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夜の美術館 5月19日〔土〕 2007年05月14日

第3回目の夜の美術館が5月19日に催されます。第1回目2005年はフランス国内のみでしたが、第2回目2005年よりヨーロッパの他国も参加するようになりました。夏時間のフランスを有効に利用して外出する機会として、また夜の美術館のイルミネーションを楽しむ機会として〔天候がよいことを祈りつつ・・〕是非お勧めです。まだ知らない美術館があればこの機会を利用してください。
入館料 無料
国内で1490イベントが開催されます。残念ながら今年のアンジェではコンサートはなく、イベントは作品のコメントだけですが、週末に旅行される予定の方は是非サイトをチェック。
アンジェ参加美術館
GALERIE DAVID D’ANGERS(彫刻のギャラリー) 19時30分~23時
MUSEE DES BEAUX-ARTS(絵画中心) 18~23時
MUSEE DU SOUVENIR DU GENIE(軍隊について) 18~23時
MUSEE DE JEAN LURçAT ET DE LA TAPISSERIE CONTEMPORAINE (近代的なタピスリー) 18~23時MUSEUM D’HISTOIRE NATURELLE(動物について) 18~23時 MUSEE PINCE(アジアの作品など) 18~23時
http://www.nuitdesmusees.culture.fr/
迷信を信じますか? 2007年04月12日
日本語で迷信と聞くと聞きなれない違和感がありますが、フランスに来てから分かったことは日本の日常生活で迷信が頻繁に出てくること。ただ日本では仏教に基づいた言葉『縁起』として表現されているだけのようです。
私が北向きに寝ない・・・とある日言ったばかりにアンジェの家族の中でも適応するようになりました。おもしろいことはフランス人、日本人とも結構理由を知らずに信じているところです。
こちらの有名な迷信を挙げてみましょう。
家の中では傘を開かない 私のステイ時代傘を開いて家族がぎゃ~と叫んだのを覚えています。
はしごの下を通らない もし閉じたときに挟まらないように?
バゲットをテーブルに置くときは焼き目を上に置く 便利だからでしょうか?ときどき細長いバゲットが転がるときにはみんなパニック。私だけ身動きもせず。
イースター祭〔今年は4月9日でした〕の前週にはシーツなどベッドの衣類を洗濯しない キリスト教によると釘付けされたイエスの血で染まった衣類を洗った日であるから。 個人的には今年は月初めにあたったので洗うのを我慢するのが辛かったです。 〔キリスト教に関する祝日は何故か毎年日が変わります。〕
個人的に最も信じられていると思う迷信 13日の金曜日。不幸のイメージと稀にあるということで幸運のイメージが共存しています。普段宝くじ〔ロト〕に興味のない人までこの日は宝くじを買ったり、競馬へ出かけたりするくらいです。13日のロトの当選額は150億円。フランスでは経済が思わしくないほどロトをする人が多いという統計があります。お金ですべての夢を実現できないと言えどやはりあったら嬉しいもの・・・

肥満傾向 2007年02月28日
子供6人の中1人が肥満であるといわれるフランス。アンジェでは客観的に見ても肥満の子供の割合はまだまだ少ないと感じますが。将来の肥満化の増加を心配して政府が今週からテレビのコマーシャルについての原則を定めました。
具体的には以下の通り。
1 平日、週末を含めて〔特に水曜日は幼稚園、小学校が休みであるためテレビを観る子供が多い〕21時までの甘いもの、デザート、お菓子、炭酸飲料のCMの下には政府からの『甘いものの取りすぎは肥満の原因になります』といった政府のサイトhttp://www.mangerbouger.fr/からのメッセージを付け加える。それに同意しないCMのスポンサーは罰金に当たる税金を納める義務を生ずる。この税金は政府により肥満防止キャンペーンにのみ使用される。
2 テレビを観る子供への影響をなくすように甘いもの、デザート、お菓子、炭酸飲料のCMに12歳以下の子役の使用を禁止する。
新学期9月から10時の幼稚園でのおやつをなくし小学生にはお菓子よりも果物を持たせましょうという内容のキャンペーンするフランス政府の努力は耐えません。フランスでは子供の運動量が少ないという批判をよく耳にします。バランスの取れた食事とスポーツで肥満問題も解決するとよいのですが。

アンヌ・ソフィー ピック

フランスでおいしい高級レストランを探すときにフランス人が開くガイドがギッド ミシュラン。1~5の星でレストランを分類しています。ガイドに欠かせないシェフ、ポール ボキューズ〔81歳〕、アラン デュカスの名前を聞いたことがある人も多いでしょう。かつてシェフ ベルナール ワゾーのレストランが3つ星から2つ星に下がった直後に自殺したという悲劇も存在するほどフランスのレストランでギッド ミシュランは重要視されます。点数を付ける役目を持つミシュラン調査員は調査中のレストランで特別なお客として扱われないようにトップ シークレット。この仕事をやめてからも仕事の内容について話すことは禁止されています。
2007年2月に4人目の女性シェフとしてアンヌ・ソフィー ピックのレストランピックが3つ星に選ばれました。親子4代目にあたりピックを経営する37歳のシェフ。レストランでは魚介類を使った料理が有名だとか。やはり同姓としては感嘆の思い。
レストランの場所の多くがパリ市内、パリ郊外で、アンジェ市のあるメーヌ エ ロワール地方のレストランがガイドにないのでは残念ですがフランスの本屋さんに入る機会があれば1度ギッド ミシュランを開いてみてください。
公共の場所での禁煙 2007年02月22日

日本人は礼儀正しいだとか聞き訳がよりなどというコメントをフランス人よりよくもらいます。そういえば赤信号では道を渡らない、道を渡るときは横断歩道を渡りましょうといった幼稚園で聞いた当たり前なことがフランスで守られないのは頻繁な様子。フランス留学後日本で赤信号を渡ろうとして怒られた人は私だけではないはず・・・しかも車が日本では左通行???
実はもう十数年と禁煙なのですが2007年2月1日の新しい法律により、守らない喫煙者は罰金を払うことになりました。それでもフランスだし、と疑っていた私は逆に驚かされました。やはり罰金額を考えると・・・というフランス人、この際だから禁煙をしますというフランス人。禁煙がクールの時代になった様子です。〔確かに1パック5ユーロのタバコ代はきつい・・・〕
公共の場所とは仕事場、学校、病院、駅を含む。すなわち会社の車を使っている場合は車内も公共の場所とみなす。会社側としては専門医者タバコローグへの検診を勧める、社内に特別な換気扇付の喫煙コーナーを作る等の努力をする。法律違反の場合喫煙者は68€、会社の社長は135€の罰金を支払う義務となる。また2008年1月1日より公共場所にカフェ、ホテル、レストラン、カジノ、ディスコが加わります。フランスをご存知の方はご想像がつくでしょうが、タバコ販売カフェの経営者のデモが昨年数回ありました。政府は国民の健康を重視することで社会保障費軽減と返事していました。
さらに政府は禁煙者を援助する目的で禁煙パッチなどの費用を軽くするように年50€の返金を実行することにしました。
1月25日アンジェ便り 2007年01月25日
これまでの暖冬が嘘のように朝マイナスの気温で目が覚めること数週間、22日〔月〕よりアンジェに雪が降るよ~という家族の話を子供の学校で他のママさん達に伝えると、
「アンジェでは雪は降らないって?」と答えられた私。
去年留学生を迎えに行ったときに雪が積もっていて駅から10分のステイ先へ30分もかかったことを思い出しながら、「そうですか?私の情報源は確かですよ。」なんて弁論。
24日〔水〕14時から雪が降り出しました。はしゃぎまわる子供に比べて
「仕事いけるかな?」〔ほとんどのアンジェ人は仕事へ車で行きます。〕と不安に陥る大人達。市内に住む私たちはまだいいけれど、田舎に住む家族は大丈夫だろうか?などとぼやき始めると
「もしかすると先生が来られなくて明日学校がないかもよ~。」〔子供って本当に無邪気なもの・・・〕
地方新聞を読むと雪が凍り滑らないように塩を市内にまいてあったが一晩降り続いた雪は翌日25日の快晴で溶けつづき市内の道路はスケート状態。一年に一回降るか降らない雪にアンジェ人は慣れていません〔私も〕。いつもは朝からおしゃべりなアンジェ人も滑ってこけないように集中して下を見ている歩行者、道路に駐車していた為。積もった雪を落としたあとゆっくりと運転するドライバー。雪で滑る坂をこれでもかとあきらめずに車で上ろうとしているドライバー。今日は日頃見かけないたくさんのアンジェの光景に出会いました。
1月25日15時。そろそろ大学の授業も終わる頃でしょうか?留学生からの電話があるかもと思って待機していましたが今日もまた無事に一日が過ぎていく様子です。
給食が無料 !! 2007年01月16日

2週間のクリスマス休暇
〔こちらの冬休みは2月に2週間ありますのでクリスマスから年末年始にかけてはノエルのバカンスと言います〕が明けて1月8日より授業開始。その矢先に給食が無料なんてありがたいニュースが入ってきました。2児を持つ親としては興味津々。そのあと給食を無料と決定したのはドランシー市長です。〔ここでドランシーってどこ?のアンジェに住む私には関係がないと判明するのですが。〕
では給食について
幼稚園から大学まで給食を希望する場合前もってチケットを購入し、学校へ○○曜日給食で食べますと報告。給食を食べない子供は自宅で昼食を取り午後の授業までに戻ってくる。
給食は大概市内の給食センターより朝配達され、学校にある食堂にて取るので小学校までは服を汚さないように各自前掛けを持参します。中学校からはセルフのシステムになります。
チケットの値段は0,5ユーロから3,22ユーロと両親の給料により決定。ドランシー市長が気づいたことは親の収入が少なく給食代を払えないため子供がお昼家に帰っても食べるものもない状態である貧困家庭、または給食代を払うために月末節約をしざるを得ない中級家庭が非常に多いことでした。彼が給食を無料にしてから1週間。給食を食べに来る生徒は増加中。インタビューで子供が「これからはお昼を食べられる。」
市長の願いは一日一食バランスのより食事を子供が取れること、そしてこれまで夜食がチョコレートだった子供が栄養のある食事を取る習慣をつけて大人になってくれることだそうです。
パリ観光の前に見ておきたいサイト
先日テレビの6チャンネルのニュースで興味深いサイトがあると耳にしました。何でもパリジャンのジェスチャーを勉強しないでパリ観光へ出かけると誤解を生じ、パリ観光を満喫できないことがあるとか言っています。
パリジャンのジェスチャーやパリジャンについてパリ観光中のイギリス人〔英語を耳にしてアメリカ人でないことを確信〕数人のインタビュー。
「パリジャンは感じがよくないね~。」〔そのイギリス人が感じがよいかは誰も問わず・・〕「パリジャンはいつも機嫌がよくなさそう。」〔確かにニコニコしている人は少ないかも〕
サイトの名前は『まさにパリ ?!』
上の左から2番目をクリックしてパリジャンのジェスチャーを学びましょうだとか。
実際に試してみるとアンジェ在住の私がすべて知っていることが分かりました。パリジャンに限らずフランス人一般のジェスチャーなのでしょうか。ゲームのごとくサイトで楽しむ私に周り〔のフランス人〕からはどうして、何がおもしろいの?という意味合いの疑惑の目を寄せられました。
きっと生まれたときからフランスに住みこういったジェスチャーを幼少時代から見ているフランス人には分からないユーモアではなかろうか?というのが私の結論です。
皆さんもフランス知識として勉強あれ・・・
http://www.cestsoparis.com/index.php
カウント・ダウン 2006年12月30日

2006年も残りわずかとなりました。本日30日〔土〕アンジェ市役所は特別に開いています。〔フランスの公務員は働かないとジョークでよく言われますが〕来年の選挙に向けて最後の日まで登録受付に並ぶアンジェ人も多いことでしょう。雨の中ご苦労なこと。選挙権は自動的にもらえるのではない・・・と前回2002年の大統領選挙にて知りました。選挙権を得るための条件は18歳以上の成人であること、フランス国籍を有することです。この条件を満たす人は身分証明書、住居証明書〔電話代、または電気代請求書〕を持参で市役所へ行きます。今回市役所で登録している人には来年初めて投票する人、年内に他の県から引っ越してきた人がいます。私の周辺のようにアンジェ市内で引越しした場合は新しい住所に自動的に投票用紙が送られてきます。来年は大統領選挙、市長選挙がありますので関心が一段と高まるばかり。社会党候補のロワイヤル夫人が通ると『マダム プレジデント』になるのかしら・・・などと外国人の私は呑気なものです。
また2007年1月1日より欧州共同体〔EC〕にブルガリアとルーマニアが加入し計27カ国になります。国旗の星の数は当初の加入国の星の数11と変わらないのですが。覚えるのがさらに大変になります。
新年をどこで迎えるのであれ楽しい大晦日を過ごされますように。来年の初顔合わせの人には「ボナネ トゥメヴ」をお忘れなく。
クリスマスプレゼント 2006年12月19日

こちらの子供たちのプレゼントにまつわる習慣
クリスマスは家族が集まってご飯を食べる日とされています。24日の夕食後子供たちはベッドにサンタクロースが来るのを待ちながら寝ます。お家によってはプレゼントが届いた直後、朝の2時、3時であろうと子供を起こしてプレゼントを開ける、または翌朝子供が目を覚ましツリーの回りにプレゼントがいっぱ~いと発見と異なるようです。
では寝る前に子供がすること。ツリーのそばに自分の靴とみかんを置く。みかんは東方をイメージさせ数十年前は高いフルーツであったのでクリスマスに食べるといった慣わしがあるそうです。現在冬には欠かせないフルーツで2,3キロと市場で購入していますが。テーブルにはお疲れのサンタクロースのためにグラスに冷たい牛乳を入れ、そばにビスケット1枚置く。〔パパは忘れずに食べるという大事な役割を持っています。〕
プレゼントを開ける際にはチケットの名前を確認。サンタクロースは子供達だけではなくいとこ、お父さん、お母さん、お爺さん、お婆さん、おじさん、おばさんにまでプレゼントを持ってきてくれるので後で渡しに行かなければなりません。クリスマスが24日、25日と2日続くのがここで納得。離婚している家族など何件家を回ることになるでしょう。またプレゼントを持って帰るときに初めて気づく車の大きさ。大家族でなくてよかった・・・
夏時間・冬時間 2006年10月23日

フランスではすっかり一般になった夏時間・冬時間。夏時間導入が3月最終日曜日、冬時間導入が10月最終日曜日、今年は10月28日に冬時間導入です。
目的 ヨーロッパの夏は夜が10時ごろまで太陽が出てるので、時間を有効に利用する目的で時刻を1時間早めてそれの合わせた生活を送る制度として夏時間が作られました。
夏9時まで部屋の明かりなしでテレビを見て、勉強できる環境が冬になると6時から電気をつけないと新聞を読むのが困難と説明すると様子を想像できますか?
メリット 明るいうちに仕事をして、夜は早く寝るようになるから、結果的に省エネルギー、電気の節約につながる
問題点 変化直後の数日は食事、睡眠に関してリズムを合わせるのに困難が起きる。幼少児、老人の場合なおさら。省エネ、節約の目的で作られた夏時間、冬時間の時間変更をするのに、交通業者、マスコミなどに特別な仕事が増え費用がかかりすぎる。
家庭では10月29日の朝2時が1時になります。というか自分で変えることになります。就寝前にパソコン〔自動です〕以外の時刻表示のある機械をすべて1時間前に戻します。これが結構あるもので、置き時計、腕時計、目覚まし時計、ビデオ、デジカメ、携帯電話、タイマーつきのコーヒーメーカーなど毎年何か忘れて朝食時に、朝8時なのか9時なのか悩みます。だからこそ週末に時間変更するのでしょうけれど。
○○の秋 2006年10月16日

私にはやはり食欲の秋。スポーツ、読書、文化。こういった表現のおかげで秋という季節が重視される気がします。ひとつ思うこと。誰がそんなこと言い出したのでしょう?
ともかく、秋生まれの私としては非常に嬉しい。秋は松茸、柿、なすがおいしい時期です。フランスでは・・・私はそういった表現をまだ耳にしたことがありません。松茸はもちろんのこと、柿もあまり見かけないし、なすはこちらでは夏野菜に入ります。最初の3行を読んで、フランスでもそう言う表現があるのですか?と期待された方ごめんなさい。
フランスの秋といえばフランス人の大好きな夏の長いバカンス〔他のバカンスと区別するかのごとくフランス語で大バカンスというボキャブラリーさえ存在する〕が終わり、小中学校、高校の始業式が9月、大学が10月。
フランスで聞こえる9,10月の日常会話「クラスはどう?担任の先生は優しい?」「来週の懇談会は何時から?」「何かスポーツに登録した?」「仕事復帰したのはいつ?」「楽しいバカンス過ごした?」
9,10月の留学生からは「9,10月のフランスは毎日のように雨ですか?」と鋭い質問。「そうでもないですよ。」と答えている日がどしゃ降りだったりすると説得力のないこと。10月16日快晴。今日みたいな日があると私も洗濯物が乾き助かります。
カルチャーショック
国語辞典で調べてみるとカルチャーショックとは異文化に接した時に感じる困惑のことだそうです。
カルチャーショックの例 フランス在住間もない頃のこと。
玉子焼きを作ろうと卵を割り混ぜていると後ろでわやわやとフランス人が集まっている。「何故に?」と振り向くと、
「いや、続けて。」「ほ~」「なるほどね」「所違えば・・・」とのコメント。説明を尋ねる。
彼らの関心の中心物は菜箸。普通の箸を使うのさえ難しい自分達にひもでつながった2本の箸を器用に使えるのはさすが日本人と褒め言葉。
「フランスでは卵はどうして混ぜるの?」「フォーク。」〔そういえばそうなのだが妙にさびしくなる〕確かに菜箸がない国・・・
別の例〕私が夏日本へ帰国した際
JRの電車内で車掌さんが切符を点検するときに車両に入るたびにお辞儀をして
「切符を点検させていただきます。」そして車両を出るときに再びお辞儀。
フランスでなら優しい車両さんに出会えただけでも「今日って何てラッキー」って思うものなのに日本人の車掌さんの礼儀正しいことといったら・・・
私が驚いたことは誰も反応しないこと。「お疲れ様です。」とお辞儀をして返事しているは私だけ。
この感情を何と言うかご存知ですか?これもカルチャーショックでしょうか?
お誕生日おめでとう 2006年09月25日
今年はフランスの新幹線と言われるTGVができてから早くも25年になります。9月21日、22日限定で5ユーロの切符を売るのにフランス人は長い列を作って待ったと聞いた留学生がいるかもしれません。1981年9月27日にはパリ~リヨン間が始められました。
私の留学当時、新しかったパリ~アンジェ間が、いまやアンジェから直通でシャルルドゴール空港駅、ディズニーランド、リール駅連絡でユーロスターに乗り換えロンドンまで行けるようになりました。パリ~マルセイユまで3時間10分で行けるのですから旅行も便利になりました。
以前だと切符購入に駅で1時間も並んだのが、アンジェ市内やスーパーにフランス国鉄の事務所ができてから待ち時間も随分減り、さらにはインターネットの発展とともに自宅でプリントした切符を使うことも出来るようになりました。毎週火曜日にインターネットのみのディスカウントもあるのですって。
『ダ・ビンチコード』の映画上映初日に俳優が特別にデザインされたTGVにのって現れる~なんて宣伝がテレビでされていました。国鉄としての宣伝のメリットはあるのかな~と思うのですが。
来年6月以降フランスの東へ旅行予定のある方、車内のデザインが変わります。デザイナーのクリスチャンラクロワがカラフルに変身させますので是非お見逃しなく。

クスクス料理はいかが? 2006年09月06日

我が家の9月3日の出来事。
7月のある日。主人の弟が我が家に「ついに買った。」とうれしそうにやってきました。
「だから9月には1/2頭の羊を冷凍するように冷凍庫の場所を開けて置くように・・・。」「?。」 〔フランス語が分かっていながら会話が分からないのだろうかと疑う瞬間〕
説明を聞くと主人が1/2頭の羊を弟より買うと約束していて弟は友達、家族の分合計で3頭の羊を買い大きくなるまで彼の彼女の両親所有の土地に放し飼いをする。
弟「9月に30€払えばいいから。」
〔そういう大事な話とは普通妻の私に一言言っておくべきでは・・・〕
我が家4人家族で羊肉がすきなのは主人のみ。羊肉は値段が高い割には臭いが強く〔よくニンニクを使って調理されます〕固めで味も濃い。私はアフリカ料理である野菜との煮込み料理のクスクスに入っている時のみ羊肉を少し食べます。
料理人である主人の父に「1/2頭の羊肉って何回分のクスクス?」と尋ねると
「10回かなぁ」
9月3日。主人の弟と父と主人の弟の彼女のお父さんと3人がかりで9時から元気よく走り回る羊殺しをされたそう。2頭はうまく行ったけど3頭目は首に包丁刺さったままで走り回ったから3人で追いかけることになって疲れた・・・会話中の3人はもちろん私たちも彼らの横で昼食中でした。しかも彼らのTシャツにはまだ少し血がついている。フランス語が分からなかったらよかったのにって思う場合に時折出会います。もちろんこの会話もそのひとつ。
今から誰をクスクス料理に招待しようかリストを製作中です。
お水の話 2006年08月29日
パリは13区、国立図書館の傍に今夏オープンした、話題のセーヌに浮かぶ船上プールJoséphine Baker は、オープンからまもなくして一時閉鎖となっていました。なんでもプールの水はセーヌ河の
水を浄水したものを使っているらしく、一時衛生基準に達していなかったため、あわてて一時閉鎖
処置にでたとか。
夏が始まってから現在までフランスの一部の県ではずっと節水令、水の使用制限が行われています。私の暮らす地域では幸いないのですが、家庭用プールはともかく、特に農業用水や工場などの水の使用が制限されているようです。あちこちの広場に噴水もたくさんあるし。。。
日本と違って、個人で使った水のお値段が直接分かりにくいフランス(家賃や管理費に含まれる場合が多いため)ですが、いったいどのくらいなの?と思ったことはありませんか。
パリ市によると、パリの水のお値段は、1m3 あたり2.50ユーロ。これはイル・ド・フランス地方の中でも最も安いほうなのだそう。フランスではそれぞれの市や町で、遠くにある水源から水道橋をつたって取り込んだり、管理システムの違いから、水のお値段が違ってくるわけです。そう、お隣の市でも場合によっては水源が違うこともあり、含有物質量も、定められた範囲ながら、少しずつ差があるんですね。また、夏冬のバカンス時にだけグッと人口が増える町などもその間の水質は若干違ってくるそうな。

