ヴィシーでのホームステイ
私は9月の間Vichyの語学学校cavilamで１ヶ月ホームステイ 私は9月の間Vichyの語学学校cavilamで１ヶ月ホームステイの短期留学をしました１０月から始る、angersでの長期留学に向けての、準備も兼ねての語学留学です。まず、ＴＧＶでVichyの駅に到着するとステイ先のmonsieur とmadameが笑顔で迎えに来てくれて、荷物を車に積むとvichyの町を案内してくれました。
ちょうどその日は日曜日だったのですがフランスでは珍しく日曜に営業している町ということで町は人で溢れていました。Vichyの町を見た第一印象は「Super！」でした。というのも、ここにつくまではvichyは田舎で何もないと聞いていたからです。しかし実際のvichyには、デパートもあるし、スーパーも、電気屋さんも、本屋さんなど生活するのに必要なものはすべてあり、cafeもdiscothequeだってなんでもそろっていたのです。逆に小さい町なのでパッパと買い物ができてとても便利なくらいでした。
今回なぜ、ホームステイを選んだかというと、フランスの家庭を見てみたかったからです。これは私にとってちょっとした挑戦でした。というのもフランスのホームステイはビジネスライクなかんじとよく耳にしいていたからです。しかしそんな心配ご無用でした。私の家庭も最高でしたが、どの友達もその家庭に満足しているようでした。
私のステイ先はお父さん、お母さん、２４、１８、１６歳の息子と２２，１２歳の娘のいる大家庭でした。とても温かい家族で、料理も習ってしまったほどおいしかったです。夕飯の時の家族での会話が毎日の楽しみでした。その日の出来事を話したり、フランス人の考え方を聞いたりしました。またフランス語の発音を教えてくれました。休みの日には一緒に買い物に行ったりしました。まったくビジネスなかんじはなく、心から仲良くなろうとしてくれていることがものすごくわかりました。嬉しかったです。家族が私と親身になろうとしてくれていたのでわたしもがんばって言いたいことをつたえなきゃと一生懸命になれました。おかげさまで語学力もかなりあがりました。
Vichyでは町全体が積極的に留学生を受け入れていることもあり、町の人も留学生に慣れていましたし、通りがかりの人とも目が合うだけで挨拶をする気持ちの良いところでした。
あるとき、スーパーを探していて、フランス人の女の子と男の子に道を聞いたらスーパーまで連れて行ってくれて、そのあと一緒に公園でお昼を食べたなんてこともありました。また、私のステイ先には他に４人の留学生(スイス人、イラン人、コロンビア人、イタリア人)がいたのですぐに友達が、どんどんふえていきました。Vichyについて３日目にスイス人の男の子の誕生日パーティーに誘ってもらい早速友達ができたり、そんな具合です。(ちなみにcavilamのホームステイでは同じ国籍の留学生を同じ家にしないと決まっているそうです。)
またこちらの語学学校では 毎日自由参加のエクスカーション(映画、話し合い、ボーリング、パーティー、ペタンク、vichy観光、lyon観光、地方の特産品の試食会、チーズとワインの試食会、山登り、習字など)があり友達をつくる機会がたくさんありました。
学校内では外国人ばかりですが、cavilamで留学生のエクスカーションを催してくれるフランス人の学生がいました。私はその中の一人ととても仲良くなったので、毎日カフェにいったりして話しました。一人と仲良くなったためにたくさんのフランス人の友達を紹介してもらうことができました。 日本にいる時は、フランス人は日本についてあまり関心がないのではないかと思っていました。しかしむしろ日本人だといったら10人以上のフランス人学生がやってきて「日本のことちょっと知ってるよ～」と話しかけてくれたりしました。そして日本人が知らないような日本の映画や漫画をしっていることを知りました。バトルロワイヤル、秋葉原も知っていました。さらに、ナルトという漫画をよんだらしく語尾に「～ってばよ」と日本語の使い方をまちがえているフランス人もいました。もちろんなおしてあげましたが(笑)
Cavilamの生徒は様々な年齢層の人がいました。学生、社会人、仕事を終えてきた人などさまざまでした。みんなフランス語を身につけようと強いパワーをもっていて良い影響を受けたと思います。クラスの人数は約10人。授業中発言させることに力をいれていて、自分で文章を組み立てて話そうとすることが身につき、そして話せなかったときの悔しさをバネに勉強する意欲がわきました。授業を生徒自身が作ってるというかんじでフランス語上達にとてもいい環境にありました。生徒同士でたくさん話させるのでクラスの子ともとても仲良くなれました。とくにスイス人とドイツ人とスペイン人の子とは仲がよく今も頻繁に連絡をとっています。ここで、短期留学できてよかったと感謝しています。
