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第7期奨学生の留学体験レポート

 

第7期奨学生-小原様へのインタビュー2

 

C-6-12校に入学されて2ヶ月が経ちましたので、小原まなみさんに学校での授業の様子を中心にインタビューさせていただきました。特にC-6-12校に入学を希望していらっしゃる方は必読です!

 

Q:授業時間・科目(固定している場合)について、お教えてください。また、授業後のスケジュールも簡単に教えてください。

1年生は月火水金(休み:木土日)で月金は9h~16h、火水は9h~13hとなります。
授業後は、何か終わってないことややりたいことがあれば学校に残ります。
そうでなければ早く終わる日は家に帰って昼食を取り、何か必要な物があれば買い物に行ったり少し昼寝をしたり・・。後は課題に費やします。

 

Q:学校について

1.クラスの生徒数は何人ですか?また、そのうち日本人留学生は何人ですか

1年生は全部で8人、日本人は私を含めて2人です。
因に2年生は5人、3年生は6人で、全体で日本人は8人です。

 

2.授業の形式は?(講義形式のものがある/無い、実技メイン、先生が使う言語など)

月に2回だけある服飾史の授業は講義式ですが、それ以外は説明を受けながら自分たちで作業をしていく形です。少人数なので先生が回ってひとりひとりアドバイスをしてくれます。
言語はほぼフランス語です。校長のオリヴィエは日本語も少し織り交ぜてくれますが。

 

3.今一番楽しい、勉強になる授業は何でしょう?

やはり自分は作ることが好きなので、モデリスムの授業が一番楽しいです。クロッキーやデッサンの授業も楽しいです。

 

4.今一番難しい、厳しい授業は何でしょう?

課題内容も含めてスティリスムの授業が大変だと感じます。

 

5.宿題、課題は出ますか?出るとしたら、どれくらいの量でしょう?

日々の宿題は大したことないです。が、月1回程の頻度で1つのポートフォリオ(自分で決めたテーマに沿って、色・素材・製品・シルエット等を入れる)を作るのですが、それが大変です。前回は初めてで要領を得ていなかったということもあって提出日前の3~4日はずっと徹夜でした。

 

Q:日本と違って困ったこと、驚いたこと、逆に便利と感じたもの。

郵便や宅配制度は不便ですね。時間指定とか出来ないので。あとstudioのお湯が限られているのでバスタブがあってもお湯に浸かれません・・。あと先日ついに水漏れが起こりました。水道管が細いので髪の毛等にかなり注意を払わないといけませんね。
前回も書きましたが交通は便利です。imagineRという学生用のパスは、週末とバカンス時は全ゾーン無料で回れます。

 

Q:今日本に一時帰国するとしたら、“絶対買って帰りたい”と思うものは何ですか?

こちらで手に入らない裁縫道具等です。裁縫道具は日本のものが一番よく出来ていて種類も豊富なようで、こちらでも日本のメーカーのものがそのまま売ってます。
あと100円ショップとユニクロと無印でいろいろ買い物したいです笑。(ユニクロ無印はこっちにもありますが高い!)

 

Q:学校に行っている以外のお気に入りの時間の使い方は何ですか?

最近は寒くなって来たので家でゆっくり過ごすことが多いですが、天気がいいときはふらっと散歩がてら美術館に行ったり、FnacやBook-offに行ったりすることが多いです。

 

Q:パリでモード留学をして、良かったと思う点、思っていたのと違うな?という点は何ですか?

先日、tsumorichisatoとzucca のパリコレのフィッターをさせてもらったことです。ツモリではお直しもさせてもらいました。ボタン付けや微調整のみの仕事でしたがとても面白い経験でした。
その際にツモリの社員さんに「今までやってもらった子の中で一番縫い方うまいよー」と言ってもらい、独学でもやっていた甲斐があったなぁと嬉しく思いました。その方も学校の先輩も口を揃えて言うことですが、こちらの学校では技術的な事はあまり手取り足取り教えてくれないので、ボタン1つもろくに付けられないモード学生が多いようです。
まぁ事前に聞いていたことなので、とくに失望したことはまだ無いです。

 

ありがとうございました!