みだらな格好には罰金を 2006年08月24日
パリプラージュも終わり、パリ人もぼちぼちバカンスから戻り始めている今日この頃。それでも、
パリの街の各名所にはまだまだ外国人観光客の姿が尽きないけれど。
朝夕がめっきり肌寒くなった最近では、あの七月の寝苦しいほどの暑さがまるで夢だったかのように、
確実に夏の終わりを告げ始めている。水着も、もうあまり出番がなくなるときがまたやってきたのだ。
数年前に南仏で、そうとは知らずに出くわしたヌーディスト海岸。最初はちょっと臆してしまったけれど、
慣れてくると、自然にそうするのが当たり前のようにも思えてくる不思議な現象だった。しかしこの
考えは、パリプラージュという首都パリ=都会に存在する海岸には適用しないのだった。
後日談になってしまったが、パリ市は、このパリプラージュでは、トップレスとTバック姿での利用は
禁止!という処置を決めたそうだ。
なんでも場所柄、いろいろな宗教や思想の外国からの訪問者も多い上、青少年にも悪影響である
というのが主とした理由だそうだが。規律を守らずに、’みだらな格好’をした人には38ユーロの罰金が
課されるとか。でも私、一度しか行きませんでしたが、Tバック姿の女の子ちらほら見かけたような
気がしましたけどー。。。
~ヴァカンス便り~ 2006年08月10日
フランス人のヴァカンス紹介
以前海派のフランス人が8月に、山派のフランス人が学校の冬休みのある2月にとヴァカンスの取り方が分かれましたが、前回説明したようにヴァカンスの日程が増えて以来、夏、冬両方にヴァカンスに出かけるフランス人が多くなりました。ヴァカンス資金も相当かかるはずと密かに思う私。
子供の7,8月の夏休み中、未だに60%のフランス人が8月にヴァカンスを取ります。理由?昔晴天の日が多かったから。3~4週間続く休みなので7月15日~8月15日とか8月1日~21日までとかパターンはいろいろ。今年の旅行傾向としては国内人気復活です。交通手段は自家用車。キャンピングカーで国内旅行をする人も少なくはありません。目的地は?海岸沿いのキャンピング場。Mobile Homeの人気も上昇中です。海岸沿いといっても北はブルターニュ地方から、ロワール・アトロンティック地方、ヴォンデ地方、南仏まで選択肢は広いですよ。1日の暮らし方は、朝寝坊、海で半日〔海水浴、日焼け、砂遊び、読書など〕、アペリティフ、バーベキュー、夜はキャンピング場や市内のイベント・フェスティバル参加。他にも朝市に行く、サイクリング、ペタンク、近くの観光などあります。
そしてヴァカンス2週目に入るとやってくる仕事が家族や友達への絵葉書書き。『○○にて晴天に恵まれた楽しいヴァカンスを送っています。』天候によりムードが変わりやすいフランス人に晴天は欠かせないものです。絵葉書を郵送する際にはヴァカンスの絵の付いた切手をお忘れなく。

ヴァカンス文化のフランス 2006年08月08日

「ヴァカンスをいつ取られますか?」
フランス人にとっての一年の最大の楽しみとも言える夏のヴァカンス。労働時間が週39時間から、35時間に減り取れるようになった休暇RTT〔Réduction du Temps du Travail〕のおかげで連休を作り年中小旅行に出かけやすくなった現在でもやはり夏のヴァカンスは誰もが待ち遠しいものらしいです。
夏休み中の7,8月のフランス〔小学校で約2ヶ月、大学生約4ヶ月あります。〕には静かでゆっくりとしたムードが漂います。
「仕事が進みにくい。」という不満もありますが、ヴァカンスより戻り仕事に復帰したストレスのないフランス人の非常に親切な態度〔普段は無愛想?!〕を考慮するとヴァカンスの必要さを感じずにはおられません。政治家達でさえ8月に2週間のヴァカンスを取るくらい。
「ヴァカンスに行かない。」と答えたら「月末で食料品に費やすお金がない。」とでも言った様な表情をされます。
「そう・・・」〔きっと・・・の中に同情が含まれているはずです。〕
フランス語にヴァカンス産業、7月にヴァカンスに出かける人、8月にヴァカンスに出かける人といったボキャブラリーが存在するくらい発達したヴァカンス文化。デザイナーの高田賢三氏がパリにて覚えた言葉ヴァカンスには私もすっかり慣れてヴァカンス計画を楽しむくらいになりました。
一番退屈で歓待心なしはだぁれ 2006年08月06日
先ごろネット上で行われたアンケートで、フランス人は最も、退屈でうんざりされられる人々、歓待心が
最も少なく、最も寛大さに欠ける、というあまり光栄でない結果をいただいた。
これは Where Are You Now?という旅行を愛する人向けのサイト上で、世界の国の中で一番・・・
なのは?という4つの質問を約3000人にしたアンケート結果だった。
総合的にワースト1はフランス、ついでドイツ。なぜか英国は4つの質問中どれも10位以内に入らな
かったそうだ。。。
皮肉なことにWAYNの創立者ジェロームさんはフランス人。この結果に驚きこうコメント。
フランスがこんなに悪く評価されているとは思っていなかった、正直言って驚いた。おそらく我々の
ロマン派気質が理解されていないのだろう。今後私レベルだけでも、友人知人を通じてツーリストに
もっと気持ちよくフランスを旅してもらえるよう努力していくつもり。
- 期待しています。ジェロームさん。留学生も勉強にコミュニケーションにと、馴染みやすい国となって
今後ますますフランスで勉強したい!という雄志を抱いく人が増えていきますように。
他国の人から見たこの国民性、確かに結果には納得できるものあります。悪気はなくても、
私たちには、なかなかフランスのむら気な’ロマン派気質’は手に余るところがあり、理解するのに
ちょっと時間がかかりますから。
パリの水をデザイナーズ・カラフで 2006年08月04日
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暑いときは、とにかく水をよく飲むようにといいます。運動している人だけではなく、街中でも道行く
人々がよく水のペットボトルを抱えているのを目にする今日この頃。
フランスといえばミネラルウォーター。日本でも飲まれている有数の水ブランド名がいくつかすぐ頭に
浮かびますね。概して、フランスの水は硬水でよくないから、飲用水にはミネラルウォーターを買わ
なくてはいけない、という説も根強いのが実態。
その一方、パリに住む人々の半数の当たるおよそ49%が、市販のペットボトルではなく、水道水を
常飲しているという結果を目にしたことがあるけれど、本当でしょうか。
パリ水道局は、さらに多くの市民が安心して水道水を飲んでくれるよう、イメージアップを図るべく、
昨年の春、オリジナルの水差し(カラフと呼ばれる)、「オー・ドゥ・パリ」を発表しました。
そのデザインを手がけたのは、ポンピドーセンターの近代美術館にも作品を提供している昨今注目
の家具、オブジェデザイナー、ピエール・シャルパン。
シンプルなガラスのカラフに、青のグラデーションで「オー・ドゥ・パリ」のロゴ入り。実用的で美しい、
飽きの来ない実にパリジャンらしい、いでたちなのです。今度カフェに入ったら探してみましょう。
ポンピドーセンター内のミュージアムショップや食器店の一部でも10ユーロ前後で販売されているので、ちょっと重たいけれど、パリのオリジナルなお土産にもいいかもしれませんね。
お店のリストはこちらから;
http://www.sagep.fr/cgi/carafe/carafe.shtml
ご注意!フランスで運転 2006年08月02日
つい先日、日本から友人家族がパリに観光にやってきました。2日間の案内役として頭を痛めたのが、
ご家族には子供がたくさん(といっても3人ですが)、で、まだ小さな子供もいるし、今回は足が少し
弱いお婆ちゃまもご一緒ということで、大型美術館や人ごみを避け、あまり歩き回らずに、でも
はずせない観光名所と要写真撮影のポイントを効率よく回らなくてはなりません。
滞在終盤、どうしてもゴッホのゆかりの地、オーヴェルシュルオワーズと、モネのジベルニーに行きたい
とのことで、旦那さまががんばってレンタカーを借り皆で出かけたのだそうですが、行きの自動車専用
道路からの分岐で、危ない目に遭ってしまったという報告を受けました。
進路変更路線を超えて割り込んできた車に、びっくりし急ブレーキして、後続の車にクラクションを鳴ら
され思い切り罵倒されていささか落ち込んでしまったそうです。
まったく手に取るように想像できる光景です。
日本人ドライバーにとっても、慣れない左ハンドルに右側通行、右側優先法、違ったメンタリティー、
知らない道路・・・と難しい要素はつきません。昨年も知り合いがパリ市内の円形交差点で事故に遭っています。
4月半ば、フランス版「交通安全・マナー週間」があり、フランスのドライバーもこれで少しは我が行い
を振り返り、マナー向上につながってくれることをつい願ってしまったが、数日前のブログに書いたように、フランス人の、いや特にパリ人の運転マナーの悪さは世界的に定評があります。
そして日常、野蛮な運転を目にすればするほど、私はこの人たちと一緒には運転したくない、と思う
ようになってきてしまうのです。最近では休暇で田舎に行った時以外は運転しないという、ほぼ
ペーパードライバー化してきました。
時々英国に行ったり、日本に帰国して運転すると、概してドライバーのマナーのよさに感心して
しまうのは私だけではないはず。。。

やっぱり日曜日は働いちゃだめ? 2006年08月01日
シャンゼリゼ通りのランドマーク的ショップといえば皮革製品で有名なLV。暑くても寒くてもつねに
多くの(外国人)客が店内に店外にあふれています。もちろん、そりゃぁ有名だし、一度は話の種に
店に入ってみよう、という冷やかしも多いかと思いますが、日本人にもやっぱり根強い人気ですね。
今年4月24日から、一般的にはフランスではご法度の「日曜日も営業!」を宣言し店を開けていたが、
6月初に、やはり日曜休業を命じられこの試みは一時のものに終わった・・・かのように思えたが、
最近またそれが覆され、晴れて日曜営業を再開したのでした。
ちなみに店をあけていた週末のおかげで、同時期の売上高は前年比2倍になったとか。
こういったケース以外に、普段、日曜日はお店みな閉まっている!が定番のフランスでも、大型
スーパーなどでは時折、日曜、祝日に特別営業することがあります。そんな日は待ってました
とばかりに人が大勢押しかけてくるので、普段から長い長いスーパーマーケットのレジ待ち時間が
さらに長く・・・。私などは、そういう日にはおそれをなしてあえて行かなくなりましたが。
つまり、もし日曜日にお店が開いていれば、フランス人だってお買い物したいのはやまやまなのだ、
ということがここでも分かるのです。ではなぜ一般的に店を開ける習慣がないのか?
カトリックの伝統?商売っけのなさ?労働者の休日の尊重?
慣習と景気回復のジレンマ。今後どちらが勝っていくのか・・・
フランス人の車の運転マナーの悪さはヨーロッパ一 2006年07月31日
最近はバカンス時期真っ最中なので、パリ地方でも他ヨーロッパ国からの車が目立ちます。
信号のない横断歩道で歩行者が渡ろうとして、親切にとまってくれる車はたいてい外国ナンバーの車が
多いのが特徴(特に英国ナンバー車は貴重です)。しかし、たいていは横断歩道などあってもない同然。歩行者は優先されない傾向が強いので、くれぐれも気をつけてください。
最近ヨーロッパの国を対象にした運転マナーに関するアンケートを目にしました。結果が私の予想通り
だったので、思わずその結果にニヤリ、なんともいえない共感を感じてしまいました。。。
フランス人の車の運転マナーの悪さはヨーロッパでワースト1、一番マナーが良いのはスェーデン。
昨今では政府もさかんに、お昼にワイン飲んだら運転するな(アレッ、今までは飲んでも運転して良
かったの??)、とかスピード違反の取り締まりを強化して事故が減った、事故死する人が前年に比べて
減ったと喜んでいるご様子ですが、マナーについてはからっきし。まず教習所の段階からモラルを変え
るべく、少なくとも新しいドライバーはそうならないように教え込んでいかないと、一度道路に出たドラ
イバーの板についたマナーを変えるのは至難の技でありましょう。
ちなみにお隣のドイツ人は、アッパーで前車をあおる、バッシングのプロという結果のようです。
これは日本でも結構ありましたね。
そして今夏の欧州のような猛暑も、クラクション合戦に拍車をかけている気がします。。。
日曜日はシネマへ行こう 2006年06月22日
週末の予定はもうお決まりですか?未定の人にはシネマはどうですか?と言ってもシネマへ行くのも割高です。アンジェの映画館は9,2€もします。家族で行くとなるとなかなか・・そこでこの映画祭をうまく利用して2€とお手頃な値段で映画を観に行きましょう。今年で22年目になる映画祭は2006年6月25日〔日〕、26日〔月〕、27日〔火〕と3日間でフランス国内5366の映画館で催されます。パリの映画祭ではイベントを支持する俳優や女優が参加するので映画館で彼らと会えるかもしれません。
映画祭の目的 映画祭の人気〔昨年は300万から400万人のフランス人が映画館へ行きました。〕を利用して公開されたばかりの映画は口コミでその映画の宣伝ができるという宣伝方法としてはベストである。上映されてしばらくの人気がすたれてきた映画がこの映画祭のおかげで再びヒットする可能性がある。
しくみ 映画鑑賞券を1枚普通の値段で買う。〔アンジェでは9,2€〕パスポートと呼ばれる特別チケットがもらえます。そのチケットで映画祭期間中、他の映画を2€で鑑賞できます。
映画を観ることがフランス語の勉強になることは既にお分かりのことでしょう。街中のポスターで日頃気になっている映画をこの機会に是非観に行きましょう。
詳細はhttp://www.feteducinema.com/にて

6月21日 2006年06月19日

フランスでこの日は夏至の日でありまた音楽祭の日でもあります。
音楽祭の日について
1981年に現代文化が大好きな当時の文部大臣ジャック・ロングが、2人に1人は楽器を演奏するフランスで『各地でのコンサート』を目的としてFaites de la musique〔音楽をしま演奏しょう〕の語呂合わせから6月21日をFête de la musique〔音楽祭の日〕として創立しました。フランス人にすっかりお馴染みになった音楽祭は今年で25周年を迎えます。希望者すべてが参加可能でミュージシャンはアマ、プロを問いません。ジャンルもロック、ポップから真面目すぎると言われる伝統音楽まで様々です。更に1985年から他のヨーロッパ国もこのイベントを開催するようになり、現在アフリカ、アメリカ、ブラジル、コロンビアからフィリピンにまで参加国が広がりました。
情報
アンジェにお住まいの方へ 中心街へ夜外出すると必ず音楽が聴こえてきますので好きな音楽を選ぶとそこで立ち止まれば大丈夫。
簡単にプログラムを書いておくと
PLACE DU RALLIMENT 20H~ 1H30 ジャンル 主にロック
PLACE NEY 18H~23H30 ジャズ中心
カテドラルにて 21H~0H クラシック
URSULESチャペルにて 21H~0H 大学生のコーラス
マイユ公園にて 17H~21H コーラス、オーケストラによるコンサート etc…
中心街のカフェも参加するので通いなれたカフェへコンサートを観に行くのもいいかも。夜の外出は避けたいと言う人はテレビでパリの音楽祭が中継をお楽しみあれ。
詳細は http://www.angers.fr/page/p-163/art_id-1241/ まで
結婚式までのステップ 2006年06月13日

ジューンブライドはこちらでも多いようです。フランスでの結婚式の準備には約1年。この1年は非常に新郎新婦と家族にとってストレスのたまる時期。カウントダウン方式で説明します。
1年半前 プロポーズ 家族へ報告に家から家を巡る。
1年前 市役所、教会の予約何度か神父さんと話し合いながら当日のミサの内容などを決める。
証人を選ぶ。新郎新婦それぞれ2人ずつ選べます。証人の役割は市役所と教会で式の終わりにサインをすること。兄弟、親友といった例が多いです。
レセプションの会場を予約する。予算、地理関係を考えて。田舎なら騒音の心配がいらないとか・・・
食事をどうするか決める。ビュッフェ形式またはテーブルサービスなど
音楽の選択 ミュージシャンまたはDJ ? 教会での式のバックの音楽は?
当日の服装選び お互いに当日まで服装を見てはいけません。お店ではお互いの色だけ教えるそうです。
結婚指輪購入 内側に名前を彫ってもらう?それとも結婚記念日?
招待客の数(大家族で年に1回も会わないいとこが大勢の場合どうする?)
招待カードの選択 自分のプリンターで印刷?専門店に頼む?
会場の飾り付け 結婚式にテーマを与える? フロリストの選択は?
車 自家用車を誰かに運転してもらう?格別な車を借りる?
当日の写真にカメラマンを頼む?
半年前 招待カード送付 2ヶ月前までに出欠の返事を下さいの一言を忘れずに
美容院にてドレスと髪型のチェック2ヶ月前
招待客をどのテーブルに?2家族を混ぜる?
ドレスの最終試着 アクセサリーは揃った?美容院の予約は大丈夫?
翌日の食事はビュッフェ形式?それともバーベキュー?(土曜日が式だと翌日のお昼も簡単な食事があり、ブルターニュのように金曜日に式の場合は日曜日まで続くそう・・・)
・ ・・ 当日 めいっぱいお楽しみあれ
計画に自信のない方にはサロン・ド・マリアージュへ行って下さい。
リンゴを食べましょう。 2006年05月19日
フランスの肥満問題はアメリカのように深刻になりつつあります。このままゆくと将来は4人に1人のフランス人が太りすぎになるとか。対策として厚生省は中学校、高校でのチョコレート、飴などの自動販売機を禁止しました。この販売機の利益の大きさを後悔した校長先生は少なくないはず。アンジェ・カトリック大学ではまだチョコレートを自動販売機で購入できます。18歳以上の大学生は自分の行動に責任を持つという警告でしょうか?
フランスでは幼児から10時ごろのおやつの時間が導入されます。幼稚園によっては親が順番に決められたおやつ(果物、パン、コンポート、ヨーグルトなど)を持ってきてクラス全体で同じおやつを食べるというしくみもありますが、小学校より各自おやつ持参になります。日本人の私から見てスーパーでの甘いお菓子のコーナーの大きいこと、種類の多さには驚くばかり。
肥満問題以来、厚生省のアピール『おやつには果物がお勧めです。』自動販売機ではバナナ、リンゴと果物が売られるようになりました。アンジェのロワール地方はリンゴの産地で有名です。市場でリンゴを買いたいというと種類の名前を聞かれます。黄色のゴールデン、タルト向けのレネット、赤色のカナダ、エラステール、フジ、ピンクレディーと種類は豊富。ロワール地方のおいしいリンゴをたくさん食べてください。

園芸ブーム 2006年05月12日
ここ数年フランスでは年齢を問わず園芸ブームです。アパート住まいで庭がなければベランダで、ベランダもなければ家の中で育つ植物を、といった感じで。先週の雨で土が軟らかくなり今週は晴天続きで気温が穏やかな春らしい気候ということで、園芸には良好な時期です。先週末のお店ではお花を買い込むフランス人でいっぱいでした。根強い人気の植物はベゴニア、シクラメン、あじさい、チューリップ、ミニバラとタイム、ミント、えぞ葱などのハーブ類です。今年の流行はオリーブの木、レモンの木、リンゴの木と東洋や南の太陽を思い起こさせる植物だそうです。庭があるフランス人はミニトマト、ラディッシュ、レタスなどを植えます。我が家でも去年から希望していたオリーブの木を購入しました。私のような『緑の手』を持たない人の所で枯れてしまうと残念 !と思い出に写真を撮っておきました。日本で「得意な料理は?」の質問に「料理できないので」と答えた場合の反応を想像できますか?「緑の手を持たない」と言うと同じ反応が返ってきます。またドイツより入ってきた飾りで庭に欠かせないのが7人の小人の像です。映画の『アメリ』の像は他国を旅行しました。小人の像の周りに風車や小さな噴水などを飾るようです。

