フランス留学なら語学留学から専門留学まで扱う日仏文化協会へ

大林 春子様

ビジタービザ

>>フランス語

40 代の頃から、仕事の傍らルソーの研究をしていた私は、その関係もあってフランスに大変興味はあったのですが、留学についての具体的な知識などはまるでありませんでした。そんな時、札幌のあるデパートのティーラウンジで、 思いがけなく日仏文化協会のパンフレットに出会ったのです。「私でも留学できるかしら・・・」そんな軽い気持ちで問い合わせの電話をかけたのですが、対応に出てくださったスタッフの方が非常に親切で行き届いたガイダンスをして下さり、まず3ヶ月の短期留学に踏み切りました。その時はELFEで学びましたが、先生方が素晴らしく、とても有意義に過ごすことができました。 でもこの時点では、長期留学など考えてもいませんでした。それが実現できたのは、スタッフの方が根気よく不安を解消し、二人三脚で計画を進めてくださったおかげです。一人ではとても実現できなかったと思いますが、2013 年春学期より、当時聴講していた北海道大学のフランス人の先生が薦めてくださったソルボンヌ文明講座に通っております。

パリ15 区のレジデンシャルホテルでの一人暮らしも、もうすっかり慣れて楽しく毎日を送っておりますが、初めのうちは慣れないこともあり苦労いたしました。でもその度に現地スタッフの方々が親身にサポートして下さいました。学校の校舎までの丁寧な同行案内や、セクレタリアとの様々な交渉、日本から送った荷物のトラブルなども全て現地スタッフの方が間に入って解決に手をかして下さり、本当に日仏文化協会のプログラムを利用して良かったと思っています。また必要な時には病院での受診にも同行して下さり、その上 緊急対応のサポートシステムがあるので、健康面でも安心して勉強に打ち込むことが出来ました。ソルボンヌの先生方の素晴らしい知識や人間性に触れたり、 また街のフランス人の誰もがきちんと挨拶し合ったり、後の人のためにドアを 押さえておくといったさりげないマナーに感心したり。本当に実り多い留学生活でした。

最近は私のように退職なさってから生涯学習の一環として留学を志す方も多くなっていると聞き及びます。儒学者佐藤一斎の言葉にも「少くして 学べば則ち壮にして為すことあり、壮にして学べば則ち老いて衰えず、老いて 学べば則ち死して朽ちず」とありますが、第一歩として、とにかく気軽に日仏文化協会のガイダンスを受けてみることをおすすめいたします。個人個人に合わせた柔軟な対応をご提案いただけるので、不安なことはどんな小さなことでもご相談なさることです。人生において目標を持ち続けることは大切です。私はもう少しここで美しいフランス、そして美しいフランス語を発見してから、帰国後は日本フランス語学会北海道支部の会員として研究を続けてまいります。家族のように接してくださいました日仏文化協会に心から感謝いたします。