フランス留学体験談

フランス留学

フランス留学体験談>第17期奨学生

第17期奨学生の留学体験レポート

 

谷口 楓様 カーン留学レポート

 

学校や街、滞在先の第一印象

カーンの市庁舎
カーンの市庁舎
カーン城
カーン城
同じ階のフランス人とキッチンで
同じ階のフランス人とキッチンで

 

カーンの街について

私は現在カーンに留学しています。カーンは学生が多い街です。中心街から学校・寮にかけては治安が良く、スリの被害等も聞いた事はありません。しかしカーン駅周辺は中心街から少し離れており、夜はあまり雰囲気が良くないため一人では歩かない事をおすすめします。総合的に見てカーンは非常に治安の良い街だと思います。

 


カーン大学について

カーン大学はCampus1からCampus5に分かれており、語学学校はCampus1にあります。語学学校のある建物は新しく、とても綺麗で快適に過ごす事ができます。図書室には自由に使えるパソコンがあり、Wi-Fiも使用できます。キャンパス内には様々な人種の学生がおり、晴れの日は学内の芝生に座って談笑している学生も多く、穏やかで良い雰囲気です。

 

 

滞在先について

私の住んでいる寮はCampus1からトラムで10分程のところにあるCampus2にあります。とても新しく綺麗な寮で、それぞれの部屋にトイレ・お風呂・冷蔵庫付いていて、有線でのパソコンの使用が可能です。各階に共同のキッチンがあります。ラウンジにはお菓子と飲み物の自動販売機・ビリヤードがあり、Wi-Fiも使えるので夕方から夜にかけて人が集まって来ます。ラウンジや共同のキッチンは良い交流の場となっており、フランス人はもちろん様々な国籍の友達がたくさんできました。寮の管理人の方の配慮で、日本人同士が同じ階にならないよう振り分けられています。
またこの寮には自習室・パソコンルーム・テレビルーム・パーティルーム・コインランドリーがあります。
寮から徒歩5分くらいのところに大型のスーパー(Carrefour)があり、生活に必要な物はここでほとんど揃います。

 

 

 

 

クラス分けテストについて

留学前の6月頃にカーン大学のオンラインテストを受け、カーンに到着後9月中旬に筆記のテストが行われました。既に3つのグループに分かれおり、それぞれのグループごとで異なった内容のテストを受け、その結果でさらにクラスが振り分けられます。クラス分け後1週間はクラス調整の期間となっており、授業を受けてみて自分に合っていないと思った場合は先生と相談の上クラスを変更する事ができます。
今期のクラス構成はA1:1クラス、A2:3クラス、B1:3クラス、B1+:2クラス、B2:2クラス、C1:1クラスです。

 

 

クラスの紹介

クラスメイトとパリで
photo
クラスメイト
photo
授業中

 

クラスメイトについて

私は現在A2の一番上のクラスにいます。
わたしのクラスの構成は、日本人2人、韓国人2人、中国人4人、イタリア人1人、ドイツ人1人、アメリカ人1人、ブルガリア人1人、ウクライナ人1人、イラク人1人、インドネシア人1人で、男女比は男性2人・女性13人の合計15人です。
クラスのほとんどが大学生です。大学生以外には高校卒業後すぐにフランス語を学びに来た人、大学卒業後フランスでマスター取得のためにフランス語を学んでいる人、フランス人と結婚してフランスに住んでいる人、中年の人など様々な目的の人たちがいます。
クラスの雰囲気はとても良く和気藹々としていて、お昼休みにはみんなで学食を食べたり、バカンスは一緒に旅行したりと楽しく過ごしています。

 

授業の進め方

授業は4教科あり、オーラルコミュニケーション(週5コマ)、発音矯正(週2コマ)、文法(週3コマ)、フランスの文化と社会(週2コマ)です。
オーラルコミュニケーションと文法の授業で同じ教科書を使用し、オーラルの授業で行った単元に出てきた文法を、文法の授業で勉強するといった進め方です。
欧米出身のクラスメイト達はやはり理解のスピードが早く、そのペースに合わせて授業が進んでいくため私にとっては少し早く感じますが、先生は授業の節々でみんなが理解できているかを確認して解説してくれます。