こんにちは!渡邊 結加と申します。現在、大学3年生で来年の2月からリールに留学予定です。今回のレポートでは、留学を決意した経緯やリールを選んだ理由などをお話しできたらなと思っております。留学を検討している皆様の参考になれば幸いです。
初めて海外での生活に憧れを抱いたのは、高校1年生の時です。英語の授業で見たアメリカ カリフォルニア州のExpediaの動画がきっかけでした。日本とは、全く異なる街並みが広がる様子や公園でゆったりとくつろぐ姿などに心が躍ったのを今でもはっきりと覚えています。その日以来、語学の勉強に興味が湧き、常に海外での生活をモチベーションにしながら勉強をして参りました。
海外への興味は高校3年生になっても変わらず持ち続けていたので、大学では外国語学部に進学いたしました。私の大学では、英語やフランス語以外にもポルトガル語やドイツ語など6つの学科があります。その中でも、フランス語学科を選んだ理由は主に3つあります。1つ目は、国連の公用語のうちの1つである点です。せっかく学ぶのだから、話者が多い言語の方が活用できる場所も多いのではないかと考え選びました。2つ目は、フランスに対して抱いていたイメージの華やかさです。言語が話されている地域の様子を知るために、よくYouTubeに掲載されている旅行会社の紹介動画を見ていました。その中でも、YouTubeでvlogを通して見るフランスの街並みの美しさに心惹かれ、ますますフランス語を勉強したいと思うようになりました。3点目は、周りでフランス語を学んでいらっしゃる方々がとても楽しそうに勉強されていたことです。趣味としてフランス語を勉強している友人が何人かいたのですが、大学生活や仕事と両立しながら勉強されている方がほとんどでした。その姿があまりにも楽しそうで、この言語を専攻言語にしたら楽しそうだと思い選びました。
しかし、私は大学1年生の時から常に一貫して留学に行くことを決めていたわけではありませんでした。なぜなら、大学ではチアリーディング部に所属しており、4年生の12月まで活動があったからです。引退した後に留学するとなると、6年で卒業することになります。私の家庭は決して豊かではなかったので6年で卒業することは不可能でした。フランス語を学ぶこともチアリーディングをすることも、どちらも高校生の時から抱いてきた熱い夢だったので決断することは簡単なことではなかったです。それでも、部活を1年早く引退してフランス留学を決めることができた背景には、実際に留学された方々が口を揃えて「絶対に留学に行くべき」と仰っていたことが挙げられます。幸運なことに私の部活動のOGの先輩に、3年生の1月という同じタイミングでフランス留学に行かれた方がいらっしゃいました。相談に乗っていただいた際、「デメリットが思いつかないくらい、留学は圧倒的に良かった」というお言葉をいただき、その言葉が決め手となりました。
続いてリールを選んだ理由についてお話しさせていただきます。せっかく留学をするのだから都市に妥協はしたくない。その思いから、フランスのあらゆる都市を検討したしました。
リールを選んだ理由はたくさんありますが、1番の決め手になったものはやはり利便性の高さです。パリやイギリスまで約1時間で行ける立地の良さに惹かれました。また、街の雰囲気も理由の1つでした。留学をするにあたって、大学の教授によく相談に乗っていただいていたのですが、希望する街の雰囲気をお伝えしたところボルドーとリールを紹介していただきました。どちらも本当に素敵な街で決断するのが難しかったのですが、私はリールを選ばせていただきました。