確定申告 2006年05月04日

2005年の確定申告表が今日我が家へ届きました。苗字のアルファベット順に郵送されるので私たちはいつも最後です。
確定申告表の説明をすると、
申告対象者 成人または労働している未成年 初申告の場合は税務署へ表を取りに行きましょう。
P.1 夫の名前 生年月日 誕生地 住所(封筒に書かれてある住所と異なる場合のみ修正する) 同様に妻、他の住人について
一番下にインターネットで申告する場合のコード 20€の減税となり、さらに紙の無駄遣いをなくすのでインターネットで申告しましょうとニュースで毎日のように聞く。
P.2 既婚、独身 当てはまるものに×をつける
例えば2005年に結婚した場合、所得税金額の計算が変わるので結婚前と結婚後の2種類の申告表を出す必要があります。離婚や配偶者の死亡についても同様です。
P.3 年収入額の記入(給料のみ) 夫、妻、子供と行が異なります。
失業保険額
経費
勤務時間数
年金額、養育費
2005年に無収入であった場合は0(ゼロ)を書き込む
経費 フランスでは会社までの交通費(主にガソリン代)は自腹であることがほとんどなので遠距離の会社へ勤務の場合、交通費を経費として記入可能。
勤務時間数 数年前より国が始めた小額のボーナスがあり、労働時間数から考慮して給料が少ない労働者へ9月に税務署よりボーナスの小切手が郵送される。今年から希望者には直接銀行振り込みされる。
P.4 他の経費を記入 養育費、保育所やベビーシッター代、公共機関への寄付金など
日付とサイン
所得税額の計算の概算
例えば 大人2人、子供2人の家庭で年収入が24,000€の場合 税務署は10%、更に20%減らします。
24000×0,1=2400
24000-2400=21600
21600×0,2=4320
21600-4320=17280
大人1人あたり1、子供1人あたり0,5と計算 大人2人と子供2人は3になります。3の2006年度規定の上限額が17212€なので17280€との差額により所得税額が決定します。またフランスでは国から住宅援助(アロカッション)や教育援助が各家庭に出ます。この金額も確定申告額を考慮して毎年7月中に見直されるのです。
夜の美術館 2006年05月03日
昨年1200美術館の参加で大成功に終わった夜の美術館が5月20日に催されます。第2回目の2006年にはフランス以外にヨーロッパの他国も参加します。夏時間のフランスを有効に利用して外出する機会として、また夜の美術館のイルミネーションを楽しむ機会として是非お勧めです。まだ知らない美術館があればこの機会を利用しましょう。
日程 5月20日 時間は街によって異なりますので前もって調べておきましょう。
入館料 無料
参加美術館 フランス国内1700館、ヨーロッパ他国で30館
アンジェ参加美術館
GALERIE DAVID D’ANGERS(彫刻のギャラリー) 19H30~24H
MUSEE DES BEAUX-ARTS(絵画中心) 19H30~24H
MUSEE DU SOUVENIR DU GENIE(軍隊について) 19H30~24H
MUSEE DE JEAN LURçAT ET DE LA TAPISSERIE CONTEMPORAINE (近代的なタピスリー) 19H30~24H
MUSEUM D’HISTOIRE NATURELLE(動物について) 19H30~24H
20H30~20H50 コンサート
20H50~21H10 休憩
21H10~21H40 ゴスペルコンサート
アンジェのバンドJO BITHUMEによるコンサート
20H30 MUSEE DES BEAUX-ARTS前
22H30 L’HOPITAL ST- JEAN前
http://www.nuitdesmusees.culture.fr/index.htm

反CPE(初採用契約)デモの結果 2006年04月20日
社会人がデモをやめた中、高校生、大学生と学生のデモはなかなかやめられない状態にある。社会人はストライキをするたびに給料が減るので学生さんはその点気が楽だからとも言えるが。フランスで今年は一番遅くにバカンスが始まるアンジェでも週末にはパックのバカンスに入るので、デモの話を聞く機会が減った。デモとバカンスの両立は難しい様子。学生もマクドナルドなどバイトが始まるからとの校長先生からの返事だった。
最近のニュースはデモによる悪影響。
学校 机、椅子の破損、壁の落書きとこれらの被害額は想像外。壊すことしか考えていないように思いがちでデモの意味が失われる気がするのが残念である。
中心の商店街 デモ行進の日の利益は半額以下。大都市ではショーウインドーの破損。
生徒 ほぼ2ヶ月の授業無し状態の結果バカンス中にも授業があり、宿題は山ほど出る。高校3年生はセンター試験にあたるバック試験が近づく。先生は授業の遅れを取り戻す時間はないだろうとのコメント。大学生はバカンス中にはバイトがあるので、学校へ行く時間はない・・・
ここまでは私が予想していた通りであった。そのあとニュースで耳にしたこと。
献血センターのストック不足。
普段献血に来る人がデモ行進で忙しかったことが原因らしいが意外なところでデモ行進の影響があることに驚かされた。
さくらさくら 2006年04月13日
あちこちに桜が咲き始めました。今年は冬が長引いていたのか、3月も寒い日が続き例年より遅めの
スタート。
まずしだれ桜や、小さめの、花びらの色の薄い桜が咲き始め(近所にある桜が「ソメイヨシノ」種
なのかどうかは未確認)、その後、色が濃いめの八重桜が咲きます。
先日、パリの南に位置するソー公園の近くを車で通ったついでに、ちょっと足を止めて園内をすばやく
散策してみました。この大きな公園には、桜の沢山ある一角があって、開花の時期にはそれは美しい
風景を織り成すのです。
何年か前に、この公園に満開時にきて友人たちと日本式お花見をしたのを思い出しました。
行ってみてびっくり。うちの近所の桜は、薄いピンクのも濃い目のピンクのも、もう咲き始めているのに
ソー公園のはまだかたいつぼみでした。ふと桜並木の端のほうに目をやると、どうも日本人らしき
グループが、残念ながらまだ咲いていない木の下に敷物を敷き、風が意外と強いのでお酒(?)の瓶や
コーラのボトルで敷物をおさえお食事中でした。ここに毎週来ているという自称地元人によると、
満開なるのはどうも今月末まで待たないと・・とのことでした。
日本のお花見が恋しくなっている方、パリ郊外での花見はいかがでしょう。
電車ならRER B線 Croix de Berny駅下車が便利ですよ。
電気、ガス、水、インターネット・・・ 2006年04月10日
電気、ガス、水、インターネット・・・これなんでしょう。そう、毎日の生活に欠かせないものです。
たががインターネット、されどインターネット。なくても命に別状ないじゃないか。もっともでございます。
しかし一度この便利な文明の利器を使い慣れてしまうと、突然なくなられた日には、あれも出来ずこれも出来ずと、なんともお粗末な状態になるのです。
3月も終わりに近いある日、我が家で突然ネットがつながらなくなった。普段からどこかの電話番号や営業時間を調べるにも、知り合いとの連絡も、情報は何でもインターネットでちょこっと調べれば・・という癖がついていたので不通になってしまって初日から困ってしまった私たち。
折りしもその翌々日から日本から友人一家がパリにやってきてネットなしの時期と重なり、あいにく借りてきた少し古いガイドブックしか持っていないとのこと。我が家のもそうだ。
訊かれた観光スポットの開館時間や休館日を調べ確認するのにネットの大切さを思いきり実感してしまった。おまけにお勧めしたいレストランに一緒に行こうと、情けないことに、予約しようにも電話番号も紙にメモしていなかったため調べるのに一苦労。
とにかく早く苦情の電話をせねば。有料の電話番号 082X XXXXを回し、誰かが電話口に出てくるまで待たされること約10分!やっと電話口にでたお兄さんに状況を説明し、文句をたれる。分かった、係の者に伝えて技術者から直接、お宅に伺うためのアポを取る電話をさせるから・・となだめられ電話を切る。その日は待っても電話はならず、翌日になっても一向にかかってこない。{やっぱり。そんなことだろうと思った。。}どうも仕事の仕方に信用がならないが、毎回高くつく電話を掛けるのがいやでもう一日待ってみるが無駄だった。再度の催促電話でやっと技術者を2日後に送るという具体的な話にこぎつける。え、2日後って、うちもう先週からずっとネットなくて困っているんですけど。
翌日なぜか同会社の”下見”の人が突然やって来る。思い切り不便だという文句を浴びせ、気分的にはかなりすっきりしたが、技術者は明日本当に来るのだろうか、という不安がぬぐえない。しかも、彼が来る可能性のあるという時間の指定がめちゃくちゃ広いので、ほぼ一日それを待てと言われているようなもんであった。当日朝から今か今かと家から出ずに待ってお昼を過ごす。そして午後の後半ついに技術者が参上。幸いケーブルのプラグだかを取り替え、なにやら触ったら直ってくれたのでその夜からネットが復活したが、つくづく修理のお願いをするのに疲れ、短期間来仏した友人のためには、情けないことに大した情報提供もしてあげられなかったのが悔やまれる。
それにしても何度も催促しないときちんと動いてくれないというのは本当に困りもの。フランス語にあまり自身のない留学生の方には、こんな時駐在員のサポートがあれば心強いはずです。
そして我が家はネットやメールに依存していた、しすぎていたということに気がつかされた8日間でした。
パック(チョコレートの誘惑)

私はカトリックの幼稚園へ通ったのでイースター祭には自分でゆで卵に飾り付けをして家に持ち帰りもったいないけれど殻をむいてから少し色づいた卵を食べるというのが伝統でした。
フランスではこのゆで卵がチョコレートに変身します。(大人である私にもこの喜びは表現しがたいものでした)パックの数日前。毎朝パン屋さんに並ぶチョコレート。形は卵、ニワトリ、魚、鐘・・・。ニワトリの中には卵型の小さい飴が入っていることも。パックがクリスマスに次いでフランス人がチョコレートを多く消費する時期なのは最も。私も先週から誰かの家に行っては卵型のチョコレートを食べています。
アンジェの伝統 鐘がパックのチョコレートを各自の庭に運んできてくれて丁寧に隠してくれます。おやつの時間あたりに子供たちは各自籠にこのチョコレートを拾い集めるのです。パパ・ママのお家、おじいさん・おばあさんのお家・・・と大家族の場合、訪問件数が多くなります。だから翌日の月曜日も休暇なのでは?といつも思う私。2日にわたってチョコレート拾いをする人もすくなくはありません。またアンジェ郊外のブリサック城へ有料のチョコレート拾い集めに行く人もいるようです。今年は頑張ってお昼ごはんへ招待しようという人は朝からチョコレートを隠し、子羊のお肉の料理をしてください。臭いが強いのでニンニクが欠かせません。
「では雨の日にはどうするの?」
「気にせず外へ出る。」と答えられました。春に雨が降ることは少ないので・・・ということだそうです。
"Poisson d'avril !?" 四月のお魚とPAQUES 2006年04月01日

今日は「4月のお魚」の日。そして少し前からスーパーやパン屋さんに、卵やうさぎの形をしたチョコレートがいっぱい売られています。これらは今月16日にやってくるPâques(イースター)のお祭りのシンボルです。今日1日はフランスでは特別に「ポワソン・ダヴリル」と言って、紙に書いた魚でちょっとしたいたずらをするという風習があります。と言っても、大人はこれといって特に何もしないことが多いので、つい忘れがちですが、先ほどうっかり「桜が満開だから近くの公園に来て!」と、知り合いのジョークのワナにはまってしまいました。本当はまだ咲き始めの段階です。
そういえば先週あたりから子供たちが、幼稚園や託児所で色とりどりの魚を作って持ち帰ってきてまし
たっけ。1日は、Pâquesの初日であり、昔からPâquesといえば春が来た!という観念があるそうです。
今年は4月16日がPâquesの日にあたり、この日までは神話に出てくるうさぎや鶏、卵のチョコレートがあちこちで買えます。そして翌17日の月曜日は"Lundi de Pâques"といって祝日になりお休みです。
でもなぜ「4月のお魚」なの? この風習の歴史をたどると時は16世紀、1564年までさかのぼります。
シャルル9世という人がこの不思議な「4月の魚」の鍵を握っているようです。
世間にはポワソン・ダブリルの成り立ちに関していろいろな説があるようですが、ひとつには、その年、
王は1年の初めを4月1日から、1月1日に変えることに決めたという王令を出した。民衆の中には賛成する
ものも多かったが、中には、特に年配者は突然の変化に反対していた。その”保守派”の人たちは他の
民衆から、頭の後ろに魚をくらわされた、という説・・・。
年の始めであった4月初に贈り物や心づけわたしたりをする習慣があった。
それが年始が4月から1月に変わったので、その贈り物の時期も変えざるを得なかった。が、一部の人
たちは変化を嫌い4月に贈り続けていた。時代とともに、この4月の贈り物が小さな冗談交じりのプレゼン
トに変わり、さらに近代になって人をわなに掛ける物に変化していった、という説・・・
今日では、この習慣は主に子供たちの間で、紙で作った魚を誰かの背中や後頭部に張って、それに気が
つかないのをひやかす。。など単なる遊びで行われるだけとなっています。
この日はちょっと背中に気をつけて。何かこっそり張られているかもしれませんよ・・・
春到来?! 2006年03月26日
この日曜日からヨーロッパは夏時間になりました。日本との時差は現在7時間です。時間が一時間早くなった分、日没も遅くなり、もう今日は8時ごろまで暗くなりません。
この冬はフランスにおいて、15年ぶりの寒波だったようで、特にこの3月はつい最近まで各地で雪が降るなど、春の到来が大変遅い年でした。
「もう夏になるのに、こんなに寒くていいのかしら?!」と誰もが思っていたのですが、お天道様もどうやら夏時間のことは気にしていたみたいです。夏時間になったこの日曜日、リヨンは暖かい日差しに包まれ、人々は待ちに待った春の到来を楽しむために外を散策しています。
本当に今年は冬が長かった。冬の分厚いコートがいつになっても手放せない毎日。さらにここ一週間ほどは、風が強かったり雨が降ったり、晴れたり曇ったり、と猫の目のように変わる気候でした。
とは言っても、北国ですからまだまだ油断はできません。「5月になるまで冬の衣装をしまうな」ということわざもフランスにはあるそうで、4月になってすごく寒くなることだってありえるのです。
写真は、日曜日の市の脇でブラスバンド演奏をする大学生たちとそれを見守る市民達。子供達も音楽に合わせて踊ったりしていて、春の喜びに満ち溢れています。
いよいよ、ヨーロッパに住むのが気持ち良い季節になって来たようです。
電話の時間 2006年03月25日
日本の家庭では一体何時ごろまで電話をかけることが許されるものでしょうか。10時、あるいは11時、というのが多いのではないのでしょうか。
ちゃらちゃら遊んでいるイメージが強いフランス人ですが、彼らの普段の生活は案外早寝早起きです。それと関係するのかどうかは分かりませんが、フランス人の家庭に電話をするのが憚れる時刻は案外早いみたいです。
大体夜8時から9時ぐらいまでのようです。9時以降に電話をかけると、「一体何事?!」という風にも思われるようです。夜だらだらと電話でおしゃべりをする習慣のある日本人にとっては、かなり早いようにも思います。個人主義が発達している故なのか?「こんな夜遅く相手も寝ているかもしれないし、寛いでいつかもしれない時間に電話などしてはいけない。」という意識があるようです。
以前フランス人の旦那さんを持つ友人のところへ夜の8時半ごろに電話して、それだけでも、「あなたは誰?どんな用件ですか?」なんて、不快そうにご主人が電話に出てきて驚いたことがあります。
ところが、朝の電話開始許容時刻は案外早いようで、8時ごろから、というのが大体耳にする話しです。もっと早くても、朝早いことに限ってはあまり眉をひそめられないようです。
誰かが、「8時から8時まで(つまり朝8時から夜8時まで)が電話をかけていい時間らしい」というのを言っていましたが、案外そのくらいが目安なのかもしれません。
とは言っても、老若男女が自分の携帯電話を持つ時代なので、遅くまで起きていると言うことが分かっている友達に直接電話をかける分にはあまりとやかくは言われないようです。
電話は用件があってかけるもの、という意識がまだ残っている、ということなのでしょうかね。
100%家禽肉メニュー 2006年03月24日
鳥インフルエンザが懸念されてか家禽肉の売り上げがかなり落ちています。それを何とか回復させよう
と政府はあの手この手でアピールをしていますが効果がいまいち。。。先月は各家庭の郵便受けにも家禽肉の安全性や鳥インフルエンザの説明が書かれたチラシが入りました。
先日の農業見本市では大統領、首相自らが鶏肉を食べたり、このたび国会議事堂では飼育業者を
援助するため、建物内ビュッフェの食事を100%家禽肉メニューしてみたりと苦肉の策にでました。
でもやっぱりグルメの国フランス、飼育業者に援助、協力するにも単に肉を食べればいいという訳には
いかないのです。やはり美味しく美しくいただかなくては。
料理人たちは、議員さんたちのお食事に、メインにはもちろん鶏肉のアミガサタケ風味、ドーフィノワ風
グラタン添えや串焼きチキンのピラフ添えとばっちり家禽系、デザートまで工夫を凝らし、卵の形をした
ケーキで演出したりの懲りよう。さすがに結構美味しそうです。
とにかく調理すれば何も問題ないし、どうせいただくなら美味しくというのがキーワードのようです。
行きつけのスーパーでも、家禽肉コーナーに人を配し行き交う客に一口料理をすすめたりなんかして、
販売促進を図っている姿が見られます。
せっかち 2006年03月21日
『せっかち』の意義 先を急いで落ち着かないさま。気短。
車を運転しているフランス人の大半がせっかちな人だと思います。例を挙げると、
おしゃべりをしていて赤信号から青信号に変化したことに気づかない場合
1,2,3,4、5秒後には数台のドライバーがクラクションを鳴らします。それでも気づかない場合クラクションはコーラスのごとく鳴り続けます。
路上駐車の車の幅の大きさより両方向の車の交差が難しく時間がかかる場合
まずは3分待ち様子を見る前に、必ず誰かがクラクションを鳴らして不満な様子を表現します。
では私自身がせっかちだと気づくとき
エレベーターに誰かと乗り無意識に自分だけが閉まるボタンを探して開くボタンしかないと認識した瞬間、エレベーターのドアが閉まるまでの数秒を数分間に感じ、見知らぬ人との妙な沈黙に耐えられないとき
10時のアポイントに5分前に着き、10時どころか、10時10分に慌てふためく様子もなくのんびりとやってくるフランス人を「礼儀知らず?」と思い、でもたかが、10分ではないかと反省したとき。(10時前に着く人は少ない)
ご飯が食べ終わった途端さぁと立ち上がるのは自分1人で他のフランス人は「では食後のコーヒーか、紅茶でも」なんてゆっくりとしている姿を見たとき。
フランス生活に慣れていると思っていてもカルチャーショックは頻繁です。
ババール75歳! 2006年03月20日

ババールって誰か知っていますか。そう、世界でいちばん有名なぞうさんです。
1931年にフランスで生まれ今年で早75年、ご存知の方も多いと思いますが、ぞうのババールのお話は
フランスをはじめ、ヨーロッパ諸国、北米やアジアでも世界中の子供たちに読まれ、語られ、親しまれています。
好奇心が強く、賢くて、おしゃれなババール。原作者はジャン・ド・ブリュノフという人。もとは自分たちの
子供たちのために創ったぞうの物語からはじまったそう。幼少の頃の自作愛読書が今日世界で広く
読まれている作品だなんてうらやましいですね。
お母さんをハンターに殺されてしまった小象のババールは、逃げて逃げてついにある町にたどり着き、
そこで優しいおばあさんに出会い、人間社会に生きることになります。おばあさんから学問、マナー、車の運転等様々なことを学び、やがてぞうの国に帰ったババールは、幼なじみのセレストと結婚し、ぞうの国の王様に選ばれ・・・。
これは植民地主義に貫かれた童話だという批判も聞かれますが、まぁ固いことはいわず、キャラもかわ
いいし個人的にもファンなので紹介します。
ババールのお話は、現在息子のロラン・ド・ブリュノフに受け継がれながら、地味ながらもその存在は
しっかり定着していましたが、今年は75年を記念して多くのイベント、絶版再出版などが予定されて
います。
今月は15年来絶版になっていた「ババールのABC」と「ババールの誕生日」の2コレクションが再刷
されます。パック(イースター)に向けては、あのダロワイヨからパック特性チョコレートの卵が発売され、
6月にはフランスの郵便局でババールの記念切手が発売予定・・・と大忙し。ファンの方見逃せませんよ。
フーディング
フーディングとは?
これは3年前首都パリより始まり、food+feelingから生まれた言葉で、伝統と郷土を保ちつつ五感を使いながら食べるといる意味を表す新しい食文化を意味します。つまりお皿の中身と同じくらいに、テーブル芸術と言われる食器、飾り付け、食事が催される雰囲気が重要視されます。批評家がこれはレストランやお菓子屋、ワイン産業が宣伝のために作った流行であり、ガストロノミーとは言えないと批判する中、レシピがなく、限界がなく、全く自由なフーディングはおもしろいと今や日本、イタリア、イギリス、アメリカにまで広がっています。個人的には理由はどうであれ、新しいレストランを見つけたり、違った食べ方を再発見したりするのは、普段のワンパターンな生活から抜け出す手段には好都合。
2006年のテーマは『ワインとフーディングツアー』。残念ながらイベントは首都のみと限られますが、無料で新しいフランス料理の試食希望の方、日程と数日前に参加するために必要なパスワードがサイトに載るので必ずチェックしてください。
パエラ味のボール
デパートみたい?Foire 2006年03月19日
この金曜日から11日間、リヨンでは、「Foire de Lyon」という、フェアーが展示会場で開催されています。
大々的に宣伝されているので、どんなものかな?と思って行ってみました。
空港のすぐ脇の大きなイベント会場で開催されています。メトロの終点駅から無料の送迎バスが一日中出ていて、車がなくても行くのは簡単です。
入場料を払わなければならないのが、たまに傷ですが、なかなか楽しいフェアーでした。
丸一日回ってみて思ったのは、まるで、大型のデパートのよう、ということでした。人出もかなりのものだったし、大きな大きな会場には、ゲームのコーナー、インテリア、家具、お風呂、プール、園芸、洋服、雑貨、食料品などありとあらゆるものが。奥の一部には、「ヒマラヤ展」もあり、まるで、デパートの催事場のようです。
レストランやカフェはそこここにあり、食料品売り場はフランス各地の生産者による、チーズやハム類、アルコール醸造業者など、それに、イタリアやコルシカ、シシリアなどの生産者のスタンドも沢山出ていて、味見をしながら、商品を買うことができます。また、調理用の便利グッズなどを実演販売する、話し上手のおじさんなどもいて、途切れなく話しながら、技を披露して、消費者の心をくすぐります。
フランスのデパートは日曜日は開いていません。クリスマスの直前だけ開く程度です。日曜日にこんな場所で楽しむことなど、普通ではできないことなのです。
やはり子供づれの家族組が目につきました。日本的なデパートの喧騒を味わいたいと思ったら、こんなフェアーなどに行ってみるのも楽しいと思いますよ。

