フランス留学体験談

リヨン・パリ留学

リヨン・パリ留学　石山なるみ

今回、フランスに留学するにあたって、私はリヨンとパリの2都市に留学することに決めました。地方と都会の違いを知りたいというのが大きいですが、リヨンでは語学学校に通い、語学力の向上に専念する予定です。パリでは、ソルボンヌ文明講座に参加して、自分の興味のある、フランス文化や歴史について学ぼうと思っています。また、パリには美術館が多いので、自分の専門であるフランス史について、美術という側面からも学ぼうと思っています。
次に、私の今回の留学での目標についてです。目標としては3点あります。
　1点目ですが、もちろんフランス語力の向上です。私は将来、日仏文化交流に関わる仕事がしたいと考えています。目下のところはワインの流通事業に携わりたいなと考えています。そのためには、フランス語をビジネスレベルでも使いこなせるようにならないといけないと考えていますし、せっかくフランスにいるのだからワインやチーズについても学びたいなと考えています。先ほども言いましたが、リヨンは学生が多い町なので、フランス語を学ぶには適している場所だと思っています。今まで英語は中学・高校と学んできてある程度は使えるレベルとなってきましたが、フランス語に関してはまだまだ使えるレベルにはなっていません。将来フランス語を使う仕事をしたいと考えているならば、もっともっと頑張って自分の語学力を向上させたいと思います。
　2点目ですが、自分の大学の研究に生かしたいと考えています。大学では、フランス文化のゼミに所属しており、フランス史について専門的に勉強したいと考えています。さらに、ゼミで絵画についても勉強したのですが、絵画の勉強もとても面白く、歴史と美術は密接に関わりあっていることから、絵画からみた歴史というのも面白いのではないかと考えています。ですので、パリに滞在している時は、多くの美術館に行ってたくさんの絵画を見て学び、文明講座で多くの知識をつけ、研究に生かしていきたいと思っています。
　3点目に、JAPAN EXPOに挑戦したいと考えています。私の先輩が参加しているのを見て、興味を持ちましたが、日仏文化交流に関わりたいという自分の目標にも適していますし、何よりフランスで働くという経験は今後の自分にとって有益なのではないかと考えています。フランス語を使って、フランス人とともに働くというのはどういうことなのかを経験したいと考えています。
　以上の3点を目標に、フランス留学を過ごしていきたいと思っています。今まで大学生活では、部活動のチアリーディングに中心をおいていましたが、引退をきっかけに今までよりもさらに集中的にフランス語や文化を学びたいと思っています。大学で初めてフランス語を学んできましたが、今のレベルでは大学でフランス語を学んできたとは言い難いレベルですので、この留学を通して、自分が胸を張ってフランス語が使えるように頑張っていくつもりです。少しですが、私の留学の様子をレポートさせていただきますが、少しでも読んでくださる方の手助けになると嬉しいです。よろしくお願いします。