5か月経って見える学校や町、滞在先の印象
2月はフランスでも一番寒い月だと言われていますが、今年は暖冬なので日本のほうが寒いのではないでしょうか…。日本から厚手のコートや肌着を送ってもらったのですが、それらを着ずに冬を越すことになるかもしれません(笑)
さて、まもなくフランスに来てから5か月が経とうとしています。アンジェに対する印象ははじめと変わらず過ごしやすく、とても良い街だなと思います。ただフランスではそれほど珍しいことではありませんが、アンジェでは道端に犬のフンがよく落ちています。それをこのあいだブーツのかかとで踏んでしまい、さんざんな思いをしました…。左足のかかとで踏むとラッキー!というのがフランス人の考えですが私からすると後処理に追われ、なんの幸運もありませんでした。。。
学校では新学期が始まりクラス替えとなりました。前のクラスよりもレベルが上がり、クラスメイトに様々な国籍の生徒が加わりました。覚えなければならない語彙も増え、新しい環境に戸惑うこともありますが前向きな気持ちで授業を受けています!
寮生活にも大変満足しています。生活面で困ったことがあれば日本人、外国人関係なく気にかけてくれるので安心して生活しています。寮生の半分以上がフランス人なので授業で習わないfamilier(話し言葉)を教えてくれたり、似たような意味の単語の違いを教えてくれたりします。フランス語に自信を無くしたときでも優しい言葉をかけてくれるのでもう一度頑張ろうという気持ちになります。
ただ、これは国籍に関係ないことですが、キッチンの使い方が汚い人が多いのは少し気になるところです。共同のキッチンなので綺麗に使うよういつも言われるのですが片づけずに放っておく人が多いのが現状です。
バカンスの過ごし方
学期末テストが終わってから次の学期が始まるまで一週間ほどバカンスがありました。秋学期クラスでのピザパーティー、日帰りパリ旅行、アンジェにあるインド料理屋でランチ、友達のおうちで唐揚げ会、秋学期お世話になったオーラルの先生を招いてお寿司パーティーをするなどしてバカンスを過ごしました。一週間も何をしようかと考えていましたがそういったことをしていたらあっという間に時間が過ぎました。
学期末テスト
学期末テストは一月末で、クラスや選択した授業によってテストの時間割が異なっていました。オーラルのテストは各生徒15分ずつ個人で行われ、最も時間数の多い「Langue」というメインの授業の最終試験は3時間休憩なしで行われました。学期末テストは4カ月間勉強したことの中からまんべんなく出たので勉強するのは大変でした。しかし先日受け取ったテストの結果を見るとtrès bien と書いてあったので、この4カ月間の成果が出せたのではないかなと思います!
フランス人学生との交流
寮にフランス人学生が多いので今日何があったのか、何を勉強したのかなどを話します。文法や単語が間違っていたら直してくれますし、日常会話の中でも勉強させてもらえています。あとはソワレやバーで知り合った人と仲良くなったり、長い間滞在していた友達が別の友達を紹介してくれたりしました。はじめは間違ったことを言ってしまったらどうしよう、などと考えてフランス語を話すことに戸惑うこともありました。しかしみんな真剣に聞いて理解しようとしてくれますし、言葉が詰まったら助けてくれます。学校の授業だけでは時間も限られているので積極的に話をするように心がけています。
スポーツや、文化活動等、学校以外に参加した事
平日はほとんどは学校と寮の行き来しかしませんが、ときどきバーにお酒を飲みに行ったりレストランで食事をしたりします。そこで新しい交流ができ、授業以外で生のフランス語を聞くことできます。休日は寮でご飯が出ないので自炊するために買い物に出かけます。土曜日の朝市とバスで15分くらいにある大きいスーパーに行くことが多いです。あとは友達の家に招待してもらったり寮に友達を招待して日本食をふるまうこともあります。やはりどこの国の人も寿司が好きなようでみんなで巻きずしを作ることもあります。10月には休日に乳がんのチャリティーとしてマラソンにも参加しました。休日はソワレや色々なイベントがあるので外に出かけることが多いような気がします。