ゴミを減らそう 2006年03月16日

昨年10月よりアパート3階の高さの巨大なゴミ箱よりゴミ袋があふれるCMが流れています。フランス人1人あたり年間360kgのゴミと多すぎるからです。そこで目的、クイズなど情報満載のその名の通り『ゴミを減らそう』サイトで提案されている9つのゴミの減らし方を紹介します。
紙の使用枚数を制限する。(表裏と印刷する。リサイクル用紙の利用)
充電電池を使い、使い捨ての電池の使用を避ける。
買い物で(例えばヨーグルト、ペットボトルの飲み物の選択に)パッケージの少ない物を優先する。
生野菜、果物、ハーブの購入にすでにパッケージされたのを買わない。(フランスのスーパーでは手づかみで1kgの果物を袋に入れて購入可能)
スーパーの買い物には、ビニール袋の使用を避け、かごやスーパーで1袋1ユーロの1度買えば破れると新品と交換してくれて25kgまで入るカバ袋を持ってゆく習慣をつける。
ポストに「私は広告を拒否します。」というシールを貼る。(フランスでは新聞を取る家庭が少なく、午後に厚い広告が配られます。)
水道水を飲む。(アンジェは水道水がおいしい街であるけれど、のどが乾いた時、食事時に飲まれる水は大概ペットボトルのミネラルウォーターです。)
少量で包装されているお菓子を数個買うよりも1つのお菓子を買って切り分ける。
使い捨て用品の使用を避ける。(掃除用品にはウェットティッシュよりもスポンジと洗剤を)
皮肉にもこのCMを初めて観た時の後のCMがウェットティッシュのメーカーでした。
環境保護と商業目的の難しさ。
ちなみに1884年ウジェンヌ・プベル氏が名付けて以来フランス語でゴミをプベルと言います。
http://www.reduisonsnosdechets.fr/index.asp
スウィーツが熱い
最近TVや新聞でも取り上げている、若手のハンサムな注目のシェフとか、若く美しく腕のいい女性シェフ
とか、その一風変わったお菓子や自慢料理などがちょっとした話題になっています。
そして彼らの差別化を図る料理やお菓子に、日本料理に欠かせない素材や、アジアン料理に見出す
スパイスなんかを使った例が少なくありません。
そんな折、あのアニエスbのスウィーツが登場。アニエスbと言えば、まずお洋服が頭に浮かび、ついで
コスメティックといったところだったが。
「アラジンのランプ」と命名されたスウィーツは、サフラン風味のイタリアンメレンゲに、とろけるような
リンゴと、生姜や胡椒などのスパイスが効いたキャラメルでポワレされた洋梨が入っているのだそう。
スウィーツにに胡椒ね?素人には想像が難しいですが、どんなお味なのか興味がわきますね。(私
別にアニエスbのまわし者ではありません・・・)形はソフトクリームか風雲かといった感じ。
どこで食べられるの? パリはオペラ広場にあるカフェ・ド・ラ・ぺにて4月30日まで食すことが出来ます。
実はこの超有名カフェのシェフであるマルレッティ氏、少し前はシャンタル・トマスとのコラボレーション
というのもありました。次はどんな目新しいスウィーツが誰と生み出されるか、食いしん坊は今から
楽しみです。
春の映画祭 2006年03月13日

やってきました。今年も春の訪れを喜ぶこの季節、7年目を迎える春の映画キャンペーンが近づいて
います。今月19日から21日までの3日間、パリはもちろん各地でも、映画館の入場料が一律3.50ユーロ
となりますのでお見逃しなく!たいていの映画館が参加していますから、観られる作品も豊富。
そう映画好きは大変うれしくなる期間なのです。
暖かくなって外に出たいのとは裏腹に、昼間でも暗い映画館に入り浸るべき映画の世界も春のお祭り
気分満載です。現在パリのMK2で中国映画特集をやっていたり、8日から12日まではノルマンディー
はドーヴィルでアジア映画祭が催され、15日からはルーアンの北欧映画祭、パリ市庁舎で今月
初めから6月までParis au Cinemaと題し、パリ市が企画するこちらの展覧会は、映画が発足して間もない
頃から現代の’ダヴィンチ・コード’に至るまでを、パリ&映画の切っても切れない関係を見せています。
というわけで映画ファンはたまらなく忙しいわけでした。
衣替え
フランスでも随分日が伸びてきました。あと2週間で、ヨーロッパは夏時間に切り替わります。春の気配も段々感じられてきています。が、まだまだ気温は上がらず、寒い日もかなりあります。
ところで、フランス人には衣替えという習慣がありません。日本人の我々は春になったら、秋になったら、たんすの中を整頓して、春夏物、秋冬物、という風に入れ替えをしますが、フランス人はあまりしないようです。
なぜか。それは、気候が日本のように温暖ではないからです。昨日は気温が10度までしか上がらなかったのに、今日は晴れて25度まで上がった。昼間はTシャツ一枚で過ごせたのに、夜はセーターを着てコートを上に羽織らないと過ごせない、そんなことが日常茶飯事にあるからではないか、と思います。そんな気候に鍛えられているフランス人たちは、比較的暑さ寒さに強いと言えますが、それでも、五月になってもセーターを着込みたくなるような日が来る国ですから、さっさと冬物をたんすの奥にしまうわけにはいかないのだと思います。また、一日の温度変化が激しかったりするので、半そでTシャツの上にかっちりした皮のジャケットを着込むようなのが、フランス人のスタイル。持っている衣服は一年中使用する可能性があるのです。
しかし、そんな気候の中でもついついたんすの中を整理して衣替えしたくなるのが日本人というもの。そしてそんな努力も空しく、急に再び寒くなったりして、せっかくクリニーングに出してしまっているセーターを今更出したくないわ、なんて、無理して春のシャツを何枚も着込んで、春の肌寒い日をやり過ごそうと頑張ったりしてしまうわけです。
ですから、服は(特に冬の服は)あまりしまいこまないで、いつでも取り出せるようにしましょう!
マニュアル車、ディーゼル車 2006年03月12日
フランスで走っている乗用車について、書きたいと思います。多くの人が運転している車はほとんどがマニュアル車です。それでも以前に比べてオートマ車がたくさん走っているようですが、やっぱり多くのフランス人の意識としては、オートマ車とは体に障害がある人が使うもの、という感じのようです。
ですから、車を買う場合も、オートマ車を探そうと思うと時間がかかります。日本人同士で売買する場合も多いようです。また、新車でオートマ車を注文しても時間がかかる場合が多いそうです。
また、フランスでは、というか、ヨーロッパではディーゼル車が多く走っています。日本ではもう随分前から、ディーゼル車は禁止されていますよね、環境に良くない、という理由で。ところが、こちらではディーゼル車のほうがたくさん走っているのです。理由を聞いてみると、ディーゼル車は確かに空気は汚すかもしれないが、地球温暖化に対してはガソリン車よりディーゼル車の方がいいのだとか。
でも、本当の理由はやっぱり燃費が安いということなんだと思います。1リットル当たりの価格だってディーゼルの方が安いわけだし。お陰で同じ車でも、ディーゼル車の方が買うときは価格が上になっている場合が多いです。だって、買う時の価格は高くてもその後のガソリン代が安く済むわけだから。
パリなどをフランスに行ったばかりの日本人が運転するのは難しそうですが、地方などに旅行に行ったときにレンタカーを借りて運転してみる、というのもいいのではないでしょうか。自分が持っている日本の免許がオートマ限定免許だったとしても、マニュアル車を運転させてもらえますし。田舎道でだったら、ちとばかしエンコしてしまっても恐くないし?!
日本ではなかなか運転する機会のない高嶺の花(?!)のフランス車、ヨーロッパ車のドライビングを是非フランスに来て味わってください。

アンジェの公園について 2006年03月08日
子供の時に通った実家の近くにある公園には鉄棒、滑り台と砂場があるくらいでした。数年前に行ってみたところ、はがれたペンキはそのままで塗り替えられることもなく、今にも枯れそうな藤の木の手入れがされていないことは一目瞭然でした。そういえば公園の手入れって誰がするのでしょう?
アンジェの公園は市立なのでペンキの塗り直しや新しい遊具の設置、植物の手入れをするのは市の職員です。ミニ動物園がある公園もあるので、昨年のごとくカンガルー脱走事件が起こると、公務員が車でカンガルー追走をしなければなりません。どの職場の人がしたのか誰も知らないのですが。
公園デビューは何歳から?
「子供が歩くようになると連れて行きなさい。」と聞いたことがあります。ちなみに『公園デビュー』というフランス語はまだ聞いたことがありません。
遊具について 一見何だ?と思える形をしたカラフルな滑り台ばかりです。地面にはやわらかいゴム状の(ムースというらしい)床が設置されているのでコケた時のショックを和らげます。
どの遊具で遊ぶ?
対象年齢をシンボル化したキャラクターで説明されてあるので3歳と7歳の子供であると遊具が異なるように子供の年齢から遊具を選ぶようになります。

本当に会えるのはいつ? 2006年03月07日

今年はパリで様々な施設が修復工事を経て晴れてオープンするというニュースが目につきます。
なかでも目玉はなんといってもオランジュリー美術館。超有名なモネの「睡蓮」を始めとして、
素晴らしい印象派コレクションを誇っていましたが、改修工事が始まってから早何年経ったことでしょう。
待ち遠しいのを通り越して、存在を忘れてしまいそうでしたが、ようやく今年の5月に再開するそうです。
それから2006年4月上旬には、トロカデロの水族館もリニューアルオープンする予定とのことです。
大々的な修復工事もようやく終わり晴れの姿を現すトロカデロ水族館は、なんと1878年の生まれ。
万国博覧会を期に建てられ当時はヨーロッパで最大のものだったそうです。老朽化が原因で1985年
から20年間も閉まったままなので、私も今時の若者もここの存在を知らず、訪れたことがない人が多い
幻の館なのです。
エッフェル塔の正面、シャイヨの丘の公園風景に溶け込んだ建物であるため修復にも時間と費や
したのだとか。完成した暁には500種類に上る1万5千匹の魚が43の水槽に分かれて住まう予定と
なっています。
この水族館に隣接して、海底の雰囲気が楽しめるという、シネ・アクア映画館もオープンし、ついでに
日本食レストランも入る予定だそうです。個人的にも首を長くして楽しみにしているのですが、もう3月
初旬だというのに、未だに最終的な開館日などが発表されていないので悪い予感が。
この水族館再開にまつわる噂、デマは多く、2000年から2001年にかけてミレニアムを記念して
リニューアル・・・という噂に続きその翌年にはついに・・・とか、今までにも何度も皆をその気にして待たせ
てきたくせものなのです。本当にいつになることやら。
サン・パトリック

サン・パトリックの人生
4世紀末スコットランドに生まれる。16歳の時に海賊に誘拐されアイルランドへ連れて行かれる。6年間厳しい生活条件の中で羊の見張りをしながら生き抜く。神のお告げに従い、船に乗りフランスへ脱出成功。レラン、オセールで勉強して司祭となる。教皇の指示で宣教師としてアイルランドへ戻り、アイルランド人へカトリック教を教えるように励む。何度もの逮捕にもめげず、彼らにカトリック教を広めることを成功する。伝説ではサン・パトリックが蛇(悪のシンボル)除けをして、三位一体の説明にクローバーを使ったと言われています。現在クローバーはアイルランドで国と国民のボスサン・パトリックの象徴となりました。
聖人のカレンダーでは3月17日がサン・パトリックにあたります。この日にはパトリック、パトリシア、パトリスへ言ってあげてください。「ボンフェット。」アイルランドに限らず、アメリカ、フランスでもサン・パトリックの祝いがあります。パリ近郊にお住まいの方でディズニーランドに行く予定ならこの日を選んでください。催し物が楽しいです。アンジェに住んでいるならこの機会にアイルランドパブへお立ち寄りください。朝方まで楽しめます。注文にはアイルランドビールのギネスをお忘れなく。
フランスの通りのしくみ 2006年03月06日
フランスの通りについてのお話。
リュー、ブルバール、アヴニューなど名称の違いは通りの大きさによります。
通りの名前
政治、文化面で活躍した人の名前を通りにつけます。
例 ビクトル・ユーゴー、アンヌ・フランク、パスツール、ミッテラン、ラファイエット、サンテクジュペリなど
名前の下には彼らの生きた年代、そしてどんな分野で活躍したかが書かれてあるので、私は知らない名前にあたると読むように注意しています。昔アンジェ市長だった人も通りの名前となるようです。
番地
例えば通りの右側が奇数の番地なら左側は偶数と言うように並んでいます。したがって1番地の横は2番地ではなく、3番地になります。
では1番地の家の持ち主が家を2つに分けた場合
1番地A、1番地Bとはならず、1番地と1番地ビスとなります。
3つに分けた場合 1番地、1番地ビス、1番地テール
4つ以降 まだそういう家を見かけたことがないので知りません。
では私は132番地の家の前にいます。向かい側は何番地でしょう? 99番地?または101番地? 私の住む通りの132番地の向かい側は179番地です。やはりフランスは不思議なところです。もし偶数の番地をさがしていて奇数側にいれば横断歩道を渡り偶数側の通りで番地を探すことをお勧めします。

フランスの日本食レストラン 2006年03月05日
フランスに何年も暮らしていると、日本食が恋しくなるときがあります。日仏文化協会でいらっしゃる学生さんたちは、日本を離れて間もないし、せっかく食べ物の美味しい国に来たのだから、フランスの美味しいものを食べることに意欲を注ぐようですけどね。
近年は日本食ブームということで、各地に日本食レストランがありますが、やはり多くは日本人ではなく、中国人など、他国の人が経営している店が多いようです。もちろん板前さんも日本人ではなく外国人。聞いた話によると、今パリには600店ほどの日本食の店があり、その八割は外国人経営の店なのだそうです。
フランス人に人気がある、ということで、日本食レストランの多くは寿司か焼き鳥、またはその両方を中心にしたメニューを出しているようです。
日本食を含めた各国料理の幅は、やはり、パリとその他の地方では相当な差があるようで、パリでしたら、日本人経営の店がたくさんあって、色々なチョイスもあるようですが、地方都市となるとそうはいきません。
地方都市の場合ですと、まず外国人経営の日本食屋があります。板前さんはたいていアジアの人。焼き鳥はどの店も、中国系のメーカーが市場を独占しているようで、味にあまり変わりはありませんが、上手なところは炭火焼だったりします。注目したいのは、絶対にねぎなどを挟んだ野菜と一緒の串焼きがない、ということ。大体フランス人自体、バーベキューをやるときも肉だけしか刺さっていない串焼きを食べるからかもしれません。それでも、運が良いと、一軒か二軒、日本人経営の店があったりします。味の差は明らかにあって、でも多くの場合は値段と味が比例します。ですから、本当の日本食を食べるというのはやはり割高なお食事になります。特に寿司なんかだと、味も軽いですしね!
手ごろな値段で本当の日本食を、レストランで楽しみたいと思ったら、まずはパリに行くことですね。そうでなければ、調味料や日本から持ってきたり送ってもらったりしてもらったものを使って、自分で料理してしまいましょう!自分で作ろうと思ったら、今は案外便利ですよ。普通のスーパーにだって、醤油は売ってますしね!
フランスの学校のバカンス時期 2006年03月04日
フランスの学校は、日本より休暇の時期が長いです。
年度始まりは9月で、夏休みはほぼ二ヶ月ありますが、それ以外に約二週間のバカンスが年に4回ほどあります。
二ヶ月学校に通うと二週間のバカンス、といったリズムでしょうか。
一回目のバカンスはトゥサンと呼ばれる万聖節の時期です。日本で言えばお盆みたいなもので、伝統的に墓参りをする時期なので休暇になるようです。この時期になるとあちこちで菊の花の鉢植えや花束が売られています。このときは10日ぐらいの休みです。
そして二回目がクリスマス休み。クリスマスを中心に二週間休みます。今年はクリスマスが日曜日だったため、その一週間前から休みに入り、新年は三日が新学期という状態でした。
一回目、二回目はフランス全土で同時に休暇に入りますが、二回目、三回目は国内を三つの地区に分けて、バカンスをずらしてあります。なぜならば、この時期には行楽地が混むからです。
3回目は大体2月中旬ごろから3月初旬までで、冬休みとも言いますが、別名スキー休みとも言います。多くの子供は、スキー合宿などに参加して、あるいは家族が子供の休暇に合わせて自分も休暇を取り、一週間あるいは2週間、スキーを楽しみます。そう、スキー場などが混むため、バカンスを地区によってずらしているのです。
そして三回目がパック休みと言われるイースターの時期(4月ごろ)の休みです。この頃になると気候も良くなってくるので、やはり各地へバカンスに出る人たちが多いようです。
そうして、その後は夏休みまでノンストップ。夏至をちょっと過ぎて、気候が本当に気持ちよくなった頃、フランスの子供達はバカンスに入ります。
日本の学校より休暇が多いので、楽しそうではあるのですが、その分(?)、大変な面もあります。
第一に、学校がある時期は小学校低学年の子供であっても夕方4時ごろまで授業があります。へとへとです。第二に、日本に比べて、祝祭日が少ないので、学期中はあまり休む暇もなく学校に通わなければなりません。
学期中詰め込みすぎて、休暇に入って全部忘れてしまう、いや、やっぱり休暇は必要だ、など賛否両論あるようですが、そんなリズムの中でフランスの子供たちは暮らしています。
クリスマス休み以外は日本人が休みではない時期なので、あれっ?と思うのですが、所変われば、リズムも変わる、ということで、我々日本人も冬休みなどスキーなどを楽しみたいものですね。
なぜかベビーブーム 2006年03月03日
2005年にフランスで産声をあげた新生児の数80万7400人。2000年のミレニアムベビー80万8200
人よりは少ないものの、2004年、2005年と出生数は増え続け近年の他国のそれと比べてもこの伸びは
異例だそうです。なるほど周囲をみわたしても、昨夏から秋にかけて出産した友人知人が合わ
せて4人もいるのですからこの数もうなずけます。
こんなご時世のこと、ベビー用品産業はそれなりに潤っている様子。ベビーシッターやっている知人も、
お仕事探しには苦労していないとのことですから、まさに赤ちゃん万歳!なのであります。
先日パリはリヴォリ通りを通った折、ふと目をやった某コンセプトストアーのショーウインドー。
カラフルで目を引く小型ベビーカー数台がショーウインドーを占領していました。こういうトレンド好きが
集まるショップには、ベビーカーなど無縁のものかと思っていたのでちょっとびっくり。いやさすがは
流行の火付け役、そのベビーカーはスタルクのデザインモノでした。基礎構造はバギーではもっとも
メジャーなマクラーレンのもの。でもよく見かける流通タイプのお値段は、高くてもせいぜい200ユーロ
以下のはず。しかしスタルクさまデザインのベビーカーは、300ユーロ出して小銭のおつりしか来ない
というお値段なり。どんなタイプの親が買うのかな?
パリでは親子共々流行色でおしゃれにきめ、流行した三輪ベビーカーでさっそうとお買い物をしている
家族をときどき見かけます。街ではそんなおしゃれママさんへの周囲の人間の協力が、行動範囲を家
周辺や公園だけにとどまらないことを助長しているようです。ベビーカーが近づくと、側にいる人はドアを
開けたり抑えていてくれたり、階段や乗り物の昇降などもすすんで手伝ってくれます。
そうすると子連れのお出掛けも勇気付けられるものです。また子供がまだ小さくても他人に預けて
働きに出るのは何も後ろめたいことではないという理解や風潮も、少子化などどこ吹く風の要因なの
でしょうか。
一方日本では少子化だ!と長年問題視されながらも、なかなかその流れを変えていくことが出来て
いないのが現状。ではその現状とは・・・と言うと;
2004年の出生数は112万1千人と前年よりも1万3千人減少するとともに、出産率は1.29(フランスの女性
の出産率は1.94人、ヨーロッパではアイルランド(1.99)に次いで2位)と、いずれも過去最低を記録した、とあるが、それでも昨今増加中のフランスの出生数80万7400より多いではないですか!!
なぜか? それは、日本の人口がフランスの二倍=女性の数も約二倍だからです。
国際女性デー 2006年03月02日
20世紀初めにすべての国が女性の被選挙権を持つことに同意し、1910年に社会党のクララ・ゼトエンが国際会議で国際女性デーの創立を提案してから3月8日は国際女性デーとなりました。フランスでは毎年この日に女性のデモ行進が見られます。目的は男女間の性差別をなくすことです。
例えば
共働きがほとんどのフランス人家庭間で
食事、掃除などの家事の分担はされているか?
子供の面倒、送り迎えはどちらがしているか?
性差別をしないと言うフランス政府の女性大臣の割合は?
会社内で 管理職に就く女性の割合は?
同じ職場で同じ仕事をし、勤務時間も同じ男女の間に給料の差はあるか?
更にここで私が興味深いと感じるのはこの日に普段言いにくいしかし深刻な問題を取り上げることです。
フランスでの家庭内暴力(主婦4人の内1人は抱えると言われる問題)
どうして言いにくい? 勇気を持って警察へ行っても、他の家族、友達にまで信じてもらえない場合がほとんどで結局大半があきらめるという手段を得る。
女性と宗教、社会とのかかわり
表現、服装、行動の自由がすべての女性に認められているか?
今年は社会身分を扱う(もちろん女性の)大臣が希望者を募り討論を催します。女性である私にも難しい問題。まずはこれらの問題に関心を持つことから始めてみませんか?
http://www.femmes-egalite.gouv.fr/
記念切手にご注意! 2006年02月28日
先日、ちょっと遅くなってしまった年賀状を友人達に送ろう、と思いつきました。フランスや日本に向けてです。
昨年買ってあった、きれいな切手があったので、それを貼って送ろうと思ったのですが、フランス国内向けだったらそれ一枚で十分ですが、日本向けですと、不足分の切手を追加して買わなければなりません。
郵便局の窓口へ行って、追加分を買おうと思いました。
そうしたら、窓口の人が、
「はい、一枚に付き0,9ユーロですね。」
と言うではありませんか。
「えっ?! どうしてですか?ここに0,53ユーロ分(国内向け封筒の値段)の切手が貼ってあるじゃないですか。差額分を払えばいいんじゃないんですか?」
すると、窓口の人にこう説明されました。
この記念切手のように、切手の値段が明記されておらず、「FRANCE」と書かれている切手は国内向けであって、日本のような外国向けには使えず、無効になるのだそうです。
え~って、だって私この切手一枚ごとにためにちゃんと0,53ユーロ払っているのに?!と内心憤慨しましたが、仕方ありません。折角カードを書いて、封もして宛名も書いて切手も貼ってあるのを、再びはがして別の封筒に入れ替える、という根気もありませんでした。
泣く泣く、言われた金額を払い、では、この美しい記念切手は切手として使われなかったのだから、とわざと、郵便印を記念切手には入れずに送ってもらうことにしました。
フランスでは、先日のバレンタイン切手のように時折、とっても美しい切手が発行されるのに、日本の人々に向けて送れないなんてほんと残念。
記念切手は、美しいコレクションとして収集するか、フランスに住む友人(別の都市に住む)をどんどん作って、使うしかなさそうです。
でも、意地悪な制度だと思いません?日本にも日本国内にしか使えない切手ってあるのかしら?!
子供の名付けはどこでも大変。 2006年02月27日
フランスでは誕生後から3日以内に子供の名を決めてパパが市役所へ届けに行きます。子供の苗字は両親が既婚、未婚に関わらず、パパの苗字、ママの苗字、パパ+ママの苗字、ママ+パパの苗字と4種類の選択があります。
条件 一子の苗字と下の子供はすべて同じであることです。
どんな名前でも付けられるのか? 市役所は差別に関する名前であった場合拒否する権利を持ちます。他の例として 車のメーカーと同じ苗字のルノー夫妻が娘をメガンと名づけました。ここで問題が生じ裁判沙汰にまでなりました。問題とは? メガン・ルノー(カローラ・トヨタと同じく)はルノーの車の名前で商標として彼女の誕生前に商標として登録されていました。彼らの苗字がメーカーと同じであったと言う不幸と彼らが車を考えなかったというダブルな偶然から起こったことですが。
最近の傾向 ルカ、テオ、レア、クロエなど男女ともに短い名前の人気が上昇中。
フランス人は名付け事典を参考にして名前を決めるのか? 伝統的にカレンダーの日の聖○○のロマンやマキシムなどの名前を子供に付けます。2月28日は聖アントワネット。アントワネットに明日会えばおめでとうと言う意味のボンヌ・フェットを言ってあげましょう。他にはアメリカ人の俳優などからトム、ケビンなどと言う名前の男の子も増えてきました。

