フランス地方案内
サントル・ヴァル・ド・ロワール
280km、800k㎡にわたるロワール川流域は、「今に生きる文化的景観」としてフランスで最も広大なユネスコの世界遺産です。国王や芸術家などの歴史上の人物たちが温暖な気候と豊かな自然に恵まれたロワール川に魅せられ、その川岸に住みました。この地方の中心都市トゥールは、ロワール古城観光の起点、現在は学生都市として発展。ルネッサンス形式建築の最高傑作のシャンボール城、17世紀の装飾をそのまま残しているシュヴェルニー城、ロワールの真珠と謳われるアゼ・ル・リドー城などの城が、フランスの華麗な歴史を今に伝えます。有数の農業地帯でもあり、りんご菓子タルト・タタンはこの地方発祥、ワインの産地としても有名です。