フランスのトイレ事情
緊張して眠れないかなと思っていたけれど、機内食を食べては爆睡を繰り返すこと2回、午前6時半頃にシャルルドゴールに到着。『フランスに来ちゃったぁー!』みたいなテンションは全くなく、足のむくみを気にしていたその日から私のフランス生活が始まりました。
私の寮はラプラスというパリ市内から少し南にはずれたところにあり、完全個室タイプなので寮といっても一人暮らしみたいなものです。ラプラスはお世辞にもパリっぽいとは言えない場所ですが、逆にフィガロでは見られないフランスです(笑)。カルティエラタンみたいに小さくてかわいいお店がギュッて詰まった街ではなく、何でも揃う大型スーパーがドカンってあって、それ以外は何もない。でも生活に不自由することはないし、市内まで歩こうと思えば歩いていけます。昼間は管理人さんがいるし、併設してある教会の神父さんは同じ場所に住んでいるので、何かあった時のことなどを考えると安心です。
寮や学校、滞在に関する手続きなどに追われて、気が付くともう11月。あっという間です。この1ヶ月半のフランス生活で私が1番ビックリしたこと、それはフランスのトイレ事情です。フランスはトイレ事情が非常に悪い。大学や公共施設などのトイレでも日本のクラブくらいの汚さ。ブラスリーという居酒屋兼喫茶店みたいな感じのお店とタバコ屋が一緒になったものをよく見かけるけど、これに関してはまだ日本のクラブの方がキレイかも。
私が先日入った中国系ブラスリーは思い出したくないほどの代物でした。フランスなのになぜか和式で男女共用、でも日本みたいに1段高くなったりしていないので、男性の場合飛びちりが激しいにもかかわらず滅多に掃除はされない。女性の場合その汚れと悪臭をより近くに感じなければいけない。さらに便器が異様にデカくてお尻ごとはまるのも難しくない。日本人なら耐えられない。ちなみに歩道にある公衆便所に関しては見ない方がいい。
逆に、平均してキレイに保たれていてどこにでもあるという点ではスターバックスがお勧めです。トイレだけ使ってもばれないし。でも1等賞は、オペラにある三越。もともとキレイっていうのもあるけど、やっぱり使うのがほとんど日本人だからって理由が大きいと思われます。ちなみに写真はかわいいカルティエラタンから。