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第7期奨学生の留学体験レポート

 

第7期奨学生-小原様へのインタビュー

 

今季2人目の奨学生でいらっしゃる小原まなみ様にインタビューさせていただきました。


小原まなみ様略歴:都内の私立有名大学で美学美術史を専攻。早くから留学を意識し、フランス語は大学の第2外国語からスタートし、TCFのB 1レベルを取得するまでに。22歳。

 

Q :“ファッション”に興味を持ったのはいつごろですか?何かきっかけはありますか?
A :幼いころから母親がよく服を作ってくれたので、その影響で「服」というものに興味を持っていました。いわゆるファッションに興味を持ち始めたのは中学生くらいでしょうか ?

 

Q : 大学では関係はありますがアカデミックなお勉強をされていましたが、新たにモードを勉強しようと思った理由は何でしょうか ?
A :新たに、というよりはずっとモードの勉強がしたかったんです。やるからには専門学校で、と思っていたので、大学では少しでも関連ありそうな美術史を専攻しました。美術史といっても歴史だけでなく、美術・美に対する観念的なことも勉強できたのでとても参考になりました。

 

Q : 好きなデザイナー、憧れのデザイナーはいますか ?
A :Martin MARGIELAです。


Q :“留学”を意識し始めたのはいつごろですか ? また、英語圏や他のヨーロッパの国ではなく、なぜフランスを選ぶことになったのでしょうか? 
A : ファッションの勉強をしたいと思ってからずっと留学したいと思っていました。なぜフランスかというのは確固たる理由はないのですが、自分の中でファッション=パリ見たいな考えがあるのは確かかです。

 

Q : 留学を決めて、何か準備を始めたことはありますか?(語学、資金面など)
A :語学ではより日常会話に重点を置くようにしています。フランスのファッション雑誌を読んだりもしています。また、金銭面では少しでも足しになるようにアルバイト中です。

 

Q : 小原さんはフランス語がかなりお出来になりますが、なにか“コツ”はありますか ?また、どのようなお勉強をなさいましたか ?(使ったテキスト、観たり、聞いたりした番組、ポッドキャストなど)
A :基礎的な文法は大学の第二外国語で。研究分野から仏語文献を読むこともあったのでそれが勉強になったと思います。最近はドラマや映画、ニュース、雑誌、ラジオなどあらゆるものに手をつけています。でも、まだまだ辞書は手放せません…。

 

Q : 小原さんがC-6-12校への入学を決めた決め手は何ですか ?また、入学してぜひ学びたい技術、分野は 何でしょうか?
A :少人数制で、初めてのデザインの勉強をするのに最適、という点です。入学したら立体裁断を極めたいです。

 

Q : 日仏文化協会の “専門留学プログラム“に参加された理由は何でしょう?ご自身で留学を準備しようと考えたとき、一番ネックになったのは(もしくはサポートがついていて魅力的に思えたのは)どの部分でしょう?
A :やはり充実したサポート内容です。ビザや入学の手続きや住居探しをすべてお任せできるところや、現地にもスタッフの方がいるというのは初めて海外生活をする者にとってはとても心強いです。

 

Q : 奨学生に応募した理由は?
A :専門留学に対しての奨学制度は他では見かけなかったので...これも日仏文化協会を選んだ決め手の一つです。モード留学でのレポートはまだないようなので、今後の参考になればうれしいです。
(注:第7期で鈴木勇輝様と共に、初の専門留学のレポートをお願いすることになります !)

 

Q : 1年間の留学後の予定は ?また、現時点で何年間留学する予定ですか ?
A :現時点では最低でも2年と考えています。

 

Q : 留学後の予定(希望)は?どのような分野のお仕事をしたいとお考えですか ?
A :今のところは帰国し、日本で就職しようと思っています。実際に作る現場に携われる仕事がしたい。経験を積んで最終的に自分のブランドが立ちあげられれば、と思います。

 

Q : これからファッションデザインを学ぶ学生として、フランスそしてパリとはどのように映りますか?最大の魅力は何でしょう ?
A :パリと言えば華やかでおしゃれ、というイメージが強いですが、実際に生活するとそのようなきれいな面ばかり見るわけにもいかないと思うので、そういう風に見ることはしないようにしています(笑)。真似物や偽物に囲まれている私たちにとっては、本物がたくさんあるという点が魅力的な街だと思います。

 

ありがとうございました!