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【Interview】フランスファッション留学② -Atelier Chardon Savard-

   

日仏文化協会 ファッション留学 シャルドン・サヴァール 布施綾子さま

ヴァカンスでの一枚。(右側:布施綾子さま)

【PROFILE】
布施綾子
(Ayako FUSE)さま
20139月~Atelier Chardon Savard

フランスに来なかったら、日本の”かわいい”に固執して生きていたかも…

留学を思い立ったきっかけは何ですか?

学生時代に朝日新聞でシャネルのショーの招待券が当たり、見に行った時の感動が忘れられなく、いつか自分も本場でファッションに関わりたいと思っていました。その後、出会った同じクラスの韓国人の友達がパリに留学し、「パリで色彩感覚やデザインの表現方法が変わって大変だったけど、楽しかった。綾子(私)もパリに合っていると思う、良い勉強になる」と言われ、私もパリでいつかモードの勉強をしたいと思いました。

-学校の様子、スタージュ先は、どんな感じでしたか?

Fashion week学生は、ほとんどフランス人。最終学年の4年生クリエイターコースにポンっと入れてもらえ、うれしかったです。クラスの雰囲気はみんな仲良しで、他の学校でよく聞くイジメはなく、外国人に対してもさほど、当たりはありませんでした。スタージュ先もほとんど紹介で入れてもらえ、職場もみんな親切で、恵まれた環境でした。

-何かエピソードを教えて下さい

初めて学校に入った時は、フランス語が本当にわからなくて大変でした。今もまだまだですが、語学学校との違いを初日から痛感。先生からは「君とはコミニュケーションが取れない」と言われ、半年くらいは家に帰って泣いて、そこから学校の課題をしていました。半年くらいしてから、クラスの子が通りすがりに私のパターンを見て「なんて複雑なパターン!いったいこれどうなってるの?」と近くの友達に話しかけていたので「これは立体でドレープの形にしたの」と教えたら、「フランス語が上手になったね!前はアクセントがひどくて何を言ってるか解らなかったけど、今は大分抜けたね!」と言われてとても嬉しかったです。

今、楽しいこと、大変なことは?

今は、色々な人と知り合いになれる事が本当に嬉しいです。仕事を紹介してもらえたり、一緒に仕事しようと誘ってくれる方もいたり、こういう繋がりは日本ではなかったものなので、大切にしていきたいです。
大変なことは、まだまだ語学不足なこと、キチンと勉強して、仕事でバリバリ使いこなせるようになりたいです。

留学で得たもの・影響された事はありますか?

日本の『かわいい』が大好きで、レースや生成りの服を良く着ていたのですが、フランスでは、かわいいは子供だと教えられました。最初は正直良くわからなかったのですが、パリで暮らすうちに、だんだん自分の好みがフランスよりになり、今では皆が言っていた事のニュアンスが理解できるようになりました。
フランスに来なかったら、ずっと日本のかわいいに固執して生きていたかもしれません。今は、自分のデザインにフランスクール文化を取り入れられるようになり、より自分の世界が広がり良かったと思っています。

今後の予定を教えてください

今後は新しいフランス企業でスタージュしたいと考えています。前のスタージュでまだ難しくできない部分があったので、家で勉強して補い新しい仕事に挑戦していくつもりです。

これから留学する人へのアドバイス

私は、パリで勉強して新しいものをたくさん吸収できました。
日本とフランスでは勉強の考え方が違うので、最初は戸惑うと思いますが、それで良いと思います。悩んでもとりあえず少しづつやってみれば、言葉は違えど皆助けてくれます。そして、せっかくなので、フランス人学生と一緒に勉強してみて下さい。アジア人同士は居やすいですが、フランス人のアクティブさと主張の上手さは、参考になります。
皆さんにとっても素敵な留学生活になるよう願っています。

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