岡崎記子様 アンジェ留学

マダムのことが大好きで、お別れが悲しかったです

留学に行く前はとても不安で、早く日本に帰りたいと考えてしまうのかな…など心配なことが沢山ありましたが、実際に行ってみると、日本に帰りたいと思うことがないほど充実した1ヵ月間を過ごすことが出来ました。

私はホストファミリー(マダム)にとても恵まれていたと思います。初日は緊張していてフランス語が全然話せず、そこから数日間はお互い携帯の翻訳を使って会話をしていました。そのうち慣れてきて、翻訳を使わないように頑張っていると、マダムは私のペースに合わせ何度もゆっくり、理解するまでお話ししてくれたり、夕飯の時に単語クイズを出してくれるなど、フランス語を沢山教えてくれました。そんなマダムのおかげでフランス語は少しずつ上達。翻訳を一回も使わなかったときの達成感は今でも覚えています。

また、マダムの作ってくれるお食事は変化に富み、手が込んでいて、本当にどれも美味しかったので、持参した日本食の出番はありませんでした。特に印象に残っているのはグラタンとクロックムッシュ。美味しいお料理と優しいマダム、夕食は和やかで楽しい時間でした。

アンジェ市内をマダムと散歩

週末に私が友達と出かける時や、エクスカーションの時などは駅や大学まで車で送迎してくれました。そのほかにも、一緒にマルシェに行ったり、私の友達も連れてアンジェを案内してくれたりと、ここには書ききれないほど、本当に優してしてくれたマダムのことが大好きで、お別れが悲しかったです。

私が留学したアンジェ・カトリック大学は校舎が綺麗で優しい先生が多かったです。クラスは約20名中、11人が日本人と少し日本人が多かったのですが、会話中心の授業で、質問にもしっかり答えてくださるので、とても満足しています。
学校のエクスカーションでモンサンミシェルに行きましたが、かねてから一度は訪れたいと思っていた場所だったので、とても感動しました。また、留学する前のフランスはとても治安が悪いイメージだったのですが、アンジェはとても生活がし易く、町の人が優しかったです。

帰国して数か月が経ちましたが、今でも大好きなフランスに戻りたい気持ちでいっぱいです。次フランスに行った時にマダムの所を訪れて、お話がたくさん出来るのを目標にして、これからもフランス語の勉強を頑張りたいと思います。