フランスワイン留学

フランスワイン留学

「充実したプログラムとテイスティング設備の整った環境での講習でした」

  • 杉本 登貴男 様

    フリーランスの翻訳・通訳者、会社員を経て、フランス語の全国通訳案内士として活躍中。テイスティング技術コースを受講。

  • CAFA Formationsの授業風景
  • シテ・デュ・ヴァン(ワイン博物館)の外観

ワイン大学/シュズ・ラ・ルス ワイン・テイスティング技術コース

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私は現在フランス語のツアーガイドをしており、ワインの仕事に携わったことはありませんが、ワインは好きでワインエキスパートの資格も取り、フランスのワイン産地にも何度か足を運んだことがあります。何かの形でワインの仕事に携わることができればという願望もあり、ツアーガイドのオフシーズンを利用して、ワイン大学のテイスティング短期講習の基礎編を受けてみることにしました。時期は1月末、期間は4日間。1日7時間、4日間で28時間の講習でした。
ワイン大学はボルドー大学のようないわゆる「大学」ではなく、ワイン関連専門の職業訓練学校のような機関で様々な講習を行っています。私が受けた短期講習は受講者が私を入れて21名で、私とベルギー人の女性一人を除いて全員フランス人。しかも、ほとんどがワインの仕事に携わっている人たちでした(ワイナリーのオーナー、近隣のワイン協同醸造所の従業員など)。
講習は毎日レクチャーとテイスティング実習があり、テイスティングしたワインは4日間で35種類。充実したプログラムとテイスティング設備の整った環境での講習でした。最終日に修了書を渡された時は、参加者全員が盛大に拍手をしてくれました。遠い日本から来てよく頑張った、といった感じでしょう。ただ、滞在環境については冬場だったため近くにホテルなどの宿泊先を見つけることが難しく、7km程離れた町のホテルに部屋を借りて毎日自転車で通いました。次回上級編を受講するときは、レンタカーの利用も検討しようと考えています。