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フランス長期留学

フランス長期留学

滞在スタイル

日仏文化協会では研修校の付属宿舎や提携している宿舎以外に、長年その土地に住む現地日本人スタッフが自分の目で確認の上、見学し選定していた宿舎を数多く紹介しております。住まいはフランス留学を成功させる重要な要素のひとつです。メリット、デメリットを把握し、担当カウンセラーに相談の上、自分にあった住まいを選びましょう。

大学学生寮(Cité U)

公的機関CROUS(地方学生・生徒生活センター)が運営しており、その都市の大学に在籍している学生用の経済的な寮です。部屋は簡素でトイレ、シャワー、キッチンを共同使用するものから、近代的なステュディオタイプまでさまざま。立地条件も大学によって異なります。入寮は主にフランス人学生および政府給費留学生が優先されますが、大学付属の語学学校の留学生が利用できる場合もあります。近年は登録もすべてオンライン化しており、保証人申請や住居保険加入なども並行して必要となります。日仏文化協会の留学プログラムに申し込まれた方で、大学学生寮への入寮を希望される場合は、日仏文化協会が登録手続きを代行します。
大学学生寮(Cité U)

ミッション系寮

キリスト教系団体が運営する寮で、対象は高校生、大学生以上、その多くは年齢制限を設けています。定員が20-30名~200名弱まで様々ですが、他のタイプの寮と比べるとこじんまりしていて、申込受付からすぐに満室になることもあり、早めに申込みされることをおすすめします。トイレ・シャワー・キッチンは共同のところが多いですが、大型の共同キッチン、学習室、リビング、ランドリールームなど寮生が自由に使える設備が整っています。
また最近ではトイレ、シャワーが室内にあり、より独立性が高くなっている寮も増えています。寮則もありますが、寮長やスタッフがアットホームな雰囲気を保つよう心がけていて、寮内の他の学生との交流の機会も多く、教室以外でフランス語を話す機会が増えるという利点もあります。女子寮のほか、男女ミックスのタイプの寮もあります。
ミッション系寮

一般寮

学生専用というわけではなく、フランス人や外国人がさまざまな目的で利用している民間経営の宿泊施設です。寮の規模が大きく、24時間自由に出入りできるのが一般的で、一定の寮規はあるもののミッション系と比べると緩やかです。
一般寮

学生レジデンス

運営母体により入居者を学生のみに限定しているところと、社会人の方も滞在しているところがあります。近代的な作りで、家具付き、トイレ・シャワー・キッチン・Wi-Fi完備で、ワンルームの間取りのところが多いです。入居時期が定まっているところも多く滞在していない期間の家賃も支払う場合もあります。
学生レジデンス

ステュディオ

家具付きのワンルームマンションが多いですが、立地、広さ、設備により家賃の上限下限もさまざまです。
ベッド(またはソファーベッド)、机・椅子、ミニキッチン、シャワー・トイレがあり、ステュディオの場合は洗濯機がないことも多く、クーラーも一般家庭にはほとんど普及していません。光熱費やインターネット接続費は長期貸し物件の場合は含まれていない場合も多いため、ご自身での契約が必要となります。 フランスは古い物件が多いため、水漏れや設備故障のトラブルなどが少なくありません。共同住宅なので、フランスの生活ルール(シャワーは夜10時までに浴びる、騒音を出さない、住居内でのあいさつ、ゴミ出し等)を守らなくてはならず、その建物に住む住人としての心がけが必要です。
ご希望に応じて立地、間取り、浴槽や洗濯機の要否、駐車場の有無などのリクエストを伺い、現地の物件担当スタッフが探します。可能な限り物件を見学し、画像を含む見学レポートをご案内の上、物件を選んでいただきます。
ステュディオ

貸し部屋

アパルトマンや一軒家の一室を借り、トイレ、シャワー、キッチンなどは家主と共同で利用するのが一般的です。光熱費は家賃に含まれている場合が多く、ステュディオより割安感があります。食事が提供されない分、ホームステイより独立性は高いのですが、ステュディオとは異なり、家族との決まりごとを配慮しながら生活する必要があります。
貸し部屋

ホームステイ

フランスの一般家庭に滞在するので、現地の生活や文化に直接触れることができます。個室が確保されていますが、浴室、トイレはご家族や他の留学生と共同で使用するのが一般的です。食事は朝夕2食付きのところが多く、朝食は各自予定に合わせてパンと飲み物といった簡単な食事をとりますが、夕食は家族と一緒に食べるので、フランス語を使用する良い機会となり、日常的に使用する表現を覚えることができます。家族構成は一人暮らしから大家族まで様々で、アジア系やアフリカ系など多様な出自を持つ方がいるのもフランスのホームステイの特徴です。早い時期に申し込みいただいた方には日仏文化協会が長年提携しているファミリーをご紹介することも可能です。
ホームステイ