●ご到着から4ヶ月経ち、改めて学校や町、滞在先の印象が変わったことなどあれば教えてください。
フランスに来て最初の1ヶ月はとても長く感じられましたが、もうすでに半年経ったのかと時の流れの速さに驚いています。語学力に関しては、自分が目指すレベルにはまだまだ及びませんが、アンジェでの暮らしはすっかり慣れて、まるで長年住んできた街のように感じています。また、スーパーに買い物に行き、店員さんと話したり、寮のスタッフに自分の要求を伝えたりなど、最初のうちは苦手だったことも、今では克服することができたと思います。自分の大学生活がコロナ禍だったこともあり、毎日学校に行き、きっちり授業を受けて時にはテストもあり・・・ということがとても久々で新鮮かつ大変でしたが、それにも慣れてきて毎日規則正しい生活を送れています。今は既に春学期が始まっているのですが、新しい友達ができ、クラスも替わり、取ることができる授業も増えたこともあり、また新たな気持ちで日々勉強に励んでいます。
●冬のバカンスはどのように過ごしましたか？
私が暮らしている寮では、年末年始のバカンスの時期にはフランス人はみんな実家に帰ってしまうので、とても閑散としています。私は3週間ほどの休みのほとんどを旅行に費やしました。クリスマスの時期は寮の友達とパリに行ったり、お正月は母が日本から会いに来てくれたので街を案内したり、コルマールやスペインに行ったりしました。その間ほとんどフランス語を話す機会はなかったのですが、不思議なことにバカンスが終わった後の授業では逆にスラスラと話せていた気がするので、やはりバカンスはあって然るべきなのだなと感じました。
●秋学期の学期末テストはどのように行われましたか？
テスト期間として設定されているのは1週間です。基本的に一日一教科なので負担に感じることはありませんし、テスト内容も学期内で３回程あったそれぞれの教科のテストとほとんど変わらないため、特別何か対策を練らなければいけないということもありません。私はオーラルのテストがとても不安だったのですが、重々しい雰囲気は全くなく、むしろ和気藹々と先生方と話すことができたのがとても印象的でした。私は春学期開始までに1週間のバカンスがあったのでイギリス旅行を計画していて、それを楽しみにテスト期間を乗り越えることができたと思います。
