1期奨学生(2005-2006年)

モンペリエ-文化と芸術の町で写真展

2月初めに日仏文化協会を通して留学し、モンペリエのポール・ヴァレリー大学の語学院で仏語を勉強中の皆上様が、帰国も間近い12月10日に待望の個展を開く運びになりました。

以前から撮り溜めていた写真を見た友人が家族経営のレストランを会場として提供してくれたからです。
「空に恋して」と銘打って展開された写真展は文字通り南仏の素晴らしい空を描くものです。影と光の微妙な遊びを細やかに表現した愛さんは、地元の日刊紙ミディ・リーブルの注目を浴び、紙面で紹介記事も捧げられました。何処までも続く空を、人々を繋げる絆として扱う彼女にとって、これからも探索の課題は絶えないと思われます。また別の町へ行き、そこの空にも魅入られるのでしょう。


午後4時から始まったヴェルニサージュには友人も含めて多数の客が集まり、夜遅くまで日本的な軽食をサ-ビスしながら続きました。着物姿も艶やかに、文化大使的な役割も見事に果たしていました。裏話としては堅い友情の力添えもあり、台所では、同じく日仏からか来たHさんが協力してお料理の準備に励んでいました。

現在フランスに滞在中の方は是非冬休みを利用して見に行ってあげて下さい。1月28日まで開かれています。レストランOkak Basiの狭い店内には入りきらないため、出品作は毎週入れ替えると言うことです。

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