フランス留学体験談

第13期奨学生の留学体験レポート

フランス留学レポート　CAVILAM (Vichy)　

Vichyの街

駅に降り立った第一印象はとにかく気持ちのいい気候。日本のむしむしとした猛暑の記憶など一瞬で吹き飛んでしまいました。太陽は暖かくて、空気はカラッとしていて、空は青い。そんな青い空に白を基調とした建物が映えてとてもきれい。一瞬でvichyの街が気に入りました。

ステイ先から学校までは徒歩５分程度で、ほかにも主要なところは歩いて回れるほどのこじんまりとしたかわいい街。旧市街にはl’eglise st-blaiseという割と新しい教会があって、天井画やステンドグラスに感動。また川沿いの大きな公園には、犬の散歩をする人、ジョギングする人、ベンチでのんびりご飯を食べる人、とゆったりとした時間が流れています。また、小さな街ですが、買い物するには困らないだけの店もあり、日曜日にも空いている店が多いです。日曜日はもっと静かなイメージでしたが、保養地だけあって、午後にもなるとフランス人の観光客らしき人がどっと押し寄せて街の中心部はとても賑わっています。

CAVILAM
８月の初めはバカンスシーズンだけあって非常に多くの入学者がいました。特に多いのがブラジル人、中国人です。授業は午前と午後とたっぷりあります。　人数はだいたい１クラス１０人前後といったところで、やはり中国人が多かったです。午前の授業は文法＋エクスポゼやグループワークが中心です。午後の授業は選択制のアトリエで、私はオーラルを選択しました。他には、文明講座、語彙、文法、大学準備などなど。。。オーラルの授業では、主にゲームをすることが多いです。面白かったのは、警察役と容疑者役に分かれて尋問をするゲームです。質問を考えるのが結構難しいのですが。そのほか、発音矯正のために早口言葉などもやりました。

放課後
授業後には毎日何かのアクティビティーがあり、スポーツ、乗馬、映画、劇、半日小旅行等があります。私は午後の授業が終わると、街でウィンドーショッピングをしつつ、お気に入りのパティスリーでお菓子を買って公園で食べてから家に帰ります。（これも勉強なので）

夕食まで宿題をして、夕食後に映画などの夜のアクティビティーに参加することが多いです。また、毎週金曜日の夜にはソワレ（パーティー）があって、町はずれのクラブでみんな飲んでダンスしてとても盛り上がります。そのほか、各国の人が主催するソワレもあり、私はメキシコ人のソワレに行きましたが、盛り上がってくるとみんな踊り始めてすごい熱気です。踊り方がわからなくてもなんとなく雰囲気で真似て動いて大いに楽しめました。また、夜のアクティビティー帰りに公園の横を通るとたまにマルシェが出ています。近くには小さなメリーゴーランドがあり、楽器を演奏する人もおり、昼間と違う賑わいを見ることができます。