田舎者の仕返し?! 2006年02月23日
2月中旬はフランス人の学校の2週間のバカンスにあたり、アンジェ人は南の暖かい太陽の国へ出かける人、山へスキーに出かける人といろいろ。行き先は異なっても交通手段は自家用車と共通しているところが興味深い。カーナンバー1111AA49を解読しましょう。最後の2桁の数字は車を登録する県庁の県名で、49はアンジェが県庁のメーヌ・ロワール県になります。アンジェからパリに上がる場合(パリへ行く場合は例え北から来る人も『上がる』パリから出る場合『下がる』といいます。自己中心的な表現だと思われませんか?) パリ、パリ近郊の県名を77,78、92、93、95と誰もが知っているので (というのも他の県がどんな数字であるとか自分の国の地理に詳しくないフランス人は多数なので) 私達の様に49などがパリを車で走ると、ただ抜かされるだけでなく、道に迷う前に (必ず迷う・・) パリの人から大きなクラクションを鳴らされます。前回クラクションが遠くで聞こえたので「もしかしてパリのドライバーでも鳴らされる?」と思いきや、その鳴らされた車のナンバーは56のブルターニュのドライバーで我々と同じく地方者であることが判明。今はクラクションを鳴らされても動揺することがなくなりました。アンジェで時折気づくのはパリ近郊のドライバーが道に迷ったときのクラクションの音がやけに大きいこと。これは田舎者の反逆でしょうか?

REAL TV 2006年02月20日

一般市民が1つのアパートに同居する生活を24時間テレビやサイトで放映するBIG BROTHERというコンセプトから生まれたREAL TVをご存知ですか?フランスではロフトで同居なので番組名はロフトで、高視聴率を上げました。夏にサバイバルで島で生活『コ・ロンタ』、歌手になるまでのステップ『スター・アカデミー』『新しいスターを探して』、わがままな子供の再教育『スーパー・ナニー』等様々なREAL TVが存在します。最後の大金が目当てか、内容はともかく、番組で顔を知られるのが目的か、参加希望者は募るばかりで、テレビ局としては苦労をせず参加者を見つけて、しかも出演料が無料なので安いテレビ番組を作られます。
個人的に興味を持つ番組を紹介すると、『北京エクスプレス』と『ル・ロワイヨム』です。
『北京エクスプレス』 2人1チームで各自1日1ユーロの予算でパリから北京へたどり着く。ルールは宿泊にお金を支払わないで住民に泊めてもらうこと。各チーム「これはテレビ番組で・・・」とロシア語や中国語のルールを説明するカードを持っています。ロシアでのヒッチハイクなのでマフィアに遭遇するチーム、住民の歓迎に欠かせないヴォッカの乾杯と参加者の態度だけでなく文化の違いが面白い番組。ロシアと中国の境界近くまでたどり着いたので誰が優勝するかという楽しみがあります。
『ル・ロワイヨム』土曜日に始まったばかり。中世時代の暮らしを営み、王国側に住む側のルール、麦とレンズマメを食べるだけの農家のルールとそれぞれの立場のルールを守らなければなりません。農家から王国に立場が変わり権利を持つと見えてくる人格の違いは興味深いものです。
セザール、フランス映画の賞 2006年02月17日
フランスで最も権威のある映画のグランプリ、第31回セザール賞授賞式が2月25日、今年もシャトレ劇場
で行われます。劇場前には入場するタレントを一目見ようとファンや野次馬が取り巻きます。個人的に
楽しみにしているのは、各女優さんのドレスの趣味ですが、受賞者の、たった数分ステージに上がり発せ
られる受賞コメントやミニパフォーマンスも、その人柄みたいなのが垣間見れてなかなか面白いところ。
今年はキャロル・ブーケがプレジデントを務め、司会には女性コメディアンのヴァレリ・ルメルシエ。(2005年に映画「パレ・ロワイヤル」を監督&出演)、セザール名誉賞には、イメージチェンジをはかった英国
男優ヒュー・グラントが登場予定だそうです。そして今年のセザール注目映画といえば、作品、主演
男優、助演女優、監督、音楽などなんと9部門でノミネートされているジャック・オディアール監督の
「De battre, mon coeur s'est arrêté」(邦題「真夜中のピアニスト」) 。この映画私はまだ観ていない
のでなんとも言えませんが、評判どおりどこまで賞を獲得できるか見ものですね。
もらってうれしいデザイナーズ切手 2006年02月15日

ヴァレンタインデーの数日前、友人から届いた封筒を何気なく見ていたら、貼られた切手がハート型
だったのです。手紙の内容のほうは別にラブレターでもなんでもなかったんですが、とにかく切手が
かわいかったので、これはどこで入手したのだろうと興味を持ち、ちょっと調べてみましたら、どこの
郵便局でも、La poste(郵便局)のオンラインショップでも買えるということが分かりました。
ヴァレンタイン限定ではないけれど、毎年この時期にフランスの郵便局が発行、販売している有名
ブランドシリーズの切手です。2000年より続いていてるこのデザイナーズ切手では、ラクロワや
ラガーフェルド、サンローラン、シャネルといった有名どころが名を連ね、それぞれのメゾンの”らしさ”
を小さな切手上に表現。しかも販売はふつうの切手と同じお値段で郵便局で入手可能という、庶民
の手に簡単に届くのがうれしいところ。
ちなみに昨年はキャシャレルで、今年はジャン・ルイ・シェレル(Scherrer)。サイズ38 x 38 mm 、
1枚0.53ユーロ、5・10枚シートもあり。他にもトリノ冬季オリンピックスペシャル、印象派切手なんていう
のも売られています。素敵な切手を手にすると、時には電子メールを忘れて大切な人に一筆書いて
みたくなりませんか。
La posteのサイト http://timbres.laposte.fr/fre/
会社選択の基準
就職活動を始める前にこういう職種につきたい、○○会社で働きたいなあと想像されますか?それとも首都で働きたい、地元へ戻りたいと勤務地を絞ってから会社探しを始めますか?週末テレビを見ていてなるほどと思った会社の選択基準を発見しましたのでご紹介します。
統計上、会社が社員の健康を気遣い、維持すれば、社員は毎日入社し、効率よく働き、会社の利益が上昇するそうです。更に社員としては快適な老後を過ごせることになるので満足とダブル効果が出るそうです。
ではその会社の実施している社員の健康維持方法とは?ズバリ食事療法です。肥満な社員は社員食堂でダイエットムニューに決められたものを食べないといけません。(ダイエットムニューと言ってもサラダからピザまでバラエティーは豊富です。) そして週に1回会社に来る栄養士と自宅で取る朝食、夕食のメニューについて見直します。(例えば一食に食べるパンの量や野菜を食べているかなど)インタビューでは1年間で15キロ痩せた男性社員や2年間で10キロ軽減した社員食堂の女性社員を見ました。
肥満問題が深刻になってきているフランスに於いてこんな会社で働くのは魅力的ではありませんか?
ではその会社名とは?車製造のプジョーです。

フランスの母 2006年02月14日
住むと都ではないけれど帰国するときに気づく日本の不思議な点があります。
満員電車で子供連れをしている時やたとえ折りたたみでもベビーカーを片手に持っている時に感じる妙な孤独感、冷たい視線。母国であるだけにそういう態度に悲しくなります。だから若いママさん方はそういうことを避けるためにマイカーでショッピングやお出かけに行かれるのでしょうか?
フランスでは妊婦、幼児連れのママは身体障害者と同様にどこでも優先されます。
車内、バスの中(フランスではベビーカーを折りたたまないと法律に反するのですがアンジェでは誰もたたまずバスの中で大きな場所を取っています。)、スーパーのレジでの待ち順番。老人の方がバスや電車の中で妊婦さんに席を譲るのはもって当たり前。
確かにギャロントリーといって男の人が女の人の入り口のドアを開けてあげたり、レストランにて椅子を引いてあげたりするマナーが存在しますがこの優先順位はまた別のマナーのようです。逆にギャロントリーなんて聞いたことがなさそうな反抗期って感じの男の子に限って席をすぐに譲ってくれたり、バスでの乗り降りを助けてくれたりします。
妊婦さんは綺麗とかいう考え方が男の人にあるらしいのでそうやって話すきっかけを探しているのかも?とフランス人に言われたこともありますが、気を配ってもらうのならきっかけはどうであれ嬉しいこと。楽をできるのならしてしまおう・・・
職を奪うな!の言い分
今日も目撃しました。きれいなコートを着こみ、きちんと化粧したマダムの飼い犬が、歩道のど真ん中で
フンをしているのを。している間はそっぽ向いて知らんぷり、もちろんその後も知らんぷりで立ち去り
ました。しかもその間にタバコを一服、こちらも歩道にポイして・・・
ということで前回犬の糞の話を書きましたが、パリ人の、いやフランス人の道徳七不思議(?)の一つに
”公然のタバコの投げ捨て”があります。私なんか妙にそういうところには道徳心が働いてしまうのか、
吸ってもポイ捨てできない小心者です。むくつけき男性も、エレガントなマダムも、かわいい女子高校生
も、本当に皆ポイポイ道に捨てていますよね。彼らは厚顔無恥なのかと思っていましたが、というよりは
捨てることについて罪悪感がほとんどないようなんです。
ある時連れたちが例によってポイってやったので、つい「タバコのポイ捨て良くないんじゃない?」って
意見してみたら、「べつに君に迷惑かけるわけじゃなし」「フランスでは法で禁止されていないことは
やってもいいってことなんだよ」(!?)「公道にタバコの吸殻もごみも何もなかったら掃除人の職がなく
なっちゃうぢゃないか。。」はぁ、なるほど。お国柄の討論好き、理詰めでやってくる人も多いので口では
勝てません。。
それでもどこかでメンタリティの違いなのか、教育の違いなのかを意識せざるをえなかった私です。
ジュテームの壁 2006年02月08日
もうすぐヴァレンタインズディです。街にはプレゼントを贈るのを促進し購買力をそそる広告や、ネット
ショッピングのお得なプロモーションなどが目立ちます。そう、ハロウィン同様すっかりマーケティング化
された世界なんですね。ソルドも終盤戦、残り物の叩き売りや人ごみにちょっと辟易気味の私です。
そんななかもっとシンプルでクラシック、ピュアなヴァレンタインの迎え方(!?)を見つけました。
貴方は好きな人の名前を木や壁に彫ったことがありますか。
パリはモンマルトル、アベス・スクエアに「ジュテームの壁」というものが出来ています。(詳しくは
www.lesjetaime.com/ 仏語&英語) この壁の作発案者はFrédéric Baronという人。
この「ジュテームの壁」というのは、511枚ものA4サイズの石版が、長さ10m高さ4mにわたって張られ、
そこには手書きの紙を元に、世界中から集められた多くの言語で”ジュテーム”という言葉が刻まれて
いるという大変ロマンティックなものです。コンセプトは、壁はこれまでに人々を分断してきたけれど、
この壁はまさにその逆であり、言語や愛の言葉を通じて平和のつなぎとなってほしいというメッセージ。
作品の鑑賞はアクセスフリー、モンマルトル界隈に行くついでがあればふらりと立ち寄ってみるのも
良いかも知れません。そこには素敵な出会いもあったりして。。。
アンジェでの週末 2006年02月06日
「日曜日にお店が閉まっているのですか?では日曜日に何していますか?」
という生徒さんからの質問に答えるためにアンジェの週末の過ごし方をご紹介。
土曜日
幼稚園や小学校へ行く子供がいる場合、午前中授業があるので子供を学校へ連れて行くために朝早起きをする。
フランスでは共働きのカップルがほとんどなので、それからスーパーで買いだめ(一週間から二週間の買い物をする)をして平日のやりのこしの家事をしてしまうアンジェ人の数は多いはず。アンジェ人という含みにはもちろん男性も入ります。
他に 午前中 マルシェ(市場)へでかける。食料品からお花、衣料品、家具まで買えます。今の時期には蜂蜜がよく売られているかな。
午後 お昼寝をする。中心街のブティックのショッピングに出かける女性。(ランジェリーなどではプレゼントを買いに入る男性も見かけますが、やはりショッピングは女性の専門。)
晩御飯 家族や友達と一緒に頻繁に食べる。
夜 カフェヘ行き、夜中あたりにディスコへ。または食後に映画を観に出かけるアンジェ人も多し。
日曜日
カトリックでは日曜日は教会へ行く日です。(アンジェではそう見られませんが。) 教会へ行ってから休息する日であるので騒音の出る大掃除や日曜大工は避けましょう。
午前中 マルシェに行
午後 公園へ散歩に行く。サイクリングや水泳などスポーツをする。家族やお友達の家へ遊びに行く。フェスティバルや骨董市、美術館、エキスポ会場などイベントを新聞でチェックして出かける。
慣れてしまうとゆっくりとした週末の生活は欠かせないものです。
君はわたしのヴァランタン! 2006年02月03日
2月に入りパン屋のショーウインドーからガレット・デ・ロワが姿を消すと、今度は初物のイチゴを使った
ケーキや、リボンや花でかわいらしく飾られたチョコレートが姿を現します。そうヴァレンタインデーが
近づいているんですね。日本ではもっぱらチョコレート商戦ですが、フランスではチョコレート以外にも、
キャンディー、ケーキ、花束などが一般的なプレゼント。さらにもっと懐に余裕がある人向きには、
貴金属アクセサリーや靴、ドレス、果ては”夢の島で1週間”の豪華旅行を贈りましょう!なんて広告も
目にします。そして贈るのは、今日どちらかというと彼から彼女へという図式が優勢のようで、
”Saint-Valentin, la Fête des Amoureux” とうたい、結婚や同棲しているカップルでも贈り物をやり
取りします。要はお互い大事な人に贈り物をするのです。ですから義理チョコもありませんし、日本の
ように一方的に女性から男性への愛の告白の日である、という考えはあまり一般的ではないようです。
が、その昔 la demoiselle envoyait ce message au garçon de sa préférence "Tu seras mon Valentin,
je serai ta Valentine."君はわたしのヴァランタン!”、少女が”わたしは君のヴァランティヌ”と告白
していたようですが、一方でやはり少年が始めの一歩をリードすることが多かったという話もあります。
それから毎年の名物となっているサン・ヴァランタン村でのイベントをご存知でしょうか。これは、フランスの
ほぼ中央(パリから南へ約260km)に愛の守護聖人の名を冠した村サン・ヴァランタンというのがあって、
そこでは毎年出会いのソワレやショーなどの催しものが数日間にわたって行われ、参加カップルには
村から愛を誓った認証が発行されたりするという愛に満ち満ちた?イベントです。今年は2/11-14の
なんと4日間!臨時の郵便局も出来るとか。なかなかやりますね。しかもこの村、なぜか日本の岡山県
英田郡作東町と姉妹都市関係を結んでいるそうな。。。

クレープ・パーティー 2006年02月01日
2月2日はカトリックで奉献の祝日の日(FETE DE LA CHANDELEUR) です。キリストの生誕40日を祝いにローマから来た巡礼者と法王にお礼として一緒にクレープを食べろうそく(CHANDELLE)を捧げ持つ行進をしたことが起源です。
農業者にとって2月2日は冬の終わりで農業の仕事の再開を意味する日です。毎年この日にろうそくに火を灯し収穫が多いように祈りました。領主がクレープをご馳走すると言う習慣は変わらず守られてきました。
現在クレープだけでなくドーナツのような揚げ物を食べる地域もあるようです。
ではクレープ・パーティーを説明しましょう。1人あたりクレープ4枚の計算でクレープを焼きます。(クレープを投げてひっくり返すのに左の手にコインを入れて成功すると願いがかなうのですって)テーブルには何十枚もの重なったクレープのお皿に、中身に入れるものとして、ソーセージ、ハム、チーズ、スライスサーモン、手の凝ったものを好む方にはさらに目玉焼きを最後に加える。アラカルトで巻き寿司のごとくくるりと巻いて手でつかみ食べる。子供達には大うけです。デザートにはクレープに粉砂糖、ジャム、りんごのスライスのバター焼き、チョコレートとヘーゼルナッツ味のヌテラなどいかが?是非お楽しみあれ。

