●クラスの先生について
今回は1セメスターでの先生についてお話しします。私のクラスでは各授業によって先生が変わっていたため、先生によって授業内ルールが異なることもありました。例えば、15分以上の遅刻は欠席とみなす先生と遅刻をしても授業に参加してもいい先生や、授業中に携帯で調べ物をする行為がOKな先生とダメな先生がいたことなどです。
また、比較的授業の雰囲気として、先生と生徒の間でディスカッションや意見交換をしながら授業を進めることが多く、生徒同士はもちろん、先生との距離もすぐ縮まった印象です。どの先生もサポート体制が整っており、授業外でもコミュニケーションを取り合うことが多かったため、分からないことがあっても質問がしやすい環境であったと感じます。
●授業の進め方・宿題について
授業の進め方としては、まずテキストの練習問題を解いて、次に隣の人や友達と答えを共有し合い、最後に先生の解説を聞きみんなで議論を交わす、というのが主な流れです。授業によっては動画やkahootなどの教材を使用したり、プレゼンやグループワークを行う授業もありました。宿題は、私の感覚的にほとんど毎回の授業で少量の練習問題の宿題が出ていたと思います。そのため、毎回授業の始めは前回の宿題の答え合わせから始まります。
●1セメスター学期末テストについて
学期末テストは1セメスター授業最終日の週で行われました。テストの関係でその週は時間割がイレギュラーになることもありました。テストは文法の基礎問題から長文読解、ライティングテスト、リスニングテストがあり、所要時間は2時間でした。
また別日に、先生と1:1で二つのお題について討論するスピーキングテストもあります。これは1人15分間隔で行われました。
●冬のバカンスの過ごし方
私の通うリヨン2の大学は、12月下旬から2月初旬まで長いバカンスがありました。私は日本から来ていた母とイタリアのローマとナポリ、カプリ島に行きました。その後日本の友達がフランスに来ていたため、彼女とはパリ、スペイン、ベルギー、スイスに旅行へ行きました。
この長いバカンスを使って、現地の周りの友達も、フランス国内や他のヨーロッパの国々に旅行していました。フランスは陸続きで多くの国と接しているので、改めて他のヨーロッパの国々に行きやすいことは良いなと感じました。バス(flixbus,blablacar)や電車、飛行機(easyjet,vuelingなどのヨーロッパの格安航空会社がおすすめです)といったさまざまな交通機関を利用してヨーロッパ周遊ができます。







