅行をしたいか、どんな仕事をしたいか、どんな映画を楽しみたいか、など)を考えるのが、体験レッスンの一番大事な「効能」かもしれませんね!
 
 
 
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