最近の風潮ちょっと掻い摘み 2006年01月30日

土曜日はむちゃくちゃ寒く体調も優れなかったけど、中国の正月パレードが近所であるというので
半ば付き合いで重い腰を上げ出かけました。パリの中華街まで行かずとも地元でも(パリ西近郊外の
街在住です)、中華新年のパレードやダンスなどのショーをやるというので、まぁどんなものかいっちょ
見てみるかという興味半分の気持ちからでした。
近年、ここの地に中国人の市民が増えたのか、文化的視野の拡大のためなのか、この旧正月のお祝いはますますポピュラーになりつつあります。以前はハロウィン同様、商業効果を狙ったスーパーマーケット等のマーケティング商法メインで、毎年旧正月が近づくとスーパーに赤い中華コーナーができ食品、
小物が並ぶといった程度でした。しかし今年は正月7日間は年頭のお祈りを書にした巨大な垂れ幕が
市役所の建物正面にかけられ街角には提灯が飾られるという力の入れようです。
はじめ出しぶっていた私も、いつしか華やかな衣装、身軽なダンサーの空中回転、派手派手な
竜の踊りやなんかに見とれていました。1時間にもわたり寒さも忘れ観賞に熱くなっていた聴衆。
最後は拍手喝さい、アンコール。。。
しかし日中でも太陽が見えず気温も2度しかない中、大太鼓を勢いよくたたくお兄さんは捻りはちまきに
半袖Tシャツといういでたち。20名ほどの若い中国人たちも薄いサテン地の赤と黄色の衣装を身に
まとっているだけとさすが気合が入っています。
おかしいのはショーの後、舞台のすぐ横でさっき出演した若者たちが衣装のままで話しているのを
何の気なく聞いていると、皆大変流暢に(失礼!たいていはフランスで生まれた中国人2世世代なので
当たり前かもしれませんが)彼ら同士フランス語で会話しています。当然といえば当然なのでしょうが、
そのしゃべり方がとても今時の若者そのもので、ショーの衣装と今さっきまでの真剣さにちょっとミスマッチなのでした。
そのときの話題がまさに、「あーあ家帰ってブログ更新しなきゃ」「あ、おまえもブロガーなんだ?」「昨日
きみにもリンク、メイレっといたよ」ってな具合。元は英語のコンピュータ用語も現代仏語流にアレンジして
使われている例そのものでした。このMailをしたというのを Mailé, Forwardで送ったを Forwardé・・・
他にもケーブルを引く、をCablé, 変身するRelookéなんていうのもよく耳にしますね。
運転免許証書き換えの罠 2006年01月27日
今、私の周りで二名、日本の運転免許証を持っているのに、フランスの運転免許証への書き換えが出来ず、教習所に通って試験を受けないとフランスで運転できない羽目に陥っている人がいます。
フランスに学生ビザ、あるいはワーキングホリディビザで来ている場合には、運転免許の書き換えはできません。フランスで運転したい場合には国際免許を取得して運転することになります(フランスの車は大部分がマニュアル車ですが)。しかし、その後結婚をしてそのままフランスに住むことになった、フランスで仕事をすることになり、就労ビザに変わった、などという場合には、新しいタイプのビザの申請の時から一年以内に、日本の免許証の法廷翻訳をつけて、県庁に免許証の申請に行かなければなりません。そうそう、フランスの運転免許証は更新なし、一度もらったら、死ぬまでその免許証を使います。そして、その期限内に申請しないと、日本の免許は無効となり、フランスで免許を取らねばならないのです。
私の友人達は、一人は結婚のために渡仏、もう一人は学生としてフランスに渡った後、現在は就労ビザでフランスに住んでいる、という人たちです。
ちなみに、フランスに正規滞在している人は、国際免許が使えません。
せっかく日本の免許を持っているのにそれが通用しないなんて?!と憤慨したくなりますが、そこは幾ら押しても引いても動かないものは動かない、というもののようです。
ということは、こちらの免許証をこちらで取得するしかない。つまり、フランスの教習所に通わなければならない、というわけです。
フランスの免許取得システムは日本とほぼ同様で、教習所で学科と教習があり、過程を修了すると各県の試験場に行って試験を受けます。かかる時間は日本とほぼ同様ですが、かかるお金は1000ユーロ程度から(最短の場合)、ですから、日本よりは安価です。
日本と違うのは、フランスでは、学課を全て終えて、試験が終わってから、教習に入る、ということ。また、教習所は自社の教習スペースというものを持たないので、運転は初めから路上になる、というところです。
費用の面では、日本ほどかからないのだから、それはいいのですが、やはり免許を持っているのに、教習所に通わなければならない、というのはやはり憤慨もの。
また、日本の免許を持っている場合は、交渉をすると、運転の方の試験は免除されるようですが、学課はどうしても逃れられないみたいです。
値段は安いのだからお得かも?とも思えますが、やはりネックは語学力。教習の本を買わされてそれを読んで勉強しながら、教習所でビデオを見て、模擬試験を毎回受けます。が、もちろん全てフランス語!日常生活では使わないような運転用の特別な単語もあるし、表現も知らないものなどがたくさん出てきますから、かなり難しいようです。
一人は最近、「泣く泣く」近所の教習所に学課の申し込みに行ってきた、と言っていました。
恐い話しですね。気をつけておきたいものです。
(写真はフランスの免許の写真。EU圏内で通用します)
予防健康法のわな? 2006年01月26日

前回書いた流行のウイルス性胃腸炎、遅ればせながらついに我が家にも上陸してしまいました。1歳半になる息子が託児所でもらってきてしまったのです。最初はまた食物アレルギーの一種かなと思いましたが、数日たっても嘔吐が止まず脱水症状になりかけそうだったので、昨日あわてて病院の夜間救急に連れて行く羽目に。小児科医に診てもらったところ、今この界隈ではとても流行っていると言うので残念ながら納得。そして看病に忙しい私もまもなく…
こういった病気の蔓延の予防は手をこまめに石鹸で洗うことだといいます。個人的には普段からかなり気をつけていますが、家族がかかるとけっこう避けがたいですよね。
そう昔学校でも言われたように風邪の予防方法は丁寧な手洗いが一番!というなんとも基本的かつ誰でも出来ることであるのに実際なかなか実行されていないものなのです。フランスに住み始めた皆さんはお気づきかと思いますが、概してフランス人は普段からあまり手を頻繁に洗いません(もちろん人にもよりますが・・・)
フランスには長い歴史を持つ”マルセイユ石鹸”がありますが、なぜか一般的石鹸の消費量はヨーロッパに中でもかなり低いほうとか。
公共トイレでもトイレの前には行列が出来ていても、その後手を洗うのに並ばされるということはまずないのです。実際自分が手を洗っている最中も、鏡越しに幾人か個室から出てきた女性が洗面台の前を素通りして出て行くのが見えたりして・・・。
自宅では問題ない手洗いによる予防法も、お食事に呼ばれたりした知人宅ではなかなか難しいことが多いです。フランスの多くのアパートのトイレは中に手洗いがついていませんので、いったん出てから洗面所に行って洗うことになります。しかしこの2つが結構離れていて、「手を洗いたいんだけど、どこにあるの?」と招待主に訊かなくてはならないこと多々です。間取りによっては寝室を通り抜けアパート中おじゃまして行かなくてはならなかったりします。
外食時もしかり。レストランに到着し席に案内されてからは、なかなか手だけ洗いにトイレに行き難いかったりしませんか。いくらフランス料理はフォークとナイフで食べるといっても、テーブルにサーヴィスされたバゲットやアペリティフのミニフールなんかは手で食べますよね。
なぁんてあれこれ考えすぎて神経質になりすぎてはいけませんが、病気になると美味しいものが食べられず心細くなってしまうので、この時期やっぱり気をつけるに越したことはありません。
春を呼ぶフェスティバルの季節 2006年01月24日

先日思いがけずフランスに最近来たばかりの方から問い合わせが入り、調べたおかげで気がつくと、
なんともうすぐ毎年恒例のアングレーム・マンガ見本市(1/26~29)の時期でなのでした。今年で
33回目のこのフェスティバルは年を追うごとに著名になり参加者も増え、内容も充実してきている
気がします。マンガ、アニメというとやはり日本、韓国のアジア勢そして今年は特に中国の参加が
目立ちます。
フランスでもしっかり市民権を得て久しい「マンガ」という言葉。「なにそれ?」という人はもはや稀
となった今日この頃、まだ一部ではアニメを漫画と混同・勘違いしている人もいるようですが
それはさておき。
この時期ヘキサゴン(=六角形:フランス国本土の形から、こういう呼ばれ方もする)はちょっとした
フェスティバル続きです。今週はナント音楽祭(1/25~29)、クレルモン・フェラン短編映画祭
(1/27~2/4)、そして2月11日からは120年余の伝統があるニースの大カーニバル…(~28日)。
これは思うに、日本の年が明けると”迎春”のいうように、心から春を迎える準備をするというような
意味合いからも、だんだんと日照時間が長くなりつつあるこの時期に春の訪れへの希望をゆだね
祭りを行うのではないか。冬の間寒いから、天気が悪いから・・・(実際はそれほどでもない)といって
室内履きを磨り減らしている市民に、まだ寒いけれど楽しいイベントを催し、外出して気分転換をして
冬のうつ状態を避けましょう、と促しているような気がします。ここ数日、妙に晴天続きのパリですが、
夕暮れ時美しい紅に染まった空を眺めるとなんだか癒されます。そして日暮れの時間をみると、
確実に昼が長くなってきているのがわかり、なんだか嬉しくなるのは私だけではないはず。
ボランティアの種類
先週は私達にとっての文化週間でした。木曜日にクリスマスプレゼントのコンサートへ行き(2時間30分の立ち尽くしで翌日の目覚めは辛かったです。) 、土曜日にいとこと彼らの両親と同伴で劇を観に行きました。当日知ったのですが、売り上げはすべて癌の研究に病院へ寄付されるとのこと。楽しみながら、ボランティアの方の手助けをすることになるなんて素晴らしいなぁと喜んで帰ってきました。
フランスには数々のボランティアがあります。
年末にクリスマスカードを売るユニセフ
1月から2月にかけて寄付金を集めて入院している子供たちの快適さの向上に使うピエス・ジョーヌ
自然災害にはすぐに現地へ薬や食料品、毛布などを持ち駆けつけるフランスで作られた赤十字やお医者さん
不要の服を回収してはほぼ無料の値段で売るエマウス
毎年12月初めに24時間テレビと同様、金・土・日曜日ノンストップで稀な遺伝性の病気の研究に使うように寄付金を集めるテレビ番組テレトンなど・・。
寄付金の金額はフランスでは確定申告において減税の対象になります。傾向として社会の中級階級の方の寄付金が増加しているらしいです。
私達は2月11日にソワレ(晩御飯とその後のダンスパーティーのこと)へ行きます。この利益はルーマニアの子供達の学校用品に使われます。知らず知らずのうちに自分もボランティアの一環に加わっているのってなんだか不思議です。

買いだめの季節 2006年01月23日
留学でフランスにいた頃はパリ日本大使館の『今年は平成○年です。』という掲示の目的に疑問を抱いていました。大使館の職員の方に「何故この様な掲示を?」と尋ねる勇気もありませんでした。フランスに住み出してからその答えを自然に見つけました。「今年2006年。では平成何年?」悲しいことですが、いつの間にか答えられなくなりました。大晦日の鐘が恋しくなるのは私だけではないはず。
アンジェの様な地方に住んでいると、和食を作る為に手ごろな価格で食材を見つけるのが大変。そんな私にとって有難い時期は1月29日から2月17日にあたる旧正月です。というのも中国に支店があるカルフールやジェオンといった大型スーパーがアジア系の食料品を安く売ってくれからです。日本米、のり、スパイシーなラーメン、あられ、中華そば、しゅうまいなど食材は年によって様々です。私たちはこの時期は買いだめに大忙し。よく友達から和食を作ってと頼まれるのでこの時期に買いだめをして2~3週間後にある冬休みに彼らを夕食に招待します。
留学生でパリに行かれる方には是非13区の中華街での前日の2月5日のパレードを観に行かれるようにお勧めします。華やかでにぎやかやパレードは寒さを忘れるのにはぴったりです。他のイベントについてはサイトをご覧下さい。
http://www.eurasie.net/webzine/rubrique.php3?id_rubrique=36
観劇の季節
フランスの冬は日が短くて、外で楽しむことがあまりできない分、劇場などでの催し物が多数あって、楽しめます。オペラなども冬のシーズンのものですし、その他、音楽会、ダンスなども目白押しです。
先日、人に誘われてクラシックバレエの発表会を見に行きました。演目は「ジゼル」の二幕目と俳句にインスピレーションを受けた創作ダンスでした。
若いアマチュアのダンサー達の踊りでしたが、一生懸命踊る姿が初々しく、楽しめました。
フランスには音楽や踊りのための国立の学校があり、コンセルヴァトワールと呼ばれます。
国で音楽家やダンサーを育てているのです。
さて、パリに住む日本人の人たちのブログなどを覗いていると、12月に何人かの方が、年末のクラシックバレエの公演を見に行った記事を書いていました。
ダンスのための高等のコンセルヴァトワールはパリとリヨンにあるそうで、それぞれクラシック部門とコンテンポラリー部門とあるのですが、それぞれ住み分けがあるそうです。クラシックはパリ、コンテンポラリーはリヨンなのだとか。そうですよね、パリと言えばやはり「オペラ座」が思い浮かぶくらい、クラシックバレエの殿堂というイメージがありますよね。
だから、リヨンにもオペラ座はあるのですが、クラシックバレエの公演は少ないそうで、むしろコンテンポラリーダンスの公演で素晴らしいものがしばしば催されるようです。
ところで、日仏ではお稽古事のメジャーなものに違いがありますが、その一つにクラシックバレエとバイオリンが挙げられると思います。クラシックバレエも、まぁ、本場なのだからそういうものなのかしら?と思いますが、女の子達が気軽に習いに行くようです。また、お金もあまりかからないみたいです。
また、日本では楽器演奏というと、まずピアノがお稽古事の第一として浮かぶように思いますが、フランスではバイオリンを習っている子供をしばしば見かけます。なるほど、バイオリンもお金がかかる楽器かもしれませんが(特に子供のうちは体の成長に合わせてサイズを変えていかねばならないため)、ピアノだって、安いものではありませんし、何と言っても家の中で場所を取ります。また、フランスではバイオリンがメジャーな分、中古品などもたくさん出回っているようで、本当にお金をかけなくても出来る音楽のようです。
フランスではこのような、日本ではお高くとまっていると思える分野の公演が非常に気軽に出かけられます。そこが楽しいところかもしれません。各都市にはオペラ座があり、秋・冬は様々な分野の公演が催され、年間パスを購入すれば、一つ一つの公演など本当に映画を見るより安いくらいの値段で見られたりするのです。
秋冬の夜長を劇場で過ごしてみるというのもフランス生活ならではかもしれません。
暖冬週間 2006年01月21日
現在、世界各地は異常気象と言える位の寒波が押し寄せているようですが、フランスは(少なくとも南半分)はここ数日暖かい日々が続いています。そして晴れた日が続いています。
ボードレールの詩などを読むと冬の重く暗い空の様子が描かれていますが、フランスでも地方では冬の晴れ間は青空が見えます。
それはやはり、都市の規模によるのでしょう。大都会はどうしても空気が汚れがちだし、その上、冬は日照時間も短く、天気の悪い日が多いので、暗いイメージになるのでしょう。
パリに住んだことのある友人達は口を揃えて、パリの冬は憂鬱だ、いつもどんよりと曇っているから、と言うので、私もそういうものか、と思ってフランスに来たのですが、意外に冬でもきれいに晴れる日が多いので、そういう日はホッとします。私自身は、フランスの地方都市を三つほど住んでみたのですが、どの都市でも青空が時折見えました。
パリはパリの良さがあり、地方は地方の良さがある、ということでしょうか。パリは都会な分、催し物の数も多いので、別の形で冬の楽しみがたくさんあるのですから。しかし、冬も晴れた日があるほうがいい、という人は冬のうつ病にならないためにも、地方都市に留学してみる、というのも一つの手かもしれませんね。
フランス流お歳暮お年賀お年玉 2006年01月18日
フランスに来て気が楽になったもののひとつに贈答品のやりとりがあります。
日本では暮れにお歳暮とか新年にお年賀、夏にはお中元、お祝いのお返し・・・と
機会ごとにデパートに行っては義理の贈り物選びに頭を悩ませていました。
こちらではこの手の話しは至って簡単で、よほど特別な地位にでもない限り
あまり高価なものを贈ったり贈られたりしないようです。
プレゼントをやり取りする機会としては、誕生日、クリスマス、合格祝い、出産祝いと
結婚祝い(ちなみに引き出物を贈る習慣はありません)くらいでしょうか。
お年玉はないので大人にとってはうれしい限りです。
いずれも金額で位を決めず、その人が欲しがっていたもの、その人が好きなものを
手書きのカードを添えて贈ります。
フランスに来たばかりの頃、私の知らなかった風習にEtrenneがあります。
これはたいていの住人がそのアパートのガーディアンとかコンシエルジュと呼ばれる人に
渡している、いわゆる心づけのお金で人によって金額は違いますし、またいくらでないと、
というのもありません。
時期も年末にする人もいれば年明けにする人も多いようです。
一般的には学生の場合は得にやらなくてもいいと大家さんからも言われていましたが、
心づけを渡しておくと、日ごろ荷物を預かってもらったり、何かと細かなお願い事も
スムーズにいくことが多いようです。
私の場合はその頃日本から頻繁に荷物が届いたり、鍵を無くしたとき夜分ドアを
開けに来てもらったり、水漏れしたときに修理を呼んでもらったりと、普段うーんとお世話に
なっていたので、学生であまりお金はなかったけどやはり少しでも渡したいと思ったものです。
要は気持ちの問題ですが。
先日我々も、いつもお世話になっている自宅アパートのガーディアンに、
日ごろの感謝の気持ちを込めてカードと共にEtrenneを渡しました。
雨、雨、雨
フランスで口語会話に天候の話題は欠かせません。
「今日は本当に暑いわねぇ~。いや~ね~。」
「今年の冬は大変寒くて光熱費のかかること。」
(聞いていると暑くても寒くても不満なフランス人。彼らの理想な気候とは?)
確信できることはフランス人が好まない気候は雨。
今日のアンジェは一日中雨でした。
午前中のアンジェ人の会話。
「今日は一日中雨が降るのですって。」
「週末も雨らしいわよ。」
(今日のような雨の日にフランス人は落ち込むことが多いらしいので雨の日のフランス人とのトラブルはできる限り避けましょう。)
私にとってフランスの夏が深刻な水不足であったため、雨の降る日を貴重であると感じなければならないのに、そういったことは誰も話題にしないのは不思議。
さらに不思議なのはどしゃぶりにもかかわらず傘をさす人口割合が低いこと。
(傘を持つのは外見上好ましくないから?それともフランス人は私の様にずぶぬれになっても風邪を引くことを知らないから?)
そういえば『傘やさん』というフランス語にまだ出会ったこともない。もしかして存在すらしない?
そういえば傘はどこで売られているのだろう?答えを知ったときは何て喜んだものでしょう。傘はかばん屋さんで売られています。日常品としては値段の高いこと !!(もしかしてそれがフランス人の傘を持たない第一理由では?)
いまだに不思議な国フランス・・・
スピード違反に御用心 2006年01月16日

フランスですっかりお馴染みになったレーダー探知機。高速道路だけでなく、国道でもあちらこちらと見かけるようになりました。そのレーダー探知機がテスト市として初めて設置されたのはアンジェでした。
仕組みを説明しましょう。
街の中では50km、国道では70~90㎞、高速道路では晴天なら130km、雨なら110kmとスピードが制限されています。
このレーダー探知機は例えば70kmの所を72㎞で車が走っていると、写真を撮影します。はっきり見えない写真、運転手の顔が見えない写真はそのままゴミ箱へ捨てられます。
写真に運転手の顔とカーナンバーがある場合、カーナンバーより自動的に住所が見つけられ自宅に罰金の請求書が届きます。罰金の金額は基本額の35€から違反しているスピード数に割合して増加します。請求書には支払期限日が印刷されているのでそれまでに県庁へ支払いに行きましょう。でないと10%増し、さらに10%増しと金額が大きくなるのでご注意。在仏していない旅行中のヨーロッパ人にも請求書は送られます。
レーダー探知機がある数十m前にレーダー探知機がありますという看板の設置が法律で決まっています。その看板を見て慌ててスピードを落とすドライバーも少なくはありません。
現在レーダー探知機の位置を載せる地図、道のりのサイトや毎時間新しいレーダー探知機の設置位置を知らせてくれるラジオ番組まであります。
これならどうだぁとばかりにバイク警察どこかでカメラ撮影でスピード違反を撮影したり、パリやマルセイユなどの大きな街ではヘリコプターでスピード違反をしている車をバイクの警察に知らせて彼らが追跡したりするそうです。
政府が国の収入を増やすためだとか、交通事故数を減らすためだとかディスカッションは絶えませんが、安全運転が第一です。
冬の装いの準備
数日前にフランス全土でソルドが始まりました。この土曜日はどこも大変な人出だったようです。ところで、冬のソルドで何を買うのがお徳か、ともし問われれば、私は冬の防寒用品と答えます。なぜなら防寒用具は必需品だからです。
日本からフランスに来る際、たいていの人は日本で使っていたコートやブーツ、手袋などを持ってきますが、実際フランスで生活してみると、日本から持ってきたコート類などはイマイチ使えないことが多いです。なぜなら寒さの度合いが違うから。
北海道などだったら、ヨーロッパと変わらない寒さかもしれませんが、本州以南と比べるとフランスの冬はかなり寒い。そこで必要とされるコートの種類もかなり違うなぁと感じます。ブーツなども然り。日本人の友人で最近日本から持ってきたロングブーツを数日履いていたら、足の指がしもやけになっていた、という人がいました。
2006年のアンジェ市の人口数は? 2006年01月11日

