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第11期奨学生の留学体験レポート

 

留学レポート3


1) しばらく居住して思う滞在中の町について教えて下さい。

 

Dijonはとっても小さいまちで、一日あればだいたいの観光スポットは巡れます。町の雰囲気はと言いますと、パリとは比べモノになりませんが、適度な賑やかさで、ほんわかした感じです。パリほどごちゃごちゃしていないし、汚くもありません。さっぱりしているけれど、どこか温かい、そんな感じの町です。フランスの市民生活を垣間見たいのであれば、Dijonをお勧めします。観光地観光地!していません。町にはたくさんのレストラン、カフェがあって、お気に入りのカフェを探すのが楽しいと思います。

 

 

2) 滞在都市でのお薦めスポット、お店等について教えて下さい。
お薦めカフェはここ、「Cafe de Moyance」。大通りに面していないので、値段も高くないし、いつも満員!というわけではないのでくつろげます。音楽のセレクトも素敵だし、(ABBAがよくかかっています。)店員さんの笑顔が素敵です。飲み物を注文すると、いつもチョコレートやミニクッキーをつけてくれます。日本語勉強中のフランス人の友達といつもここのカフェで日本語とフランス語の勉強をしながら、2~3時間は居座っています。

Cafe de Moyance外観

Cafe de Moyance外観

おいしいカフェ!Cafe cremeが大好きです

Cafe de Moyance内装

 


3)携帯電話はお持ちですか?御自身の携帯について、又、ご友人の携帯事情について教えて下さい。
日本出発前に電話番号のわかるピクセルワイヤレスという携帯をレンタルし、利用しています。私はそんなに使いませんが、不要というわけではありません。やっぱり、現地で出会うフランス人と連絡を取り合うためにも必要だったと思います。私の場合、月10~15ドル(1000円くらい)ほどの利用ですが、受信する場合の通話料が無料なので、持参して良かったです。(ピクセルワイヤレス携帯はUSドル支払い)
他の学生は、フランスのプリペイド式の携帯を使っている人が多いです。携帯ショップに行って、簡単に購入することができます。チャージカードを郵便局やTabac、スーパーで購入して、その暗証番号を入力すると使えるようになっています。チャージが切れたら終了となるのでカードを毎回購入するのが少し面倒のようです。1か月10ユーロ使っている人もいれば、25ユーロ使っている人など、使用頻度によって異なります。

 

 

4)その他:今思う事、感じた事等を自由に書いて下さい。

15~16歳の学生たちと。日本文化と日本語を教えに行きました。

先日、ある学校に日本文化と、日本語を教えに行った時のことです。15~16歳の思春期のフランス人の生徒10人ほどに小教室で教えました。思春期の生徒だからうるさいだろうなぁー、しかもフランス人だしなぁーと思っていた私が間違っていました。生徒たちは、私が質問しても、進んで発言しない。反応が薄すぎて、楽しんでいるのかわからない。「聞いてる?」って言わないと、答えてくれません。そして、発表の場になると、「先にあなたがいってよ。」などと、誰が先に発表するのか、他の生徒ともじもじ、こそこそ恥ずかしがってなかなか進みません。とてもびっくりした経験でした。フランス人はダイナミックで、いつも言いたいことズバッと言って、恥ずかしさのかけらもない!と思っていました。まさか、日本人と似た共通点を見つけてしまうとは思ってもいなかったのです。あとで聞いてみると、フランス人は基本的に恥ずかしがりやで、思春期の時がピークだそうです。大人になるにつれて、自分の意見も言えるようになって、あのようなダイナミックなフランス人になるそうです。大人でも、恥ずかしがり屋なことは恥ずかしがり屋だそうですが…ショックでしたが、日本人との共通点を見つけられたので、同時に、嬉しかったです。