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岡 あゆみ様

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>>ピッコロ・フルート

岡 あゆみ様

私の興味は、音楽や美術の創作とその手法や考え方にあります。東京の専門学校では友達とバンドを組み、ロックやジャズ、オルタナティブ・ミュージックを演奏しました。

 

バンドでは、ボーカルを担当し、ギターやフルートを演奏していました。作品を録音する時には、フィールドレコーディング(屋外で効果音を録音したりすること)とピアノの演奏を合わせたりもしています。また、クラシック音楽も好きです。私が音楽に惹かれたのは、小学生の頃にモーツァルトの伝記を読んだのがきっかけでした。自分でピアノを勉強し、中学の部活でフルートとピッコロを始めました。母親がフルートを吹いていたので、その影響もあったかと思います。音楽の作曲創作活動が、 私の一番やりたいことです。しかし、まずは一つの楽器で自分を表現できるようになりたいと考え、私は特にピッコロを吹くのが好きなので、現在、パリ郊外の音楽院でピッコロを習っています。

 

こちらの授業に参加して驚いたのは、学生達からの先生への質問の多さです。音楽の授業も語学の授業もそうですが、それほど多くの質問がどこに眠っているのかと驚く程です。会話の中で常に質問が発せられている感じです。色々な国籍の人と接する機会が増えましたが、お陰で自分の人間性が非常に広がったと感じています。


音楽院では、フォーマシオン・ミュージカルの授業もとっています。ソルフェージュ、音楽理論、和音の学習、曲の分析などがあります。フランス語での授業ですし、苦労はしますが、その分自分の知識が広がり、大変役に立っています。ピッコロの練習は毎日欠かさず行います。先生からは1日2時間ちょうどを練習する様に言われていますので、それを守るようにしています。

 

私はフランスに来てから学校を選びたかったので、ワーキングホリデービザで渡仏しました。ワーホリビザは、1年間という期間限定ではありますが、学校が決まっていなくてもまずビザを取得して渡仏することができます。それからやりたい事を自由に選んだり、仕事先や学校を探せるところが一番の魅力だと思います。フランス語もきちんと身につけたかったので、最初の数週間は毎日語学学校に通い、集中してフランス語の勉強をしました。その会話学院には、日本語を習いに来ているフランス人も通っているため、その人達と会話をする機会をもつことができたのが、とてもよかったです。

日本の社会は、全てにおいて安全で清潔ですし、とても整っていると思います。日本を離れた事で、日本の良いところが見えるのかもしれません。半年程前に旅行でマルセイユを訪れた時、地下鉄でiPhoneの盗難にあってしまいました。パリに来てからは、鞄はきちんと閉めていますし、財布も大きなものは持たない様に注意し、現金もほんの少額を持ち歩く程度にしています。そのお陰か、パリでは幸いまだそのような経験はありません。

 

先日は、シャトレ座に初音ミクのオペラを聞きに行きました。クラシックでは先生に勧められて、世界的ピッコロ奏者ジャン=ルイ・ボーマディエ氏のピッコロの演奏会にも行きました。パリに滞在している間に、多くのことを学び、感覚を磨き、留学の全ての経験を今後の活動に活かしていきたいと思っています。