渡邊結加様 リール留学1

リールでの暮らしについて

私は現在、リール大学付属に通っております。日本の大学に比べると、小さめの規模です。高さも3階までしかなく、基本階段を利用しての移動になります。普段 pond de bois キャンパスで授業を受けているのですが、図書館が2026年まで工事をしているため使用できません。一応、臨時の図書館とフランス語コース用の図書館もあるのですが、小さいです。もう1つ別キャンパスに図書館があるのですが、とても勉強しやすいので、学校帰りに寄ることも多いです。3駅隣にあるのですが、コンセント完備かつ、カフェも入っておりとても利用しやすいです。
この駅の近辺には、寮が多く存在するため、寮生などはとても使いやすいと思います。
キャンパスの周囲にはあまりお店がないのですが、1つ隣の駅に、ハイパーマーケットと呼ばれるとても大きなショッピングモールがあるため、基本何でも買うことができます。
日本からの留学生は、ここのハイパーマーケットで日々の食材や日用品などを調達しています。StarbucksやLUSHやthe body shopやM.A.Cなどもあります!ハイパースーパーマーケットという言葉は、日本ではあまり聞きなれないのですが、イオンモールのようなものです。シーツや日用品から家電製品までなんでも揃えることができます。

大学について

校舎はとてもこじんまりしており、教室では、コの字型に机が並べられています。授業は、ホワイトボートやプロジェクターを使って行います。自動販売機の種類は豊富で、ホットチョコレートや色んな種類のカフェラテを0.8€ほどで飲むことができます。学生の多くが愛用しています。
クラスは15人クラスです。わたしのクラスでは、アジア人はわたし以外いません。ブラジル、チリ、コロンビア、ウクライナ、ベラルーシ、カザフスタン、シリアのクラスメイトと共に普段勉強しています。日本人がいないため、基本的に休み時間もフランス語で友達と話せることがありがたいです。
フランスは秋から学年がはじまるので、3月から授業に参加することに不安がとても大きかったのですが、登校初日から無事にクラスメイトと仲良くなることができました。
授業終わりに、リール市内のカフェでごはんを食べたり、休日に一緒に遊んだりするくらいクラスメイトと仲がいいです。
授業は、基本的に見開き2ページのペースで進んでいきます。課題も特に多くなく、趣味の時間や遊ぶ時間もしっかりと確保できます。

学外のアクティビティなど(クラスメイトとの学外での交流)

クラスメイトとは、休日に遊んだり、学校終わりに一緒にご飯を食べたりしています。
また、リール大学ではオニギリールというサークルのようなものがあり、日本語を勉強しているフランス人と交流することができます。この活動に参加することによって、フランス人の友達を作ることができます。これまで、誕生日パーティやホームパーティ、ボーリングなどに誘っていただき楽しい経験をたくさんすることができました。

滞在先について

私は現在、大学の隣の駅にある学生マンションに住んでいます。ハイパーマーケットまで徒歩1分。駅まで徒歩30秒というとても立地がいい場所に住ませていただいております。
学校までは、メトロを使うこともできるのですが、健康のため毎日15分かけて歩いて登校しております。買い物やお出かけに困ったことは一度もありません!
部屋はとても広く、清潔で、とても満足しています。キッチンは、コンロ(I H)が2つついており、料理がとてもしやすいです。また、調理用スペースも十分広いのでとても助かっています。部屋全体としては、収納がとても多いです。
学生同士の交流はあまりありません。管理人さんは、決まった時間だけ在中しています。
そのため、荷物が管理人室に届いた際に、なかなか時間が合わず、受け取るのに時間がかかってしまったことがありました。 近くにスタジアムがあるかつ、メトロのすぐ隣に住んでいるので、試合が行われる日は夜遅くまでうるさいことがあります。

今後の意気込み

フランスに到着して、もうすぐ3ヶ月が経過しようとしています。時が経つのはとても早く、今はまだ長く思える帰国までの日々はきっと一瞬で過ぎ去ってしまうはずです。帰る時に、一切の後悔を残さないように日々の勉強や経験にたくさんの時間を費やしたいです。