フランス音楽留学なら、フランス滞在歴10年以上の音楽家によるサポートがある日仏文化協会へ。

フランス音楽留学

Homeフランス留学フランス専門留学音楽留学>フランス音楽教育システム概要

フランス音楽教育システム

無料留学ガイダンス予約

 

フランスでは、行政による実践音楽教育がおこなわれており、国および地方行政が管轄する音楽院でレベルの高い音楽教育を受けられます。

 

国立高等音楽院 (CNSM, Conservatoire National Supérieur de Musique)

文化・コミュニケーション省直属。
パリとリヨンに2校存在する。ともに舞踏科も併設しています。

地方音楽院 (CRR, Conservatoire à Rayonnement Régional)

22のフランスの地域圏あわせ41校存在します。2007年は国の管轄でCNRと呼ばれていましたが、現在は国から地域圏首府へと、その行政管轄が移りCRRと呼ばれています。
例)CRR de Boulogne-Billancourt, CRR de Versailles, CRR de Paris, CRR de Nice, CRR de Lyonなど

県立音楽院 (CRD, Conservatoires à Rayonnement Départemental)

95の県におよび105校存在します。2007年までは国の管轄で、ENM(ecole nationale de musique)と呼ばれていましたが、現在は県都へと行政管轄が移りCRDと呼ばれています。

私立の音楽学校

パリ エコール・ノルマル音楽院、スコラ・カントラム校 など

 

フランスの音楽院には、それぞれの機関にて様々な修了資格が存在し、国際的に共通と見なされる学士・修士・博士の国家資格と、その位置づけが難しいことが今まで問題になっていました。 欧州間での交換留学をより活性化するために、2010年には、欧州各国の音楽大学との教育課程の単位、国家資格の互換を達成させるため、現在フランスの音楽専門課程、国家資格(ディプロム)の特殊性を、他の諸国における専門課程に対して適応させるため、様々な改革途中となっています。その先駆けとして、パリ国立高等音楽院では2009年より大学システムが導入され始め、また2010年入学のコンクールからは、第1課程の外国人受験者はすべてフランス語レベル証明B1が提出義務となりました。


現在の国立高等音楽院の国家資格は移行期にあり、2種類の国家資格が平行して存在します。以前から存在するパリの国家専門資格 (DFS, Diplôme de Formation Supérieure)並びにリヨンの国家音楽高等研究資格 (DNESM, Diplôme National d'Études Supérieures Musicales)は、それぞれBAC+4年に相当しますが、2007年から導入された、両校共通の新しい国家高等資格(DNS, Diplôme National Supérieur)は、バカロレア+3年。DFS、DNSの次の課程として両校に存在する上級課程で得られる資格は、国内で他に相当する国家資格が存在しませんが、この二校においてのみ授与される資格です。2008年、パリ・リヨンの両国立高等音楽院は、ボローニャ宣言、ボローニャプロセスに基づき、欧州単位互換制度の学士(3年)修士(2年)に相当する、第一高等課程(Bac+3)、第二高等課程 (Bac+5)、第三高等課程(Bac+8)制の導入に踏み切りました。


また、上記の変革途中、地域圏立以下の音楽院の国家資格の扱いが現在問題となっています。今までCNR(現在のCRR)で取得できたDEMやその上のDEMSの国家資格は、フランス国内では通用しましたが、国外では音大相当とみなされてきませんでした。そのため現在高等教育機関としての認定を獲得すべく制度改革がおこなわれています。2007年にはCRR de Paris , CRR de Boulogne-Billancourtの2校は、国家音楽家専門資格 (DNSPM, Diplôme National Supérieur Professionnel de Musicien)または音楽・音楽学学士 (Licence de musique et musicologie)の国家資格の支給が可能となりました。また、パリとブローニュ・ビアンクールの両地方音楽院は、ソルボンヌ大学 (パリ第4大学)と単位互換制度を設け、双方の機関で行われる専門課程を修了した場合に、これらのディプロムを支給しています。

 

 

Classe à double Cursus (音楽院ダブルコース) Les horaires amenagés (小・中・高校:芸術家コース)

フランスでは音楽・ダンス・歌の芸術分野は、CM1~Terminal(日本では小学校4年生から高校3年生まで)の学年で、国公立の教育機関(Conservatoire)にてレベルの高い教育を受けられます。
その場合は、まずConservatoire受験をし合格することが必須で、そのConservatoire提携の小・中・高校に入学し、その学校のclasse à horaires aménagésというクラスで通常の勉強をし、専門分野はConservatoire にて学ぶ、つまり2つの教育機関を並行して2つ通学するというシステムがあります。
ただし、このシステムは、すでに専門分野で高いレベルを持っている生徒向けであり、初心者の生徒は受け付けません。

 

<パリ地方音楽院の2013年度入学試験スケジュール>

①2013年5月13日~6月1日(器楽・ダンス)と2013年5月23日~6月6日(歌)の期間に、音楽院での専門分野の試験があります。音楽では合格後にソルフェージュの試験があります。
② 試験日程と課題曲はサイト上で発表され、また受験順は試験8日前にサイトに公表されます。受験票はありません。
③合格発表後、教育委員会に書類提出。その後、書類審査により、7月上旬就学校が決定されます。
④また、このコース修了者は、Cycle Spécialiséの受験をする事ができます。ダンスは6月、器楽は9月です。

 

★外国人の学生が、このClasse à double cursusに合格し、フランスで教育を受けるためには、専門分野が高いレベルである事、またフランスで教育を受けるために必要なフランス語力が必須です。
また、年少者のため、生活面ではご家族様の同行が必須となります。