1期奨学生(2005-2006年)

内山晴美様のアンジェ留学4

アンジェでの学生生活

アンジェカトリック大学にも日本人はたくさんいますが、私のクラスは7割程アメリカ人だったということもあり、アメリカ人の友達がたくさんできました。アンジェはあまり大きくない街なので、いつも行くバーはほとんど決まっています。授業が終わると夕食の前にちょっとバーに、夕食の後22時くらいから今からバー行こうか、という感じでよく集まっていました。アンジェの特徴かもしれませんがホームステイの生徒がとても多いように感じました。ホームステイをしている人たちは皆ステイ先で夕食を食べるので、バーには夕食前か後に集まります。アンジェは夜になるとほとんど交通手段がないということもあり、皆時間を気にしません。終バスの時間を気にせず、いつまでも楽しめるということです!

結局何時に帰ってもバーから家まで歩くので・・・。そのバーではアメリカ人だけではなくフランス人ももちろんいて、行くたびに知り合いが増えて楽しかったです。一番仲良くなった同じクラスのアンナとは一緒に旅行もしました。日本人も含めアンジェカトリック学院は平均年齢がとても若く、まさに大学、という感じです。アンジェでは本当に友達に恵まれ、楽しい留学生活を送ることができました。

ワールドカップ

開幕前は日本戦がテレビで放送されるのか不安でしたがフランスでは全試合をテレビで放送します。ワールドカップ直前から少しずつカフェやブラッスリーがテレビを設置し始め、テレビを持っていない私でもまさにどこでも見られる、という状態になりました。
日本―オーストラリア戦は日本人の友達の家に集まり、日本人だけで観戦しました。日本で海外のビールはあまりスーパーで見かけませんがフランスではいろいろな国のビールがスーパーにあります。オーストラリアビールを見つけたので皆でオーストラリアビールを飲みながら日本を応援しました。解説をフランス語で聞くというのもなかなかおもしろかったです。
日本―クロアチア戦は日曜日の午後3時開始だったのでフランス人の友達と近所のブラッスリーで観戦しました。さすがにこの試合を見に来ているフランス人はほとんどいなく、静かでした。そして同じ日の夜9時、今度はフランス―韓国戦です。9時を少し過ぎていてもう試合は始まっていたのですが、また友達と同じブラッスリーに向かって歩いていると、街中からワーっという叫び声。Vive la France!! Super!! Thierry Henry!! あぁ、もうフランスが1点取った、しかもThierry Henryが決めた、とテレビを見ていなくてもわかりました。街中が歓声でいっぱいになるほど皆テレビで試合を見ているようです。さすがサッカー好きの国ですね。
次回の日本―ブラジル戦も、もちろんフランスから日本を応援します。

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