梅澤光広様 パリ留学
楽しい想い出ばかりの毎日でした
9月1日から29日まで約1ヶ月のパリ留学でしたが、9月の4週目から急に寒くなり、マロニエの葉も落ち始めたので、素晴らしい季節でした。
学校のクラスは入門と初級の間ぐらいのレベルで、7人中3~4人が日本人ということもありましたが、授業は会話中心で、話す機会も多くあったので満足しています。教材は授業中に配られるプリントで、役立つ表現がたくさんあり、わかりやすくまとまっていました。先生はとても気配りがあり、生徒の理解力を確認しながら進めてくれるので良かったのですが、最初はなかなか話が聞き取りにくく、自分の耳の弱さを痛感しました。やっと慣れてきたと思うと帰国の時期になってしまったので、ヒアリングは日本でしっかりやるしかないと思います。
学校のスタッフもとてもフレンドリーで、生徒に対し気配りがありました。また、校内でコーヒーなど自由に飲むことができたのも便利でした。
ホームステイ先はモンマルトル観光の中心地で、夜中もとても賑やかでした。ホストマザーのフランソワーズさんは料理上手で、カスレ、クスクス、ラタトゥイユなど、毎日手の込んだ御馳走をつくってくれました。この時期はまだ暗くなるのが8時過ぎなので、夕食の時間が遅く、さらにチーズやワイン、デザートまで出るので少し太ったかなという感じです。また、夕食時にはフランソワーズさんからフランス語を教えていただいたり、いろんな話が聞けて良かったです。同じ時期に私よりも若い同居の日本人の方がおりましたが、みんなで一緒に夕食をいただきました。笑いの絶えないディナーの時間が毎日本当に楽しかったです。
シャワーの時間は自由でしたし、洗濯もフランソワーズさんがしてくれたので、たくさん持って行った服はあまり着ませんでした。
平日は9時から12時15分まで授業。午後は市内観光を楽しみ17時ごろに帰宅。夕食までの時間に宿題やフランス語の復習というスケジュールでした。市内観光には地下鉄の1ヵ月定期navigoがとても役立ちましたが、定期購入は日仏文化協会のサポートの方が手伝ってくれて有難かったです。ホストマザーのフランソワーズさんとライトアップされたエッフェル塔の前で一緒に写真を撮ったのも、とても良い想い出です。
休日はロワール古城めぐり、シャンパーニュ地方、ジベルニーなどの観光ツアーに参加しました。また、ステイ先のあるモンマルトルの≪Le petit canard≫というフランス南西部の料理を出すお店がとても美味しかったのでおすすめです。フランスはとにかくカード社会なので、少額でもカードでOKです。おかげさまで、何のトラブルもなく、楽しい想い出ばかりの1ヶ月間でした。