フランス国勢調査は5年毎に行われています。
前々回1999年の国勢調査ではアンジェ人口数は156 327人でした。前回の調査が2004年、そして次回が2009年。また2009年より国勢調査が毎年行われることになりました。
何故かまだサイトでも前回の2004年度の国政調査結果は見られないようです。それほど時間のかかる仕事なのでしょうか?そんなペースで毎年調査をして結果を載せる時間はあるのかな?不思議な国フランス。
http://www.insee.fr/fr/recensement/page_accueil_rp.htm
2009年度の国勢調査に向けてアンジェでは2006年1月4日から18日に今回の国勢調査を説明する市長からの手紙がポストへ届きます。対象は6402住居です。
その後1月19日から2月25日にアンジェ市のバッチを付けた(誰にでもうかつにドアを開けないようにと言う意味で書いてあるのかな?) アンジェ市公務員がアンケートをしに家を回ります。アンケートの内容は、家族構成(性別、年齢、人数)、学校名、仕事内容、仕事・学校までの交通機関、それにかかる時間です。また住居を持たない人(SDFと言います)やキャンピングカーの中で暮らす人の人数は1月19,20日と2日間にわたり公務員により数えられます。
こうしてアンジェの人口形態、経済状態などがはっきりとして、街の状態にあった政治を行えるということらしいです
サパン・ドゥ・ノエルの新年 2006年01月10日
毎年この時期になると、道端やごみ集積所に捨てられている使命を終えたサパン(クリスマスツリー)を見てちょっと悲しい気分になります。12月には綺麗に飾られ眺められ、ひのめを見ていたサパンも1月になると早々に捨てられる運命にあるのです。小さく切られて売られているものは、根がつかないものだそうだから、たとえ庭に植えてもよく育たないのでしょうが、大半は庭も広いベランダもないアパート暮らしをしていたサパン君、疲れてくると乾燥し針葉を床に落とし散らばって嫌われてしまうのです。かわいそうに。
まったく個人的な意見ではありますが、この本物の伐採されたサパンを毎年買って1ヵ月後に捨ててしまうという習慣にはどうもなじめません。小さな規模かもしれないけど森林伐採(?)につながるし、捨てられている姿が(歩道に無造作に転がっていたりして、人々の捨て方も悪い!)なんとも哀れ。ごみの収集の人の手もやかせるし。。。そんなことなら模して作られたニセツリーを一度かっておけば経済的だし、毎年出し入れして飾るだけですむのに…などと思ってしまうのはやはり日本人的発想?夢がないのでしょうか。親戚にこの意見を言うとこんな答えが。「だって子供のころからサパンはちょっと奮発してでも本物を買って飾り付けるのがノエルを迎える儀式みたいなものだからね。それにサパン独特のいい匂いがなくっちゃだめよ」なるほど、習慣と考え方の違いここにも、ってところでしょうか。
ちなみにこんなサイトがありました。
(http://www.handicap-international.org/esperanza/site/onglet3/chapitre2/sac_a_sapin.asp)。
サパン・ドゥ・ノエルのバイオロジカルな捨て方。土に返るサパン用ゴミ袋なんてものもありました。要は正しく使って正しく捨てればいいのですね。
喫煙・禁煙 2006年01月09日
今回、久々に長距離の電車に乗りました。片道5時間です。インターネットで予約して席を押さえたのですが、何と行きも帰りも全車両禁煙でした。
今、フランスではタバコ一箱が5ユーロ近くします。肺がんなどのタバコに寄る害を少なくしようという政府の意図によって、多くの税金が掛けられているからです。値上がりのせいで、喫煙を止めた人はたくさんいます。しかし、それでももちろん吸う人もいます。
飛行機は今や全面的に禁煙ですが、その傾向が、列車にも広まったとは!喫煙者にとっては私がしたこの5時間の旅ですら、さぞや苦痛なものになってしまったに違いありません。
フランスでは一般的に建物内における、喫煙場所の指定が徹底しています。各職場では必ず喫煙場所を設ける義務があり、その代わり、喫煙場所以外で吸うことは法によって禁じられています。飲食店なども喫煙者用テーブルと非喫煙者用テーブルは分けて設けられていますが、これに関しては案外いい加減なようです。場合によっては喫煙者を非喫煙者用テーブルに通すこともあるようです。また、学校も喫煙禁止。吸う場合は外に出なければなりません。
日本人にとって不思議なのは、フランスでは喫煙に関する年齢制限がない、ということ。子供でも吸えるのです。ですから、中高生などはしばしばタバコを吸っていますし、それが禁じられることはない。ただ、学校内で吸うのは厳禁なので、学校の門を出た途端にプカ~というわけです。
不思議なのは、屋内での規制がこれだけ厳しいのに、屋外での規制が何もない、ということ。屋外はどこででも喫煙自由。混雑した道路上でも、公園の中でも。そして、吸殻もどこにでも捨てます。だからフランスでは吸殻がどこの道にでも落ちています。
結局、非喫煙者の権利を守っているように見えても、どこか片手落ちの感があるのが現状。日本と比べて喫煙しづらいか、と、もし問われれば、そうでもない、と答えられるでしょう。ただし、フランスではタバコ代が日本に比べてずっと高い、というのがフランスに来て禁煙を促すかもしれません。
年2回の大イベント近づく 2006年01月06日
冬のソルド(バーゲンセール)が近づき購買力をそそる広告が街中にあふれています。30、40、50%引き・・・知り合いの中にも、毎年この年2回のイベントを楽しみにしているという人が少なくありません。
パリでは1月11日から2月21日までとなっており、この時期お店には人が大勢入っているものの実際買っている人はわずか。今は買うのをこらえ来週に備え下見をしているのでしょう。しかしこの時期本当に物入りです。クリスマスには親族へのプレゼントをたっぷり用意しなくてはならなかったし、年が明ければ、なぜか行かなきゃ損な気がしてしまうソルド到来。。。先月のクリスマス用贈答品の売り上げは前年比から3.5%アップしたそうで、フランス人の購買力や気前のよさが多少上向きになってきている傾向が見られます。
しかもロンドンではパリに先駆けて12月26日からセールをスタート。ユーロスターのキャンペーン広告でも分かるようにフランスからの客も期待しているそうです。
さきがけといえば、いつも「これってアリなのかなぁ?」と思っているのがパリの棒有名コンセプトストアや一部の店舗で行っている先駆けセール。政府公認のスタート日前に、あえてソルドと謳わずに”こちらの商品○○%引き”として、混雑嫌いなクライアントを獲得し売り上げを得ていたりするやつです。実際尋ねてみるとソルドが始まっても同じ割引率にしかならないらしいので、それなら選択肢がまだ多くある早いうちにゆっくりと選んで買った方が特ですよね。
さて友人伝来のソルド攻略の裏技ですが、セールの下見は出来れば前日の夕方にすると効果的です。というのは前日の閉店前(この日はいつもより早めに店を閉めて値札などの準備をするところが多い)に、セール用商品の到来、列が出来るレジ前を広くしたりとソルド対応用の配置に変えることが多々あるからです。お目当ての商品が何処に置かれているかをチェックし、当日はスカートを履いてブーツはなるべく避けた格好でいきましょう。靴を買うつもりならブーツを履いていると試すのに面倒だし、スカートなら試着室が混雑していてもその下から試着できるからです(!)余りエレガントな方法ではありませんが、実際かなりの人がやっています。お目当てのものがある方がんばって!

フランスの公衆トイレ 2006年01月05日
フランスに住んでいて外出したときに困るのは、公衆トイレがあまりない、ということです。いや、公衆トイレはあるけれども、汚くて、とてもじゃないけど、入る気になれない。
日本ではその場合は、コンビニ、パチンコ屋、デパート、スーパーなど、ありとあらゆるところに用を足せる場所がありますが、フランスでは駅ですら、入れるような綺麗な公衆トイレがない状況。デパートなどもあれだけ売り場をきれいに飾り付けているのに、トイレは小さくてしかもあまりきれいじゃないのが、一般的です。
原因は、フランス人が日本人ほど頻繁にトイレに行かない、というのが大きな理由として挙げられます。本当にフランス人はトイレに行かない。だから、外出時にトイレに行くことなどあまりないのでしょう。
では、その場合どうしたら、いいのか?
フランスでは外出時にトイレに入ろうと思ったら、お金を払おう、と思っておくほうがいいように思います。有人の公衆トイレはたいてい綺麗で、入り口で紙を渡されて、あとでチップを払います。さもなくば、あらかじめ、0,30ユーロ、0,50ユーロ、などと明記されているところもあります。それでなかったら、カフェに入って、そこのトイレに入る、というのも手です。一番安いエスプレッソだったら、2ユーロもしません(パリ以外の場合。パリではもっと高いはずです)から、ちょっと休めてついでにトイレを借りれたら便利かもしれませんね(?)。
面白いのが、フランスのトイレは普通、座式トイレなのですが、パリの下町の由緒ありそうなカフェなどに行くと、アラブ式、と言われる、しゃがむタイプのトイレがしばしばあることです。足を置く場所の前方に穴があり、用を足した後は、足置き場の周り全体に水が流れるようになっています。日本で昔よくあったタイプのものと似ているようでちょっと違うタイプの便器です。
こんなふうに、日本とはちょっと勝手が違うフランスでの外出時のトイレ状況。かと言ってどうか臆せず、どんどん外出して、フランスの空気を感じて欲しいと思います。
留学中の恥は・・・ 2006年01月04日
私の学生時代のお話。
夏期講習のホームステイ先でのショックの1つは自分のフランス語力がシェパードよりも低いと自覚した時。
「お手。」
「おすわり。」
「伏せ。」
「外へ行き。」
その後の犬の動作を見ながら「あぁ、きっとこういう意味なのだろう。」と辞書で確認しつつ覚えていきました。さすがに3週間のステイ終了時には犬用語はばっちりでした。
またそのステイ先にバカンスで孫が遊びに来ていたときのこと。
彼のパパが卓球上手で「一緒にする?」と誘ってくれました。卓球2時間している間はフランスの会話が必要ありません。退屈しないで楽しい時間を過ごせました。
(大学で卓球を授業で習っていてよかった~)
後日和菓子作りに挑戦。マダムはビデオカメラで撮影開始。孫が私へ会話してきます。「・・・・・・?」
まったくその質問内容が分からなかった私、
「ははは・・・。」と笑ってごまかす始末。
みんなでカセットを観ている時に、再び孫
「彼女僕の言ったこと全然分からなかったで。」
何故かこのセリフはしっかり聞き取れました。5~6歳の孫に馬鹿にされている・・
留学中の友達に話したとき
「でも彼のほうがフランス生活長いから当たり前やで。」
ほ~。それ以来悩むのをやめました。
バカンス中にフランス人の友達の家にいた時。
「危ないから注意して道を渡らないと。」と言った友達の文章、実は1週間前に学校で習ったばっかりだったんです。生で聞いて感動した私は道の真ん中で立ち尽くす始末。本当に車に引かれそうになりました。
今では笑えるエピソード。皆さんも留学中の恥はかき捨ててフランス滞在を満喫してください。
冬のソルド 2006年01月03日
1月11日よりソルドという名の大バーゲン(10%~70%割引)がアンジェに限らずフランス全般で始まります。フランスのソルドの開始日は映画と同じで何故か水曜日です。
では賢いソルドのショッピングの仕方を学びましょう。
お店に入って商品を探す手間を省くために、またお客さんが少なく静かなうちのソルドの1週間前に(つまり今週中)気になる商品の位置、値段をチェックしておく。
11日初日にソルドができる方はお店の開店時間を見ておく。(パリでは夜中の12時に開くところがあります。アンジェでは市長が店員の夜働に反対なので朝の8時以前に開くことはありません。)
ソルドにおける規則
元の値段と値下げしてからの2つの値段を(割引を証明するために)表示する。
お店によっては普段売られていない商品価値の下がる商品をソルド中に売ることがあるのでソルドのムードに巻き込まれて何でも買わないように。
試着せずに購入した服の値札を切る前に家で試してみてサイズが合わない場合、レシートを持ってお店に行けば商品の交換可能です。お店によっては商品の取替えをいたしませんなどと書いてありますがこれは法律に反することなので遠慮なく店員に取替えを要求してください。
ソルド予算の大きな方へ。
アンジェ在住の場合、ナントまたはパリまでソルドのショッピングに行く価値があります。またアンジェ郊外のセギニエールにマルク・アベニューというブランド品ばかりを安く売っているところがありますのでソルドには最適です。
仕事始めは2日
フランスでの新年、本当に味気ないです。31日の夜、友達と大騒ぎをしてパーティーをします。12時になったら「ボナネ」と言いながら、新年の挨拶をして、屋外に出て、花火や爆竹をして遊びます。
1日は祭日でたいていの人は二日酔いと寝不足で家でひっくり返って休んでいます。大体、翌日から普通の平日なのですから。
フランスでは正月というものがないのです。この時期の休暇は正月ではなく、クリスマスを中心としたものであり、学校だって、たとえば今年の場合は3日から始まります。
日本に住む家族や親戚から、正月で電話がかかってくると、向こうは三が日でおとそ気分で寛いでいるのに、こちらは仕事の準備できりきりし始めているのですから、腹立たしくなります。もちろんこういう気持ちは、日本が祭日でこちらが平日のときはいつも感じるものですが…。
私は常々思うのですが、フランスにおけるクリスマスが、日本での正月の趣があり、日本のクリスマスの雰囲気はこちらの大晦日・新年です。というと、イメージが沸いてくるでしょうか。新年というのは、わぁ~っと友達同士で盛り上がっておしまい!というものみたいです。逆にクリスマスは、夜もひっそりとして、皆家族で集まって、ご馳走を食べています。
だから、日本に住むフランス人にとっては、日本でのクリスマスは実に味気なくてつまらないみたいです。だって、ケーキとチキンかなんか食べて終わりですものね。
人それぞれ、生まれ育った土地での慣習は捨てがたいもののようです。
ギャレット・デ・ロワ 2006年01月02日
1月6日にイエス・キリストの御公現の祝う日としてギャレット・デ・ロワを食べます。この日にギャレットを食べる理由としては2種類の伝説があります。
1、ローマ時代に12月の暗い時期から太陽が再出現した日を祝う日でギャレット・デ・ロワの中に1つ隠されているフェーブという陶製人形は収穫を意味するシンボルである。
2、東方の3博士がイエス・キリストの生誕を知り、プレゼントを持って到着した日でこの日がクリスマスの祝いの終了日である。この日にギャレットを貧富問わず多くの人に分けて食べられた。聖母の分も誰かに分けることでフェーブを引いた人がその日の男の子なら王、女の子なら王女になる。
現在学校や職場で年始の仕事始めとして、家族の初顔合わせの機会としてギャレットが食べられます。フェーブが入ったギャレットを食べた人がその日の王、王女になり王冠をつけます。そして次回のギャレットを食べる機会を主催しなれければなりません。子供時代には王冠をかぶるのに喜んでいたフランス人が、大人になるとフェーブを口の中に隠して誰も見ていないときを見計らって、他の人のギャレットのお皿の中に入れて次回のギャレット購入を避ける傾向にあるようです。伝統が時代ともに進展しつつも1月中のデザートには決まってギャレットを食べるのはやはりフランスにギャレットが欠かせないのでしょう。

大晦日から年明けに何が起こる? 2006年01月01日
2005年ももう幾日もないなぁと思っていたら早くも大晦日であった。日本のような年の瀬、年賀状、大掃除、貸し借り清算(そんなのもありましたか)、などという”年が明ける前に何々を・・・”という押し迫った感覚はあまりなく、なんとなく友人たちや家族で集まって飲み食いして過ごすという人が多いので、日本のせわしい年末になれてた人にはちょっと風情がなく感じるのではないかと思います。しかも大晦日(=Saint-Sylvestreと呼ばれる)の夜は零時まで飲み食い、床に就くのが丑三つ時、よって翌日元旦は昼頃まで寝ているというのが私の周りの面々の毎年の行動パターン。悲しいかな、初日の出は誰も拝もうとしていません。
パリではこのSaint-Sylvestreの夜は特別にメトロが終夜運転されます。運転間隔や運行される線の詳細についてはこちらのHPhttp://www.ratp.fr/で調べておけば夜遊びをしても、タクシーが捕まらなくても(こういう日はまず空車は見つかりませんし)何とか家に帰れるでしょう。しかも31日の午後五時から元旦の正午までは無料!サービス運転なので乗車にチケットはいりません。ただし気をつけなくてはいけないのは、年明け前後のシャンゼリゼ通り界隈です。お祭り気分で楽しいけれども、一昨年も友人がシャンゼリゼにカウントダウンに行ってスリにあってしまったり、近くに投げられた爆竹に脅威を感じたそうです。こちらでは年明けと同時に周囲の人と誰彼構わずビズをするので、この機会を利用しようとする寂しい男性もちらほら。女性は要注意です。そして私も数年前にあったのですが、路上では若者たちがシャンパンを飲んでその瓶を派手に割ったり、泡をかけてきたりすることもあるので、このイベント結構危険だということご承知おきくださいませ。
ボナネ ! 2005年12月28日
クリスマスの胃もたれが続く中スーパーの広告は大晦日にむけての晩御飯のメニューだらけです。以前は「帆立貝をもう1回食べられる。」と興奮したものですが、年のせいでしょうか、今は想像するだけで満腹になります。もしかするとここ2~3日24日の夕食の残り物を食べていたせいかも知れませんが・・・
今年の大晦日はパリで友達と一緒に過ごす予定です。
12月31日午前0時になると(午後11時50分あたりからテレビでカウントダウンを見るのを忘れずに。)
お互いに頬にキスをして(回数は地方により異なります。アンジェ4回、パリ2回、ディジョン3回。アンジェ人曰くアンジェ人は欲張りなので最高の4回だとか。アンジェ人の知り合いに20人会った時を想像してみてください。挨拶だけで時間がかかり、結構体力を消耗します。)
午前0時に お互いにキスをしながら、「ボナネ。トゥメブ。」と言います。
(明けましておめでとうございます。今年が貴方にとってよい年でありますように。という意味です。)
それからお家へ帰り一眠りした後近くに住む家族への「ボナネ。」の挨拶回りをします。
1月中に知り合いの方と初顔合わせの際には「ボナネ。」と会話を始めるのをお忘れなく。
昨今クリスマスディナー事情 2005年12月27日
義両親の家へクリスマスディナーに行きました。義両親はフランス人です。けれども信仰心にも篤くないので、クリスマスの日は適当にごちそうを食べる、というタイプです。
今回、久々に彼らの家へクリスマス・ディナーをしに行って驚きました。なんと全て出来合いだったのです。
どれもこれも、下手に家で作るより美味しかったので、満足しましたが、家へ入っても、何かを焼いている匂いすらない、というのは不思議なものでした。その代わり、ガス台にかかった、鍋にはお湯が張ってあり、そこにパックの食材が温められていました。
実際、クリスマスディナーで食するものは、家で作るものより、買ってくるものの方が多いです。牡蠣やチーズに始まり、フォアグラもたいてい買ってくるし、デザートのビュッシュ・ド・ノエルだって、今時家で作る人は少ないと思います。そして、私の知る限り、最近は食事が重いので、ビュッシュ・ド・ノエルはアイスクリームで出来たものを買う人が多いように思います・・・。
スーパーに行くたびに、これでは、家で何も作らなくても十分クリスマスディナーは準備できるな、と思っていましたが、なーるほど、うちの義母のように伝統にこだわらない、有職主婦などがこういうものを買うのでしょう。そこそこ良い物を買ったのか、本当にお味は良かったです・・・。
ビニール袋の将来 2005年12月26日
ル・クレールというスーパーが買い物のビニール袋をなくしましょうキャンペーンでカバという買い物袋を導入し始めてから数年後、カルフールとジェオンなどの他のスーパーもカバを売り出し始めました。今やスーパーのビニール袋はアンジェではなくなりつつあります。
カバは1€前後で25kgの買い物商品を入れられるという丈夫な袋です。カバを1度買えば以後古くなるとお店で取り替えをしてもらえます。買い物へ行く時にはカバを忘れずにお店に持って行く習慣をつけるようにしましょう。忘れた場合新しいカバを買うかそのまま買い物商品を車に入れて帰ることになりますので要注意。
ところでビニール袋がなくなると書きましたが、正確に言うとプラスティックのビニール袋がなくなります。ご存知の通りプラスティックはごみとして捨てられた場合土に溶けることがなく残ります。そこで考えられているのが土に溶ける原材料からできたビニール袋です。現時点で商品化されているのはとうもろこしから作られたビニール袋です。プラスティックの0,1€に比べて0,4~0,5€と原価が上がりますが、市場、近くのお肉屋さんや魚屋さんなどビニール袋に代用する物がまだ見つけられていない分野でとうもろこしから作られた袋を使うのは素敵だと思われませんか?
帰省 2005年12月23日
相変わらず、クリスマスの話題です。仕方ないのです。クリスマスはフランスで最も大事な行事なのです。日本における正月のような位置、と言えば少しイメージがわくでしょうか。
24日は夕方で全ての店が閉まります。そして24日の夜は家族で晩餐。宗教的な人はその夜に教会のクリスマスミサに出席します。24日の夜は街に出ても本当にひっそりしていて、しいんとしています。そして翌25日のランチも大事な食事です。夕方まで延々と食べ続けるという感じでしょうか。
ともかく25日はフランスは全国的に休み。皆家族と共に過ごす日なのです。地方によっては26日も祭日だったりします。
つまり、皆クリスマスには親元に帰ります。学校や大学の休暇もクリスマスを中心に組まれていて、たとえば今年の場合は学校の休みは12月17日土曜日から1月2日まで。何と、3日から学校は始まるのです。
日本よりもずっと伝統的な風習が強いフランスですが、それでも、フランス人の旦那さんや彼を持つ友達が言うところでは、昨今は独立して暮らしている男性などはクリスマスに親元に帰るのが面倒くさいのだそうです。毎年帰って、別に特別な話があるわけじゃないし、退屈するだけだし・・・と。
どこの国でも同じような傾向にあるのですね。
フランスのクリスマス 2005年12月22日
こちらもクリスマスのお話。
私の子供の頃のクリスマスの思い出というとやはり、サンタさん何をお願いするかを手紙に書いて
母に投函してもらい、24日の夜眠りについたらサンタさんがやってきて、ツリーに吊るしておいた靴下にプレゼントを入れておいてくれるというものでした。欲張りな私はいつも父のを拝借して大きなくつ下を吊るしていましたっけ。。
時は変わり今時の子はもうそういうお話は信じない子が多いようですが、フランスで面白いなと思うのは、インターネットでサンタ(ぺールノエルという)に手紙を書くことができるシステムが用意されていること。後日ちゃんと返事の手紙が来るんですよ。これはフランスの郵便局が無料で行っているサービスhttp://www.laposte.fr/pere-noel/ecrire_au_pere_noel.phpで、なかなか夢があっていいなぁと個人的に思って毎年利用しています。ちなみに利用にあたって年齢制限はないようです。
あと面白いのが、日本ではプレゼントは吊るした靴下の中(入るサイズのものは・・・)という習慣だったと思いますが、これはどうもプロテスタント系のクリスマス慣習からきているものらしいです。カトリック主流のフランスでは、プレゼントは25日の朝起きてもみの木の下におかれているのを探しに行くとか、イヴの夜ツリーの下に自分の靴や室内履きを置いてからベッドに行き、朝目覚めるとその中に入れられているというパターンが多いようです。ちょっとした違い、興味深いと思いませんか。

クリスマス市とツリー
11月末から、フランスの各地でクリスマス市が開かれています。ドイツやオーストリアの方が本場だそうですが、今ではフランスでもたいていの町にクリスマス市が立ちます。
元々はクリスマスのための準備のものを売っていたのだそうで、パテやフォアグラ、お菓子などの食料品、クリスマスツリー飾り、などが売っていました。今ではクリスマスプレゼント用のものが多く売られています。また、寒さの中の買い物なので、ホットワインなどの温かい飲み物、クレープ、焼き栗、ワッフルなどもそこここで売られていて、寒さで冷えた身体を温めてくれます。
そうそう、クリスマスツリーは今はどこの国でも飾られる、クリスマスのシンボルですが、フランスとドイツの国境にあるストラスブールが発祥地と言われています。プロテスタントの人々が始めた習慣です。そう考えてみると、クリスマスツリーの飾りって抽象的な形をしているものが多いですよね。
そのせいか、フランスの、特に南の方ではツリーは伝統的ではなく、むしろサントン人形と呼ばれるキリストの誕生の瞬間を表現する人形を飾るのがポピュラーなようです。偶像を大事にするカトリックの伝統のようです。とは言っても今では全世界的な傾向を取り入れて、ツリーの足元にサントン人形を飾るお宅が多いようですが。
混雑 2005年12月21日
いよいよ今週末がクリスマスです。年末の日本人のように、フランス人はこの時期大変忙しい。クリスマスのための準備があるからです。
まずは子供たちのためのプレゼント。伝統的にはフランスではクリスマスのとき家族全員でプレゼント交換をしていたようですが、近年は宗教色も薄れてきたためか、大人同士のプレゼントは省略化される傾向にあります。先日もニュースで、今年のクリスマスへの出費は若干減少傾向にあるそうで、皆さん、お財布の紐は固くなってきているようです。とは言っても、子供へのプレゼントは惜しまず、というのが全体的な傾向で、つまり食事にかけるお金を節約しようというのが今の風潮のようです。
とは言っても、スーパーに行けば、フォアグラ、チョコレート、丸ごとの家禽類、スモークサーモン、魚介類などは所狭しと並んでおり、やはり、クリスマスディナーは豪華なようです。
おもちゃ売り場も普段より3倍くらいは規模を拡大して、プレゼント商戦を煽っています。包装紙やリボンも脇で売っているので、明らかにこれはプレゼントのための商品なのでしょう。
多くの人がプレゼントを買い求めるこの時期、大型商店では、包装を有料でやってくれるコーナーが出現します。有料、というと語弊がありますね。包装紙でプレゼントをパッキングしてくれるのですが、脇に募金箱が置いてあって、お礼のお金を入れるようになっています。はっきりと「○ユーロ」と料金を書いてある店もありますが。
ところが、一般的にフランス人は包装が下手で、平素から包装の仕事をしているわけではない人がそういうコーナーにいたりするので、我々手先の器用な日本人はそういう人に頼むより、自分でやったほうがよっぽどきれいに包めるかもしれません。以前、親戚へのプレゼントの包装を頼んだら、びりっと角を破られてしまい、「あーあ、やっちゃった」と言いながら、その破れた包装を渡された経験があるので。それがフランス感覚なんですけどね。
ともかくあー、忙しい、というのがこの時期です。街中大混雑。掻き入れ時なのです。
クリスマスのディナー 2005年12月20日
12月24日の真夜中にプレゼントを開ける前に忘れてはならないディナーのメニューについてのお話。午後8時にお客さんが来られるとして、夜中までは時間がたっぷりあります。
まずはアペリティフ。カクテルに挑戦してみるのもよし、またはカシスのクリームとシャンパーニュ割のキール・ロワイヤルなどいかが?
前菜には海の幸で代表される牡蠣。アンジェは地理的に近いブルターニュの牡蠣がほとんどです。開いた状態でお皿にならべてあるので、みじん切りのエシャロット入りの赤ワインビネガーと一緒にお召し上がりください。手荒い用にレモンの汁と水に入ったボールを横に用意しておくことが大事。
もう1つ前菜として欠かせないのがフォアグラです。専用のパンと一緒に買って下さい。パンはトースターですこし焼いてさくっとさせます。これに少し厚めに切ったフォアグラをのせて食べて下さい。
メインには七面鳥の丸焼き。オーブンに入れて長時間焼くとよいでしょう。時折焼き汁を七面鳥にかけないと表面がぱさぱさになります。栗または野菜と一緒に食べます。
デザートにはビュッシュ・ド・ノエル。茶色いバターロールケーキが切り株の形で飾りとして小人がつけられています。七面鳥まで食べるとすでにお腹がいっぱいでしょうという人にはアイスクリームのビュッシュをお勧めします。

クリスマス前の日曜日 2005年12月19日
フランスに住んでみて驚くことの一つには、日曜日に店が閉まる、という事実があります。
日本で暮らしていれば、日曜日はお買い物デー、個人商店で無い限り、日曜日に店が閉まっている、ということは考えられません。さらに日曜日に閉まってしまうような個人商店は滅亡の危機にさらされているのが日本の現状です。
しかし、フランスでは、日曜は休みなのです。それはキリスト教の倫理にも基づいたものであり、観光客を相手にして店や飲食店を除いて、各種商店が日曜日に営業をすることが法律により禁じられているのです。(食料品を売る市場は別です)
ですが、特別に営業許可が下りるのが、クリスマス前の日曜日。なぜならば、クリスマス前は、クリスマスの準備のためのプレゼント、あるいはご馳走の準備のために多くの人が買い物に出るからです。
かくしてフランスにおいて、クリスマス前の日曜のみが営業する権利がある日曜日なのです。昼ごろ街中に行ってみたら、営業している店は半分くらいでした。
年末のチョコレート 2005年12月15日
今まで別の都市にいたので、知らなかったのですが、リヨンでは11月の中旬ごろから、「パピヨン」(蝶という意味)と呼ばれるチョコレートがあちこちのスーパーに並び始めます。
各種チョコレートを銀紙で包んだものです。
フランス版フォーチュン・クッキーならぬ、フォーチュン・チョコレート、といった感じでしょうか。中には、格言とも言えるような箴言が書かれた紙が入っており、基本的には年末年始の新年の祈願、のためのようです。
老舗のRévillon以外にも様々なメーカーがこのフォーチュン・チョコレートを作っていて、中には、新年の時の爆竹騒ぎように、と紐型の爆竹が入ったものもあるようです。
起源は確かではないのですが、風説では、ある時、リヨンの青年がある女性に恋をし、その気持ちを打ち明けたいがために、このフォーチュン・チョコレートを親戚に頼んで作った、というのが起源のようです。基本的には南フランスの伝統のようで、南仏ではやはり同じような伝統があるようです。
なにはともあれ、やっぱり占いが書いてあるものって楽しいですよね?!
道案内の仕方 2005年12月12日
時折ドライバーに道を聞かれます。
「○○通りを探しています。」(私の家の近くで迷っている方のほとんどが行き先は駅前)
地図持参なら
「現在位置はここで、○○通りは地図でいうとここにあります。」と指差しながら説明できるので比較的簡単。
地図を持っていない方には
「Uターンをされて突き当りまで行くと○○広場へ出て、それから市役所の前を通ってまっすぐ行くと大丈夫です。」と何とか説明可能。
疑問
私が東京で道に迷った場合在住らしき外国人の方に道を尋ねるだろうか?
やはりフランスは多重国籍の国であり、フランス人が日本人に道を尋ねるのが当たり前?それともフランスの友達曰く女の子に声をかける手段の1つ?
パリジャン同士が道を教えるのに
「凱旋門の近くです。」とか有名な建物を例に使えるでしょう。
アンジェ人同士の場合。
「○○通りはどこ?」
「・・カフェがある□□通りの2つ目の信号を右折したら着く。」
(アンジェのすべてのカフェの位置を知っているということはあり得るとは思えず。)
「ああ、なるほど。どこか分かった。」
(そういうもの~?・・カフェの位置を知らないのは私だけ?もしアンジェに・・カフェが2つあったらどうするの?)
私にはアンジェはまだまだ不思議な街です。
サンタクロースの謎

サンタクロースについての調査
氏名 ペール・ノエル
年齢 不明(白いヒゲから察するに年老いていることは明らかである)
住所 北極 通りの名前(北極にあるかは不明だが)など詳しい住所については誰も知らない。有名人のごとくトップシークレットだからであろうか?フィンランドではないか?という質問にフィンランド留学生から北極であると言われた。
配偶者の有無 メール・ノエルという言葉が存在する事実からサンタクロースは既婚であると思われる。
プレゼントの注文書
子供達はクリスマスプレゼントをもらうためには原則としてサンタさんへプレゼントの注文書を送る必要がある。希望プレゼントの名前を書いた手紙または広告より希望商品を切り抜き貼った手紙の形でよい。サンタさんの事務所(または家 !?) で働く小人よりサンタ自身のサイン入った返事が後日届くらしい。彼は様々な言語を話し、世界各国の子供達へ返事を書くらしい。
封筒の住所について
毎年多くのサンタ宛の手紙を扱うフランス郵便局員はペール・ノエルさえ書いてあれば北極まで手紙を届けてくれるらしい。郵送料の節約をしたい方にはフランスの郵便局のサイトにリンクが存在するのでサンタへ直接メールを送ることも可能である。
治安 2005年12月10日
フランスでの騒擾が報道されていた間の日本の家族、友達からのメール、電話のほとんどがアンジェは大丈夫?といった質問でした。騒擾がアンジェ人の会話の話題になり、危険と言われる地域へ行くことを避けたりもしましたが、特に何も起こりませんでした。
フランスで車が燃えることは時折あります。騒擾が原因で燃車数の増加はアンジェではありませんでした。国内でも騒擾が報道で聞き恐れていたほど広がることはなく地域がパリ郊外に限定されたままだった様に思われます。
アンジェに来られる生徒さんからもよく治安について質問が出ます。いつも申し上げているのは、
夜、女の子の1人歩きを避け、誰かと一緒に行動すること。
友達と数人でいる時にも油断をせずに貴重品には気をつけること。
街中でかばんが開けっ放しの状態で歩かないこと。
ATMよりお金を引き出すときには暗証番号を後ろの人に見られないように、隠してうつこと。外国住まいの身なのでその国の時事には関心をもつこと。(騒擾やストライキなど知っておきましょう。)
用心するに越したことはありません。生徒さんからアンジェでの治安に慣れてパリなどの大都市で不注意になりがちですと聞くので治安がよい所と言えるでしょう。
クリスマス休暇 2005年12月08日

12月に入ると留学生の皆さんは直前のテストよりもクリスマス休暇のお話をされます。
「バカンスはアルザスへ行きます。」とか
「パリのクリスマスのイルミネーションを見に行きます。」など。
フランスに住んでしばらくになりますが、未だに不思議に思うことがあります。それはクリスマス休暇の日程です。今年の場合12月16日夜から(授業終了次第という意味で16日中の数時間も有効に利用しようというメッセージを感じずにはいられません) 1月3日朝まで(朝目が覚めた時点で休暇は終わりですという意味 !?)
フランスはカトリックの国であるので、クリスマスが重視されるのは承知の上です。しかし元旦が過ぎるとすぐに学校というのは、お正月が無視されている様で私にはどうも変です。
フランス人に限らず他のヨーロッパの国の生徒が
「じゃあ、お正月に何をするの?」という質問。
「真夜中のお寺の鐘を聞きながら、年越しそばを食べ、それから初詣にお寺へ行き、今年もよろしくお願いしますと家族へ挨拶をしてまわり、おせち料理を食べます。」
「でもここは日本じゃないから・・・」
やはりお正月を家族でゆっくりと過ごすという観念は日本人でないと理解しがたいものなのでしょうか?
物忘れの防止法
年とともに記憶力が低下してきた私はスケジュール帳の仕事のアポイントから友達に返すDVDの名前まですべてメモするように心がけています。フランス人の方にはそういった習慣がないのか、「いや~感心。立派な秘書になれますよ。」とよくお褒めの言葉を頂きます。
アンジェ留学中に驚いたことの1つがミニュトゥリーでした。例えば、学校のトイレに入り、電気をつけると、この電気がミニュトゥリーになっていて1分後に自動的に消えるというしくみです。(実際には3~4分後だ !!と思うのですが)
「どうしてミニュトゥリー?」
先生、ステイ先誰もが、「消し忘れても大丈夫だから。」
しかしながら、電気がついている間は電気を消費しているわけで、1分で消してすむところを、3~4分つけっ放しは電気代の無駄だと思いませんか?
残念ながら、当時の私のフランス語のレベルで「消し忘れても大丈夫だから。」の返事として上記の質問をするのは不可能でした。
今ではすっかりミニュトゥリーに慣れてしまい疑問に感じることもなくなりました。‘自動的’の魅力でしょうか?物忘れを防止する方法を考えるよりも忘れてもいい方法を考えるなんて思いつきませんでした。
アポイントを忘れてもいい方法は存在しないのかな・・・?
ファストフード?! 2005年12月03日
フランスにもマクドナルドはあります。若い人は「マクド(MacDo)」と呼びます。けれど、日本ほどはたくさん無いと思います。でも、どんどん増えている感じがあります。「マクド」と同じくらい、フランス国内に店舗があるのが「クイック(Quick)」という名のハンバーガーチェーン店です。似たような内容の店です。どちらの方が味が良いか、ということに関しては色々な意見があるようです。
私自身は滅多にこの手の食事をしたいとは思わないのですが、時には魔がさします。先日、お腹が空いていたので、ふとマクドに行こうか、という考えが頭をよぎりました。しかし、店のドアを開けて中を見てすぐあきらめました。食事をするような時間帯ではなかったにもかかわらず、レジには行列が出来ていたからです。注文をするまでに少なくとも10分は並ばなければならなかったでしょう。
そうなのです。フランスでマクドナルドに入るとたいていどこでもこんな風にレジに行列ができているのです。人件費削減のため、レジ係が少ないためなのか、あるいは奥で調理をする人数も少ないのか、作りたてを食べられる、という特典はあるものの、「ファストフード」という日本での名称とはかなりかけ離れた状態です。
また、気になるのはお値段。日本のマクドナルドより、かなり高くなります。セットメニューは、デラックスなハンバーガー類を一つとLサイズのポテトとドリンク、という組み合わせにたいていなっていますが、これで5,5ユーロ程度。現在のレートに直せば770円。現地に住む人間の感覚から言っても、決してお安くありません。その辺はやはり需要と供給のバランスなのかもしれません。よりたくさんのマクドナルドがあるお隣の国・ドイツに行くと、同じ内容のセットメニューがたいて1ユーロほど安くなって売られていますから。
いずれにしても、日本と同じ感覚でマクドナルドへ行くと、痛い目に会うでしょう。待たされるし、高い。どうせだったら、マクドナルドは日本でも食べられるのだから、フランス、あるいはヨーロッパで一番人気のファストフード、ドネル・ケバブのサンドイッチはいかがですか。ボリュームもあって、美味しいし、いまや、ありとあらゆる街角にケバブサンドイッチのスタンドが立っています。もちろん、味が違ってもマナーはヨーロピアン。注文を受けてから、肉をそぎ切り、客に要望を聞きながら、好みの野菜やソースをかけていきます。お試しあれ!
チョコレート 2005年12月01日
世界で第2番目のチョコレート消費者はフランス人だそうです。第1番はスイス人だとか。1年の中でチョコレートの消費が多い時期は何と言ってもクリスマスとイースター祭です。12月に、年内お仕事の関係上お世話になった方へのお礼として、又はお見舞いのお土産としてのお花にプラスして、クリスマス24日の晩御飯または25日の昼食に招待されたときの手土産として、急のクリスマスプレゼントが必要でまた相手に喜ばれそうなもののアイデアが浮かばない場合(基本的にチョコレートは誰もが好きなものであり、嫌いな人はいないという仮定)と様々な状況にチョコレートは欠かせません。
クリスマスツリーの飾りにサンタさんの形のぶら下げるようにひもがついたチョコレートもあります。子供達はクリスマスの日までそれを食べてはいけないそうで、毎日今か今かと待ちながら眺めています。
クリスマスまで我慢させる目的かどうか分かりませんが、カロンドリエ・ダボンと言うのがあります。12月1日から25日までのカレンダーで日付の窓があり、毎日その日の窓を開けては中のチョコレートを食べるのです。そして25日を開けるときにはサンタさんからプレゼントが届いている・・・というしくみです。
今日からカレンダーが始まります
冬到来 2005年11月21日
ここ数日、急に寒くなりました。朝などは零下です。道や車の窓ガラスは凍っているし、コート無しではとても外を歩けません。
この秋は暖かい日が続き、特に10月中は例年にないほど暖かい日が続きました。けれども10月末に時間も冬時間になったのに従って、日が暮れるのも早くなってきた、と思っているうちに、急激に寒くなってきたのです。
東京や関西の人は、「気温10度以下」「零下」などと聞くと、「信じられない」「そんな寒さの中をどうやって生活するのか」と不思議に思うようですが、慣れてみると案外つらくありません。
家は遮断性が高く、暖房で温めた空気が逃げないようになっていますし、セントラルヒーティングが多いですから、トイレまでほかほかです。寒さに強いフランス人たちは、冬の間も家の中ではTシャツ一枚で過ごしていたりするほどです。
また、寒いのですから、外出するときの服装もしっかり防寒します。コートや帽子や手袋、ブーツというのはヨーロッパではおしゃれ品ではなく、実用品です。だからこそ、本当に暖かく、そして種類もたくさんあって楽しめます。
そう考えると、ヨーロッパの冬もなかなか楽しいものです。今週末あたりから、街中のレストランなどで、店頭にホットワインを置き始めたところも出たようです。
冷える冬の日の散歩にホットワイン。身を切る寒さの中をワインを飲んで温まりながら、街を散策する人たち。リヨンではもうすぐ「光の祭典」も始まるし、いよいよ冬が、寒さと楽しみを引き連れてきました。



